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ぼくに人間の友達はいないから  作者: 柚皮
1、こうしてぼくは、考えて
6/6

ろくばんめ、いったん分かれ目

最初、それはざわざわと根を掲げ、いかにも怒っているというようにほの赤くなった。


しかし、すぐそれは収まり、しゅんとしたような雰囲気になる。


「fbkbc…」


雑音もそれにより収まり、あたりに静寂が訪れる。


そこまでがっかりされるというか、そんな反応をされるとは思わなかったので


「えっと……どうしたらいい?」


と、聞いてしまった。


「fbkヴぇbヵえq!?あfsvべl!!」


雑音が一気に喜びに染まるのを感じる。


それは、ぼくのその一言に喜んでいるようだった。


根を打ち鳴らし、せわしなく動くそれを見て、疑問が芽生える。


はたして、これは魔物なのか?そもそも、これは一体何なんだ?


「んflqh;wねbthl……」


それはひとしきり喜んだあと、冠のようなものを根にひっかけて、ぼくに渡してきた。


半透明な輪だ、ためしに受け取って、頭に乗せてみると……


特に変わったことはなかった。


「fsんふぁvbf、bふぇkrふぇgq」


また何か喋るそれ。


それと同時に、いつの間にか元の帰り道に戻っていた。


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