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背負って戦うということ 〜Avalon's war〜  作者: ハルハル
転移、アヴァロンへ
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始動の足音

セリフがやたら長いキャラがでてきます笑笑


「うっ、うんん」

何処かわからないとても広い場所で俺は目を覚ました。

「どこなんだ此処は」

あのサイトの言う通りならば此処は電脳空間アヴァロンとやらなんだろう

だが、しかし、日本のどこにこれ程に広い場所を用意できるというんだろうか?

それにしても転送という非現実的な方法とは言え普通にやってることは誘拐には変わらないしな

辺りを見渡すと他にも人がいることに気づく、それも大人数ざっと見て200人位いるんじゃないか?

しかも全員日本人ではないように見える気がするのだが気のせいだろうか、、、?

さっきから頭の中に疑問符が沢山湧いてくる

「あのぉ、すみません」

深く思考をしていたら後ろから声をかけられた。

「はい、なんでしょうか」

急に声をかけられたからか語調が堅くなり

そう。口にした俺は、声の主の方を向くと

中国人だろうか俺と同じくらいの年齢の少女がいた?

「言葉が通じた!」

などとボソッと独り言いっている

「あの、あなたも転送されて此処にきた人ですか?」

俺にこう聞いてくるということはこの少女も転送されて此処にきたということだろう。

「はい、そうです信じられませんが転送されて此処にきたみたいです」

少女は『やっぱりそうなんだ!』というような表情をした。

「あっ、申し遅れました私、灼香って言います」

そして急に名乗ってくる少女、名乗られたら名乗りかえすしかないだろう、

「水無月 凛夜ですよろしくお願いします」

「固くならないでって〜お互い呼びやすい名で呼ぼうよ!凛夜でいいかな?」

「あぁ大丈夫だよ、俺も灼でいいかな?」

「うんっ!」

こうしてこの電脳空間とやらに来て最初の知り合いが出来た、少なからず1人だと不安だったから嬉しい

その後、俺たちはなぜ俺たちが連れて来られたのか、連れて来て何をするのか

そもそも転送などという非現実的な移動手段が現代の科学で可能なのか、など色々な話をかれこれ20分くらいしていた。

状況が変化したのはそれから五分後のことだった

パンッパパンッテロテロリーン♩

急に辺りが騒がしくなった

他の人たちも何事なんだと辺りを見回し

やがて人々の視線は一箇所に集まった

そして《異変》はそこにいた。

長髪で仮面を被った男か女かわからない人物がそこに居たのだ。そして唐突に

『ようこそ!私の電脳空間へ!君たちが集うのを心待ちにしていたよ!』

周りの空気が変わったのを感じた

自分の中にある本能とも言えないような直感が得体のしれないそいつに対して警戒してるのがわかった。

俺たちのことは御構い無しにそいつは喋り続ける。

『いやぁ、説明もなしにこんな所に連れてこられて不安だったよね申し訳ないねえ、でも、僕の目的の為にどうしても君たちが必要なんだよ』

目的?何のために?全員が共通の疑問を浮かべただろう。

「目的ってなんですか?」

俺たちの疑問を代弁するかの様に灼が謎の仮面に質問を投げかける

『いい質問だね、じゃあその質問に答えよう、

僕の目的とはこの場所にいる196カ国全ての国から選ばれた代表同士を闘わせ最後に残った武力知力共に優秀な子をこの世界の支配者にすることだ』

謎の仮面を除くその場の全員がフリーズした。

あまりにもスケールが大きすぎて頭の処理速度が間に合わないのだ。

俺たちが、フリーズしてる間もその謎の仮面は自分の話を続ける。

『この世界は混沌としている、

何が大切かすらわからない様な阿呆もいれば、平和だなんだいっといて核を作ることにしか精を出さないようなクズみたいな奴らもいるこの世界の現状でのリーダーどもは結局保身しか頭の中にないのさ、

そんな馬鹿共が強いてきたクソみたいなルールも何もかもぶち壊して

新しい世界のリーダーを置くんだ

その為に僕は今此処にいる!

