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第6話 少女達との戦い

「返り討ちにしてやるぜ!!魔符『スターダストレヴァリエ』!!」


少女は箒に乗って突っ込んできた。


「少し誤差はあるが、問題無いな……。『瞬間移動(テレポート)』」


俺は瞬間移動で攻撃を避けた。


「ど、どこに行ったんだぜ?」


俺は少女の後ろに立ち、肩を叩いた。


「後ろだよ。後ろ」


「このぉ!! 恋符……」


少女はまた箱のような物を構えた。


しかし俺はその前に少し話した。


「あ、そうそう。忘れてると思うけど、夢想封印は俺を追っている。そして君は俺の近くいる……これがどういう意味か分かるか?」


「ん……ま、まさか!?」


少女がそう言った時には、周りに夢想封印の弾があった。


そして弾が接近してきて、俺達を包み込んだ。


しかし俺は相打ちになるつもりは全く無い。


何故なら回避方法があるからである。


さっき弾が水姫の残像に当たって爆発していた光景を見て、思いついた方法だ。


その方法とは……


「じゃあな。『瞬間移動』!!」


そう、瞬間移動で爆発寸前に脱出するのだ。


「なっ!? うわぁぁぁぁ!?」


バァァァァン!!


夢想封印の弾は爆発した。


しかし巻き込まれたのは少女のみ。


これはいわゆる誤射というやつだ。


「ふぅ……うまくいったな。残るは……巫女さんか」


「よっと、流石ですな。主」


水姫が戻ってきた。


「まさか魔理沙がこんなに早くやられるなんて……」


ドサッ!


霊夢と呼ばれる少女がそう呟いた時に、魔法少女が落ちてきた。


「痛たた……負けちまったぜ……」


少女の服は結構ボロボロだ。


「魔理沙……もっとしっかりしなさいよね」


「今日は良いとこ無しだな……」


少女達は会話していた。


「さてと水姫。………巫女はどうだった?」


「手合わせしたのですが……かなり強いです」


「そうか……なら楽しめそうだな」


「主……なんか……さっきとキャラ変わってませんか?」


水姫にそんな事を言われた。


「ん? そうか? 俺には分からないんだが…………まぁ、この話は後だ。今は、戦いに集中しろ」


「かしこまっちゃいました」


まぁ話もそこそこにして武器を構えた。


すると巫女さんは札を構えて、俺に問い掛けた。


「ったく……貴方達は一体何者なの?」


「……自分でも分からない」


「へ? どういう事?」


「……まぁそれは後で語るとしよう。……水姫、下がって魔法少女の怪我を治しておいてくれ」


「……了解です」


水姫は後ろに下がり、魔法少女を治療にいった。


ちなみに俺が水姫の治療能力を知っていた理由は、自分でもわからない。


多分記憶の中にあったんだと思う。


本当に………中途半端な記憶喪失だな……。


「とりあえず……勝負を始めるわよ?」


「あぁ、そのつもりだ」


俺がそう返答した途端、巫女さんは札を投げてきた。


俺はその中を避けながら接近して槍を取り出し、振りかぶった。


ガァン!!


巫女さんの棒と俺の槍の柄がぶつかりあう。


それを数回繰り返した。


「中々やるわね。でも……」


「巫女さんもな。でも……」


「「そろそろ決着をつける!!」」


そしてお互いに言い放った後、距離を取って力を溜めて同時に技を仕掛けた。


しかし俺の場合は攻撃では無いけど……。


「『瞬間移動』」


「霊符『夢想封印』!!」


俺はかなり上空に現れた。


そんな俺を追うように夢想封印が飛んでくる。


「さてと……久々にあの技をやるとしようか」


俺はまた自分でも分からない事を言った。


なんだか自分が分からなくなってきた気が……。


「究ぅぅ極ぅぅ!! ゲシュペンストォォォォ!!」


「え!? 急に何!?」


巫女さんは戸惑っていた。


まぁ急に叫んだからだと思う。


そんな事は放置して、また叫んだ。


「キィィィィィィック!!」


蹴りの構えで俺は巫女さんに向かって落下した。


重力に引かれて徐々に加速していく。


落下していく中で脚の先端に特殊な障壁(バリア)が展開された。


どうやら今の俺が知らないシステムがあるようだ。


記憶喪失って本当にわかんないなぁ……。


おっと話がずれた。


俺の蹴りは巫女さんに向かっているのだが、その途中には夢想封印の弾が数発壁になっている。


「自分からやられるつもりなの!?」


「そんなつもりは無い。……さぁ……貫くとしようか!!」


夢想封印の弾に脚が衝突した。


パァァァン!!


すると蹴りは弾を打ち砕き、俺は突き進んだ。


それを夢想封印を全弾貫く。


「そんな!? 夢想封印が!?」


「……これで決まりだぁ!!」


俺はさらに加速して巫女さんへと向かう。


ドガァァァァ!!


「くぅっ!?」


そして巫女さんを貫いた。


「どんな壁も……蹴り破るのみ……」


なんか決め台詞のようなものを言ってしまった。


なんか癖なのかな?


「ふぅ……疲れた……」


「痛い……貴方、本当に強いわね……」


「今の俺はまだ完全じゃないけどな…………水姫。そっちは終わったか?」


「はい、完全に終わっておりますたい」


「それじゃ、巫女さんの方も頼む」


「かしこまっちゃいました」


俺は水姫に巫女さんの治療を任せた。


「あ、待って」


しかし巫女さんに呼び止められた。


「何だ?」


「自己紹介がまだだったわね。私は博麗 霊夢。貴方は?」


「風戸 響介。多分人間。今は記憶喪失中だ」


「私は水姫。妖怪です」


「私は霧雨 魔理沙だぜ」


自己紹介を済ませたので俺は縁側に座った。


俺の隣に霊夢が座り、その隣には水姫、そしてさらにその隣に魔理沙が座った。


「さてと……霊夢。一つ聞いていいか?」


「何?」


「さっきの紙って何だ?」


「え? スペルカードを知らないの?」


どうやらさっきの紙はスペルカードと言うらしい。


あ、知らない理由を言わないとな。


「だって分からないも何も…………」


「つい最近、幻想郷に来たんだもの。知らなくて当然よ」


俺は理由を説明しようとしたら聞き覚えのある声が聞こえた。


ってか台詞取られた。


俺が振り向いたら、人里で会った紫さんが座っていた。


「ゆ、紫さん!?」


「人里以来ね。元気だった?」


「まぁ色々ありましたけどね。……ってか敬語疲れる……」


「別に普段通りで構わないわよ?」


「あぁ、なんか悪いな。我が儘聞いて貰って」


「大丈夫よ。気にしないで良いわ」


そんな感じで会話していると霊夢が話に乱入してきた。


「って響介。紫を知ってるの?」


「いや、人里で色々と世話になってさ。力が何とかって」


「……あの紫殿は妖怪でござんすか?」


水姫が紫に尋ねた。


「えぇ。そうよ」


俺はこんな美人さんが妖怪だとは思わなかった。


世の中って意外と面白いよな……。


「紫もスペルカードを持ってるのか?」


「えぇ、もちろん持ってるわ」


紫はスペルカードを取り出した。


「スペルカードについて説明してもらってもいいか?」


「構わないわよ。しっかりと聞きなさいね?」


「おぅ。わかった。……水姫もな」


「了解でありんす」


俺と水姫は紫や霊夢に説明して貰った。


弾幕ごっこやスペルカード、弾幕の出し方、そして幻想郷とは何か…………。


それらを聞いて俺は、


「色々と複雑なんだなぁ……」


と思った。


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