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奇術師の涙  作者: 片霧 孤帖
3/7

やって来たぜプラント王国!!(※風の国です)

「お、弟らしき人から連絡来た。あれかな?名前は…玉藻?なるほど、とうとう女の子になったのか。」


玉藻は普段からちょくちょく女子に間違われるからなー

でもこのゲーム性別変えられないはずなんだけどなー


『はいはーい?ザクロさんだよー?』

『今どこにいるんだよ?王都の中央ポーターの噴水の屍の周りにはそれらしい人いないんだけど?』

『あなたのう・し・ろ♡』

「うわあ!!!ちょっ急に背後に立つのなしで!!」

「えへ。で?とうとう玉藻は女の子になったの?」

「は?どこからどう見ても男だろ。」

「狐耳萌えな女子にしか見えないけど?」

「俺は男だーーーーー!!!!!!!」


うるさいなーもう。周りの屍さんがびっくりしてるじゃん。

あ、びっくりしてるのは男の娘だったことですか。そうですか。


「あ、あのぅ。下からすみません。何故あなたたちは動けるのですか?」


あ、人間族の屍さんが喋った。


「んー?ゲームを始める前の準備は情報収集だけじゃないってことだよー?」

「姉貴、屍が増えると変なのに絡まれるから別の所行こ。」


やってきました、冒険者ギルド本部!!

屍の中にいると目立つからね

それよりなんかギルドがβの時よりおっきくなってない…?増築したのかな


「いやー。ギルドに酒場が併設されていてよかったー。ここなら内緒話できるねー」

「こんな所あるんだな。公式ホームページにはこんなこと書いてなかったぞ?」

「ここはゲームというより異世界だからねー。基本的に入れない所も、出来ないことも無いんだよねー。王国だから法律もあるし、NPCにも生活があるから、工事中とか身分で入れなかったりはするけど。外国に来たと思って楽しんだほうがいいと思うよー。βの時にそれで物流がストップしたり、牢屋に入れられたり、酷い人は暗殺されてたからねー。…私に。」

「なるほど、解禁された公式の掲示板に真っ先に書かれた“住民には優しくすべし”ってそういうこと。」


あ、公式のホームページ公開されてるんだ。

ゲームの中からじゃないと見れないのは変わってないみたいだなー


「で、ねーちゃんはスキルどんなのにしたの?」

「人のスキルを聞く前に自分のを見せるのが礼儀だろう?」

「俺のはこんな感じ。」


玉藻 男 狐族

lev1

HP/250

MP/350(+35)


メインスキル

・幻術魔法 lev1

・眷属召喚 lev1

・MP上昇 lev1

・結界魔法 lev1

・駆け出し鍛冶師lev1

・駆け出し裁縫師lev1

・駆け出し木工師lev1

・刀術lev1

・身体能力上昇lev1

・雷魔法lev1


サブスキル



称号

【男の娘】:一部の特殊装備を除いて装備がすべて女性用になる。(性能に問題はありません。)

      にしし。そこらの女の子より女子力あるんじゃないかぁ?



「乙。」

「泣いていいかな?」

「じゃあ、私のねー。」



ザクロ 女 バンパイア

Lev1

HP/400(+10)

MP/300(+45)


メインスキル

・吸血 lev3

・催眠 lev2

・日光無効 lev5

・ナイトフィールド lev1

・糸術 lev1

・鎌術 lev1

・駆け出し錬金術師 lev1

・駆け出し薬師 lev1

・黒魔法 lev1

・MP上昇 lev1


サブスキル


称号

【先達の指標】:βテスターの特典。HP・MP+10

【最恐の魔女】:魔女を怒らせてはいけない。魔法系のスキルの経験値1.3倍



「このステータスなに…?」

「β得点。サービスが終わるときに装備&お金の一部かステータス得点かを選べたんだよねー。あ、レベルが上がってるのは玉藻を迎えに行くときにスキル使ったからだと思う。」

「最恐の魔女って…。何したの…。」

「マナーのなってない異邦人プレイヤーを叩きのめした。」

「あー!このβ有名人板の“魔女”ってねーちゃん?」

「内緒にしてねー?喋ったら首狩るから。」

「イエッサー。」


さて、プレイヤーが屍からリビングデッドになってきたからそろそろ動きますか。


「取り合えず、冒険者ギルドと商業ギルドに登録した後どうする?」

「まあ。あそこでしょ。」

「あそこね。」


やってきました王立図書館!!

登録するときに私の種族にビビった受付の子のおかげで冒険者ギルドが大騒ぎになったり、商業ギルドで商品カタログの前から玉藻が動かなくなったり、盛大に道に迷って怪しげなお店を見つけたり、βの時にもお世話になった宿屋をとったり、いろいろあったけど何とかたどり着いたよ!


「じゃあ私は言語系行くから。」

「俺は神話系から行くわ。」

「だと思った。集合は晩ご飯の時間に予約した宿屋で!それじゃあ解散!!…うふふ。βの時は図書館蔵書点検中でこれなかったんだよねー!!」

「端からいきますかー」


姉弟そろって本の虫なもので。



「遅い。5分遅刻。私いい所だったのを泣く泣く我慢したのに!!」

「ごめんって。お詫びにこれ、古代の神話を描いた壁画の訳文。写してきたから。」

「許す。」

ホントは神話読みたかったのをどうせ玉藻は神話行くだろうと効率優先でわざわざ譲ってあげたんだからこれぐらいは貰わないとね


「やばい!ご飯。怒られる!!“ダイブアウト“」

「ホントだ!やべえ!”ダイブアウト”」


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