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背負って戦うということ 〜Avalon's war〜  作者: ハルハル
第1の試練
6/25

能力の出現

今回は、若干グロです、ま、気にならないくらい描写が下手なのは勘弁してください(汗


浮遊感が無くなり気づけば俺はもう見知らぬ場所にいた

おそらくここが試練1フィールドとやらなんだろう

俺たちのいる場所は広場の様になっていた。そこから7つに道が分かれていた恐らくそれらから1つ選んで進みゴールを目指せということなんだろう。

周りの奴らは迷っている様だったが俺は迷わず真ん中をえらんだ

この迷っている時間こそがクリアまでの道を遠のけていると感じたからだ。

たとえ厳しい道だったとしてもそんなのは切り抜ければいい話だしな

そう心に決め俺は迷いを振り払う様に走りだした。

周りは俺が迷わず走りだしたことに驚いていたらしい。

後ろのざわつきを耳にしながら

俺は足で地を蹴った

そして真ん中の道の通路に入った。

真ん中の道に走り入って数秒

突然

バシュッ

という鈍い音がした


俺の胸元から


「え?」

反射的に見た俺の胸元には通路の壁から飛びだしたと思われる鋭利な短刀が刺さっていた。


ぶれる事なく心臓に


自分の体から熱いものが溢れているのが分かった

急に意識が遠のく、悲鳴が聞こえる

あれ、俺死ぬの、か、

俺の眼が目蓋をおとし光が入らなくなってくる

自分が倒れている途中なのが分かった

あぁ、ちょっとナメて掛かったなぁ

以外と、てか、クソハードモードじゃん

と、そんな呑気なことが頭に浮かぶ

全ての意識が途絶え光が完全に消えようとしたその時自分の脳裏に知らない誰かが映った、女の人だった

だ、れだ、知らない人、、?

脳裏に映ったその知らない人は楽しそうに歩いていた、

・・幸せそうだな、

そう、本当に幸せそうだった

突然その彼女が苦悶の表情を浮かべた

そして俯いたかと思うと

血を吹き出して倒れた、

俺は、死にそうな瞬間になんでこんなものを見せられているんだ、

なぜ、幸せそうな人が急に死ぬ瞬間などをみているんだ、

「あっ、」

そして自分の脳裏の中でその女性の姿が消えた

なんだったのだろうか、なぜかは分からないが俺はその一連の現象に自分が少し恐怖している

1人底知れぬ何かに恐怖する俺に、光が、差した

「え、」

視界がクリアになる

自分は、自分が地面に足をつけ立っていることが分かった

「死んだんじゃ、ないのか?

俺は生きてるのか?」

自分が貫かれたと感じた胸元を見る

そこには大きな血痕があった、が、

「貫かれて、ない?」

俺の胸元には僅かな傷があるばかりだった

心臓はうるさく鼓動している

俺は、生きている

「かすっただけだったのか?」

では、なぜあんな感覚には襲われたのだろうか

謎謎謎謎謎謎謎謎

謎ばかりだ、、だが、今回分かったのはここがただの迷路ではなく罠の仕掛けられた迷宮だという事だ

俺は緩んでいた気を引き締める様に顔をパシッと叩くと警戒心を全開にしてまた迷宮の通路を走りだした。






私、灼香は信じられないものを見ました。

この電脳空間にきて出来た初めての友人、凛夜が、真ん中の道を選んで走りだし迷宮の通路に入った瞬間、通路の壁の一部が開き凛夜目掛けて鋭利な短刀が発射されたのです

そしてその短刀は凛夜の胸部、心臓に刺さりました、刺さってしまったはず、でした

凛夜が後方に倒れそのまま息絶えるかの様にみえた、その時でした。

私はあまりの驚愕でその光景から目が離せなくなりました。

凛夜が淡い光に包まれたのです、

それはそれはとても幻想的でどこか儚い光に包まれたのです。

その光は凛夜を包み込みそして一際美しく輝いたあと消えました

そこには凛夜が立っていました、何が起こったのか分かりません、ですが、私はそれが凛夜に与えられた異能力であるという事を悟りました。

そして、その光景に動揺している他の人達を置いて私は凛夜の後を追い真ん中の道に向かい走ったのです

夢盾ムジュン!!」

私も凛夜と同じく自分の異能力を発動させて。



タイトルの意味の1つでもある主人公の能力のお披露目です

まだ詳細な内容は今後出てきますが取り敢えず今回はここまでで、では!

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