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三代目魔王の挑戦  作者: シバトヨ
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魔王様を無視することに挑戦します。

かなり、短いですが、久々のクサリさん視点です。

どうぞ!

私 クサリ・スクスは、今現在、凄く悩んでおります。

獣人族の村で魔王様をパワーアップさせようと思い連れてきたまでは、良かったのですが、

「本当に今のような態度を続けてよろしいのでしょうか?」

族長の家のリビングで魔王様の師匠となった族長のトビーに私の悩みを打ち明けました。

……そもそも、この方が、今のような、魔王様を無視するように言ってきたのですが。

「心苦しいのは、分からんでもないが、いつまでも一緒に行動できる訳じゃねぇからな。心配だろうが、任せとけ。」

「……本当に大丈夫なのでしょうか?不安でしょうがないのですけど。」

「大丈夫だ。安心しろっても無駄なんだろうが。」

ガジーとの一戦から今までに感じたことのない空気のようなもの、オーラとでも言いましょうか、を感じてしまい、どうにも嫌な予感が(ぬぐ)えないでいるのです。

……この事も伝えた方がよろしいのでしょうか。

「……他にも心配事がありそうだな。」

悩んでいた私の顔をよく見ていらっしゃりますね。

やはり、伝えておきますか。

「魔王様に関することですが、どうにも嫌な予感が、するのです。」

「そうか。まぁ、そっちは、俺に任せとけとしか言えないがな。」

「くれぐれもお気をつけて。」

あぁと短い返事をしてトビーと私は、リビングから寝室へとそれぞれ別れました。


……私は、どっちに気を付けてと言ったのでしょうか?

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