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背負って戦うということ 〜Avalon's war〜  作者: ハルハル
第1の試練
7/25

自覚する能力

多分今回が一番文がおかしいです笑

走る走るひたすら走る

俺は先の見えない迷宮を走り続けていた

「はあっ、はあっ」

体力には自信があるが約30分全速力で走りながら周りの警戒を怠らないというハードワークは俺の身体と精神の両方を奪っていく、流石に疲労がこれ以上溜まるといけないので一度身体を休める為に休憩出来る場所を探す、

「おっ、あそこなら」

俺の視線を向けた先にはもう全てのトラップが発動したと思われる通路の一角があった。

念のために足元の小石を掴みそこに投げ込む

コツンッ

石は乾いた音を鳴らし地面に落ちたやはり罠は無いようだ、

危険の有無を確認した上で俺は壁に背中を預けその場に座りこむ

そして俺は自分の端末を取り出しパスワードを解除しすぐさまヘルプのアイコンをタップする

この迷宮の入り口で俺の身に起きた不思議な現象、明らかな致命傷を負った俺がなぜあの時死ななかったのか

あの場では短刀が掠っただけかと思ったが、走りながら頭の片隅で考えた結果どう考えてもあの短刀は俺の胸に刺さった

その上で生きているという事は異能力(・・・)以外の何物でも無いだろう俺はまだ自分の異能力を確認していない、これは大きな失態だ、未知の領域に踏み込むにおいて己に与えられた力を確認すらしないなんて愚かとしか言いようがないだろう。

そしてヘルプの読み込みが終わった

その中にある【自己異能力閲覧】の欄をタップし詳細情報の掲示を要求した

そして、、、、、


「なんだよ、これ、、」


俺が信じられないものを見る様に凝視したそこに書かれていたのは自分と異能力の名前と能力の内容、

俺の能力の名は《腐国狂兵(クレイジーソルジャー)

そして、その内容は、、


能力名:《腐国狂兵(クレイジーソルジャー)


能力内容:能力保有者の母国の人口が能力保有者(以下、あなた)の残機となる能力

あなたが死に瀕する場合に発動し生き返る

能力の代償としてあなたの母国の人間が無造作に選ばれ死に至る、その瞬間が脳裏に強制的にフラッシュバックさせられる。

この能力に制限(リミット)はなくあなたの母国の人間がいなくなるまで発動させられる。


意味がわからない分かりたくない、

分かってはいけない、そんな考えが脳内を駆け巡る

自分が死ぬと自分は死ねずに他の無関係な人が死ぬ?

、ならば、、俺が先程胸を短刀で貫かれ死ぬはずだった時

脳裏に映ったあの女性は、、本当に、、、死ん、で、、、、

「ゔ、うお゛おえぇえ」

急に胃の中の全てのものが逆流して来た

それは自分が生きてることの罪悪感と

あの脳裏に浮かんだ女性の死ぬ瞬間の虚ろな瞳が俺自身を呪っているからの様に感じた。

「ゔっ、はあっ」

だが逆流して来たそれを自分の首を絞めすんでの所で押し留め胃の中に戻す

そして暫くの間自分を落ち着ける様に深呼吸をする


だが、この迷宮はまだ俺を安堵落ち着かせるつもりは無いらしい

俺はまた緊張の糸を張り詰める

「何かくる、、、!」

誰かが、もしくは何かが走ってこちらに向かって来ているのが分かった

タッタッタッッ という音が通路に反響してきたからだ。

だが、俺はこちらに向かって来ている影をみて緊張の糸をほどいた

「凛夜ー!!」

「灼、、、!」

こちらに向かって来ていたのは灼だった

「やっぱり、凛夜だ!」

俺を認識すると顔を泣きそうな表情にした。

その表情を最後に視界にうつして俺は安心の余り気が抜けたのか暫しの眠りについた。

次回までに主人公起こします笑

では!また!

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