ゲームの前夜祭
2016/3/08名前直しました。少し変えました
静かな沈黙を破ったのは鈴美だった
「今から能力とか選ぶんだよね?」
「そうだよ」
鈴美と琴美顔を見合わせニヤッと笑った
「じゃあ」と鈴美が言った
「それもゲームで」と琴美が言った
「「きめようよ!」」そして二人で合わせて言った
二人が言った内容は能力・能力を上げる武器をゲームで決めるというものだった
「・・・それはゲームの結果によって能力たちがもらえなかったり、その逆の能力がたくさん手に入るということなのかな?」
「そゆこと」
「物わかりいいね」
「そのかわりゲームは僕が決めるよ」
「「いいよー」」
ラインはその場で座り考えるそぶりを見せた。
そしてその場に静寂が訪れた。
鈴美と琴美はその場でラインが考えているのを見ていた。
~30秒後
「30分経過~」
~60秒後
「1時間経過~」
「君たちって静かに待っていることできないの!?まぁいいやゲームはドラゴンナイツっていうオンラインゲームで僕が出したモンスターを倒せたかどうかででどうかい?」
「めんどいからそれでいーよ」
「俺もさんせーい」
「「でもそれってさ俺/私たちの得意ゲームだよ?」
ラインからゲーム内容を聞いた二人は自信満々に言っていた
それにたいしてラインも自信満々にしていた
「おkってことだねちょっと作るから待ってて」
そういうとラインは空中で何かを組み立てるように手を動かした。
すると手を動かした場所にポリゴンが集まっていき2台のパソコンが何もなかったはずの空間に浮いていた。
「すごーい!!」
「はやくはやくやろ!!使ってみたい!!」
二人はうきっうきっで用意をしていった
ーゲームの中
二人はドラゴンナイツ内で一番広い草原の一番端にでた
「琴手加減なしでいくよ」
「もっちろん鈴チートもありだよ」
二人は軽い足取りで戦う場所に向かった
「やぁ待ってたよお二人さん早速始めよっか」
「いちいち1匹ずつはめんどいから一気にやって」
「!わかった死んでも知らないよ!!」
ラインが手を水平になぐと後ろの背景が歪みそこからモンスターが30匹這い出てきた
ーギシャアアアアア
「ねえあれレベル100以上のモンスターだね~私たちが100だから少しきついかな?」
「きつい?うなもんやってみなきゃわかんねーだろ!?」
「だよね!!」
「「さぁ前夜祭の始まりだ!!」」
ーギシャアアアアア
二人が叫んだのと同時にモンスターが動き出した。
モンスターのほとんどが複合魔物というものだったしっぽが蛇だったり胴体が鶏頭が牛というものもいた。
ドラゴンナイツではこんな気持ち悪い組み合わせはなかった
「ことお気持ち悪いよおおなんなのこの組み合わせはああ触らないでえええ」
「ねえ頑張って気持ち悪いのは我慢して倒せばいいんだよ」
「さわりたくもないよおおおおお」
姉妹のポジションが反対になっている。
説明しよう鈴美はホラーが無理な人種で見ると泣きだし何もしなくなってしまうのだ。逆に琴美はホラーが大好きである
ーくうん?
そんな鈴美のもとに可愛らしい子犬がよってきた
戦いの場に不釣り合いな子犬が
「うわーんひっくひっ?犬がきたあ」
ーわんわん!!
子犬が鈴美によって行った光景にラインは心底驚いた顔をした
「珍しいなその子がなつくなんて」
その言葉を聞いた鈴美は剣を持ちなおすと切っ先をラインでも複合魔物にも向けずに走り寄ってきた子犬に向けた。その様子を見たラインは焦ったような顔をし琴美はあーやっぱりかーという感じで敵を倒していていた。
「いい加減にしろよ気持ち悪いあそこにいる複合魔物の方がまだましだ反吐がでる俺の目の前から消滅しろ!!」
そういうと剣が虹色に輝きだした輝きだした剣を見た子犬とラインは驚愕の表情をしていた
「な、なんで犬にしか見えないはずなのに友好mobにしか見えないはずなのに」
そして虹色の光がひときわ輝き
「もう二度と現われるんじゃねぇスターバースト!!」
虹色の剣を鈴美は横にないだすると犬の後ろにいたモンスターも2つに分かれ絶命した。犬は粉々に切られ塵となって消えた。あっという間にモンスターが10体ほどに減った。それをみた琴音は
「ねえやっるうー♪犬が嫌いだものねぇ~w」
「琴音いいから早くお前も最強魔法打て俺がすべて倒すぞ?」
「おkおkわかってるよじゃあいくよ」
そして琴音の周りに風が吹き始めた
「風妖精の鉄槌!!」
風が打ち出され起動線上にいたモンスターすべてが圧殺された
鈴美と琴美はハイタッチをしていた一方ラインは唖然としていた
「なんで?モンスターすべてレベル200以上に設定してたのにまさか瞬殺だなんて、しかも外見も精神ぐらつかせるために可愛いのと気持ち悪いのを置いたのに...どうして...」
ラインはぶつぶつ言い続けていた
「じゃあ能力とか武器を言うから頂戴ね」
「早くしないと切るからね?」
「はいっ分かりました。切らないで」
顔に失笑を張り付けたまま双子からの欲しい能力を何とか用意したライン
ーラインと会った部屋
「じゃあ鈴美が炎と時で琴美が命と風だね」
「うん能力はね」
「次は武器」
「げっそうだった」
双子の要望を聞きながら武器を作成していった
「鈴美が剣、琴美が杖だね?」
「「そだよー」」
ついでに失敗と言い張り失敗した物をもらっていたりする失敗物の中には防具らしきものもみれる。
「さてこれで満足かい?てかなんで失敗したものまで持ってんの?なんで防具的なもの作らせてんのかなぁ?」
「さっきのモンスターをここの空間に召喚できる?できれば10体ぐらい」
琴美はラインが言っていたこときれいにスルーして手に入れた能力を使ってみたいらしくうずうずしていてラインの文句を雑音としてしか受け取ってないようだ。
「できるけどそのかわり手に持ってる武器とか返しててか消すから」
そしてブワンという音ともに双子が持っていた武器たちが消えた。そして消えたと同時にさっき戦った複合魔物が500体現れ琴美の手には剣が鈴美の手には杖が現れた
「はい用意したよ!!これで満足かい!?」




