JK、失敗。
ふわふわしたもの。
キラキラしたもの。
新しいもの。
ハヤリのもの。
アイドル、モデル、ラブソング。
オモシロイこと。
楽しいこと。
全部好き。みんな好き!
なんとなくJKってそんなイメージ。
完璧!…のハズだったんだけどなぁ。
周りにバレないようにそっと溜め息をついてみる。
小学生のときは、それなりに友達は居たと思う。
休み時間はおしゃべりしたり、遊んだりしてた。
給食とか体育の時間も、グループに入れないことはなかった。
でも、いつも誰かの次だったり、人数合わせ。
その場では参加してるけど、約束をした記憶がない。
休みの日に遊ぼうとか、そういうのが全くなかった。
私が求められてるんじゃなくて、誰でもいいんだなって気付いた。
中学生になって、自分から友達と離れた。
正直、本当の友達だったらそれでも仲良くしてくれるかな?なんて思ってた。
現実は甘くなかったね。
やっぱり、友達なんて居なかったんだ。
それからは、勉強だけを頑張った。
とはいっても元々成績は良いとは言えないレベルだったから、平均よりは上になったかなって位だけど。
まぁ、そのおかげでこの高校に入れたんだけどね!
ちょっと地元から遠いけど、おかげで中学の私を知ってる人はほとんど居ない。
だから、入学までに必死になってメイクを覚えて、髪も染めてみたりして、いわゆる高校デビューってやつをしようとしてたわけです、はい。
でも、失敗。
メイクは、塗りすぎてオバケみたいになっちゃってから、薄めを心がけてた。
髪も染めたけどちょこっと明るくしただけだし、なんとなくパーマは手が出せなかった。
つまり、足りなかった。
同じクラスのホンモノJKは、髪はくるくるのふわふわで、目も大きくてぱっちり。
結果、明るい子グループには馴染めず、大人しい子グループからはよそよそしくされてる。
あーあ。
残りのJKライフ、いや高校生活、どうやって過ごそうかなぁ…。




