表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険者パーティーを追放~「戻って来いと言っても知らないからな」と言ってパーティーを抜けた俺は、魔眼の力を使い最強冒険者を目指します~  作者: 夢見叶
第四章 アリスの過去と王都からの招集

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

68/68

女神の集い 1

 この世界は六人の女神と一人の神様が作り出したと言われている。


 スキルを生み出した女神、ルールを作った女神、生き物を生み出した女神、草木に海を作った女神、命を生み出して与えた女神、死を司る女神の六人。それと、全知全能、この世界の全てを知り、その全てを支配する神。この六人の女神と神様が力を合わせて作り出した世界。その世界に俺達は生きている。


 今日はその女神達六人が全員揃う日。


「皆久しぶりね」


「そうね。何年ぶりかしら?」


「百年ぶりくらいじゃない」


「もうそんなになるね。でもどうして今日招集がかかったのかしら?」


「そんなの私も知らないわよ」


 話している二人の女神は、生き物を生み出した女神クリエスとルールを作った女神ルールー。クリエスは青色の長い髪に青色の目をしていて、六人の女神の中で一番背が高い。ルールーは紫色の髪に紫色の目を持っている。女神の中でもトップの知識力を持っているとされている。


「彼女が来れば分かるでしょ」


「そうですね」


 二人が話していると、


「あら、クリエスにルールー、お久しぶりね」


 草木に海を作り出した女神、ナチュラがやって来た。緑の髪に緑の目を持つ女神。この世界に存在する生物であれば好きな時に何処にでも呼び出すことが出来る。


「久しぶりナチュラ」


「お久しぶりですねナチュラ」


「まだあなた達だけなの?」


「ええ、約束の時間までもう少し時間が有りますから」


「そうね」


 三人の女神たちはそれぞれ時間を確認している。


 すると、


「おひさー!」


 元気な声が部屋の中に響く。


「ライフ、久しぶり」


 命を生み出し与えた女神ライフ。ブロンドの長い髪に金色の目を持つ女神。


「あの二人はまだ来てないの?」


「まだ見たいよ。でも一緒に来ることはないでしょ」


「そうね。仲悪いしね」


 話されているのは、スキルを生み出した女神であるレーネと死を司る女神デリアの二人である。この二人は仲が悪く目を合わせれば喧嘩をしている。


「でもそろそろ時間だし来るでしょって、噂をすればね」


 四人が視線を向ける方向からレーネがやって来た。


「皆久しぶり、今日は集まってくれてありがとうね」


 レーネが皆に挨拶する。


「久しぶりですね。今日はどうして招集を掛けたのかしら?」


「そのことについては全員そろってから話すわ。後は、デリアだけね」


 レーネが集まっているメンバーを見ながら言う。


「今回は私からの招集だったし素直に集まってくれないかもと思っていたけどやっぱりか」


 少し声のトーンが落ち落ち込んでいるレーネ。普段ならデリアの顔を見なくて済んでよかったと言っているレーネも今回は少し違う様子。


「もう少ししたら来るでしょ」


 女神たち五人はテーブルを囲む形で椅子に座る。


 そんな時、


「あら、皆さん早いですね」


 黒く長い髪をなびかせながら入ってきたデリア。皆を待たせていても一切悪いと思っていない様子。デリアは死を司る女神。自由に人の生死に干渉することが出来る能力を持っているが、神によりその能力の使用を封じられている。それは、デリアの性格のせいでもあるが、これはまた別の話。


「遅いですよデリアさん」


「あら、そうだったかしら」


 デリアは開いている席に座る。


「では、これで女神が六人そろいましたね。それでは、今回の議題にして召集の理由について話させていただきます」

 最後までお読みいただきありがとうございます。


「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


「今後どうなるのっ……!」


と思ったら


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークすると更新通知が受け取れるようになります!


ブクマ、評価は作者の励みになります!


何卒よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