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少女と妖精(仮)  作者: 月の海
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邂逅

それはまるで、花のような存在だった。

木の根に寄り添うように咲く小さな花。


鮮やかなエメラルドの髪に、背には仄かにグラデーションして色付く蝶の羽が生えている。


絵本で見たような妖精だった。


少女はそっと近づき、その身体を掬い上げた。

少女の両の手に収まってしまう小さな身体は暖かく、小さく呼吸しているのがわかって、少女はなぜか酷く安心した。


少女はこの妖精が目覚めることを待つことにした。妖精が横たわっていた木の根に座り込み、妖精を見つめていた。


どれほどの時間が経っただろうか。


妖精の身体が僅かに動いた。少女はじっと妖精を見つめたまま、その時を待った。


そして、妖精がその瞳に少女を写した。


少女は自然に浮かんだ笑顔のまま、おはよう、と言った。

書けるうちに書いてみましたが、改行の仕方があっているかなど結構わからないことが多いですね...。

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