そして此れから君たちが行うことは、

『世界』を変えるのさ

とっても愉快だろ?』

折角現状が読み込めたと思ったらまたスケールのデカい話をぶち込みやがって、

俺たちが世界を変える?

どういうことなんだ一体、、

『ははっ、みんなポケーっとしちゃって

恐らく頭の中にハテナしか浮かんでないんだろうね、

でも時間も僕も待ってあげることは出来ないんだ、

急ぐ様で悪いけどこれから君たちに行ってもらう事と、この空間についての簡単な説明をしよう、

これから君たちは選別される。

支配者を決めるトーナメントに出ることが出来る者と出来ない者にね、

最初から非力な子をトーナメントに入れてあげることはできないから

その選別作業、もとい3つの試練をクリアした子達だけが支配者を決めるトーナメントに参加可能とする。』

取りあえず試練への参加は強制ということか、人権とかどうなっているんだろう。

『そして試練に参加する君達全員に異能力を付与する、それを駆使してその先へと進んでもらう

いくつ能力が付与されるかは個人差があるが能力によっては1つの能力が圧倒的なポテンシャルを持つものもある』

異能力ときたか、、もうなんだかさっきから驚き続きで衝撃がなくなってきたな。

『最後にこの空間についてのいくつかの説明だ。

この空間は現実世界には存在せず

現実世界からは観測できない場所にある

だが、しかし、この空間内で起きた事象の一部は現実世界に影響を与えることもある、

あとはこの空間にいる間はどんな国の言葉でも相手に伝わるようになる、

という事ぐらいだ何か質問がある子はいるかな?』

やっと質問タイムか、ここらで俺が気になっていた事をぶつけてみよう

「質問、いいか?」

『なんだい?少年』

「あんたは何者なんだ」

『私かい?うーん、、知りたいなら取りあえず試練ぐらい突破してからじゃないと教えられないなぁ〜』

あくまで未だ教えるつもりは無いって事か、

「じゃあもう1つ質問だ、試練だかトーナメントだかをやって俺らに何のメリットがあるんだ?

メリットの1つも無いなら俺に参加する意味はないな」

『あっ、特典の話をしてなかったか!

そうだよねご褒美がなくちゃやる気なんか出ないよね!

ご褒美としてはトーナメントの優勝者にはまず〈この世界の支配者となること〉ってのとあともう1つ〈どんな願いでも3つまで希望しそれを実現できる権限〉

ってのがあるんだよね

それがまあご褒美かな』

本当にファンタジーみたいな設定だな

だけど現実的に考えてそんな事が可能なんだろうか?

『実現するかどうかを疑ってるのなら

それは愚問だよ

どんなに非現実的な願いでも絶対に叶う

【絶対に】ね、、、』

そこまで言って謎の仮面はふと虚空を見つめわ、急に焦っている様な口調でまくし立てた。

『おっといけない時間が押してる!

すまないが質問時間はここまでだ、

今君達に異能力を付与した

全員自分の足元をみて欲しい

そこにある端末がこの空間内での君達の情報ツールとなるものだ

その中にある【自己異能力閲覧】という所で自分の能力は確認できるよ

使い方は普通のスマホと大差ない

全員パスワードは誕生日に設定しておいたから開いてみるといい』

いつの間に出現したのだろうか言われて下を向くとそこにはスマホの様な端末が置いてあった、機種は...書いてないな。

誕生日7月8日っと..うおっ本当に開いた

なんか通知がきてるな、

通知を確認しようとアイコンをタップしようとすると謎の仮面の声がした

『じゃあ、明日から試練を開始するからね、それまでの事は後で通達するよ

じゃあ僕は行くよ』

先ほどまで謎の仮面がいた場所にそいつはもう存在しなかった。







謎の仮面(仮)のセリフ打つの疲れる、、、

また次話でお会いしましょう!

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