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殺し屋と白猫  作者: 凍霜
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   第2話

い、言っておくけれどっ、これは吹き飛ばして第3話に行っちゃってよねっ!(殴

ほ、本編と一切関係ないんだからっ!

銀の髪を、赤いリボンでポニーテールにして、



瞳は闇で光るほど赤く、





右腰に弓矢を、


左腰に刀を2本、



背中に鞄を、



黒いコートを身にまとい、



そのコートの中には、



銃に、



マシンガンに、



ナイフに、



その他もろもろ、



備え付け、



草原をさみしく歩いているのは、






通称死刑執行人、ショナ。






父をも殺し、



ヘソクリまで奪い、



父に何も言われない、



自由を求め、



家を飛び出した。



持ってきたものは、



鞄に、



ヘソクリに、



食料に、



その他もろもろ、



草原を1人歩いているのは、






通称死刑執行人、ショナ。






――――彼女の行き先は、



  誰にも分からない。





†          †          †          †          †




足取りは、重いのか軽いのか分からなかった。


父を殺した、という思いに、やっと自由になれたといううれしさ。


もう取り返しはつかない、と自分に言い聞かせる。



「……っつ」


  

岩に躓いてしまった。武器が、辺りに散らばる。


両足が痛い。



「イタッ……」



幸い、血は流れていない。このまま歩き続けられそう。


立ち上がると、また歩き始めた。


武器のことに気づき、コートの中にまたいれた。


辺りは、明るくなり始めてた。



「太陽さんのおでましだな」



空を見上げると、何故か母の姿が見えた。これは漫画とかにあるワンシーンだろうな。きっと。



「お母さん……どうして帰ってこないの? 死んでなんかないよね?」



顔をまた行き先に戻した。


この先はどんな道だったっけ? などなどいろいろ考える。



「この先は、確か、ビュリの町だったな。確か、果物生産が盛んな町だった」



果物が欲しくなり、足が自然と速くなる。


さて、これからどうなるんだろう?



期待と不安が混じった。

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