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三代目魔王の挑戦  作者: シバトヨ
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ジャックに挑みます!

お久しぶりです(^-^)/

久しぶりすぎて、どんな内容だったのか忘れてしまうほどにお久しぶりです(^_^;

これからポチポチ更新していきますので、まだ読まれている方は、ぜひぜひ楽しみにしていてください(^-^)/


では、本編を、どうぞ!

「対象の殲滅を確認」

 先程まで泣きじゃくっていたジャック・N・ランタンは、淡々と告げてくる。

「おいリリアーデ……」

 私よりもメイド隊に詳しいであろうリリアーデに声をかける。

「知らないわよ? 私、なにも聞かされてないもの」

「だがこれは……」

 神界の兵士らは、死体すら残すことを許されず、空中で灰にされていった。

 いくらメイド隊の隊長格が強かろうとも、これほど……魔力差による一方的な殲滅はあり得ない。

 なによりも恐ろしいのは、敵の放った上級魔法を液体魔力に変換。それらを吸収しては、無詠唱かつ、供給異常を引き起こした状態の上級魔法を複数発も放ったことだ。

 供給異常を起こしたのは杖の力だろうが……。

「ジャック・N・ランタン。シークエンスを終了します」

 またもや告げられる謎の言葉。いったい、なにを終了したと言うのだ?

 私の腰ほどしかない背丈の少女は、糸が切れた人形のように、地面に倒れ伏せる。

「お、おいっ!?」

 私よりも先にリリアーデが地面に膝を付き、ジャックの頭を抱える。

「……寝てる?」

「………………」

 ひと安心と言えばそれまでだが……

「一発ほど、拳を叩き込んでやりたくなるな」

「私も巻き添えになりそうだから、やめてくれるかしら?」

「だが、どうする?」

「そうね……まぁ、クサリがいるから、大丈夫でしょうけど」

「ここは平手打ちか、脳天を垂直に」

「殴る話なんかしてなかったでしょうが……はぁ…………」

 謎だらけではあるが、私とリリアーデは、小柄な少女を担いで魔王城へと戻ることにした。

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