表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生まれ変わったら天才少年? 〜いいえ、中身は普通のオバサンなんで過度な期待は困ります  作者: 藤村 紫貴
第三章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

345/383

第三十九話 寝言は寝てからお願い致します。


 というわけで。

 屋敷に戻ると早速二人分の夕食の追加を料理長に頼み、明日の団員達への仕込みに取り掛かる。


 何が良いだろう?

 簡単に渡せて手軽なもの。そう考えてふと目についたのは腸詰、所謂ソーセージ。

 そうだっ! アメリカンドックにしよう。

 ソーセージを竹串に刺して、ホットケーキの素を纏わせて油で揚げれば出来上がりの簡単お手軽料理。しかしながらその名前を口にした時『アメリカン』とはなんぞやという話になり、説明するとそれでは意味がわからないと言われ、串揚げソーセージパンという名前で落ち着いた(見たまんまじゃないか)。

 まずは試作品をいつものように作っていると団長とフリード様がやって来て一緒に試食。夕食前のオヤツとしてみんなで食べていると夕食が出来たとエルドが呼びに来たのでエルド達にもお裾分けして、そのまま三階の会議室に食事を運んでもらうようにお願いし、ついでにリステル達にも夕食を取らせて多少ズレて遅くなっても構わないから急がせる必要もないので食事が終わったら呼んで来て欲しいとお願いした。

 

 そうして夕食が終わると簡単な夕食後のデザートのチーズケーキが運ばれてきて、やって来たリステル達の分も席が用意され、カラルの用意してくれたティーセットを受け取るとロイが人数分のお茶を入れてくれる。

 マルビスは仕事へ戻り、テスラは明日朝イチで串揚げパンの商業登録用紙を仕上げに開発部室へ、それ以外のイシュカとガイ、ライオネル、ケイとサキアス叔父さん、そしてキールが同席となった。

 そこでイシュカとフリード様が主に事の経緯を語り、それをガイとケイ、サキアス叔父さんと私が補足しつつ、その会話の中でリステル達が理解できない出来ない言葉をキールが噛み砕いて説明する。そしてそれを団長がリステル達に確認する。その繰り返しだ。

 そうして一通りの説明が終わったところで団長が唸る。


「成程なあ。偶然落盤したタイミングでお前達が居合わせたのは運が良かったのか、悪かったのか。まあそれでこの子達が助かったと考えれば良かったと言うべきか」

 団長が難しい顔をする。

 リステルの話によればあの集落はずっと昔から移動していないということだし、細いとはいえ地熱で温められていた川も流れていたからこそあんな僻地というか人外魔境ともいうべきあんな場所で今まで見つからずに生活できていたのだろう。

 団長はリステル達をしげしげと眺めて感慨深そうに言う。

「しかし運が良かったなあ、お前ら。助けてもらったのがコイツで。

 ここにはお前達みたいな子供がうじゃうじゃいる。生まれを知って虐げるようなヤツもいない。そんなコトをしてコイツにそれがバレれば、ここでは冗談ではなく追い出されるからな」

 バレればって。

 バレたら困るようなことをしてる方が悪いんでしょ?

 別に叱るなとか、甘やかせとか言ってるわけでもなし。

 正当な理由があるのなら私的には叱ってもたいした問題ではないと思っている。

 注意されなければ、それが悪いことだと認識しない人間も一定数いる。そして悪いことだと教えてもらえなければ、それがやってはいけないことだと覚えないままに繰り返す。上に立つ人間は甘いばかりでは駄目だと思うのだ。そうして『NO』を言えなくなってしまったら、そこは勝手我儘放題の無法地帯になってしまう。

 優しいばかりが良いことだと私は考えていない。

 だからこそ上に立つ者は少しくらい怖がられるくらいの方がいい。

 もっとも既に私はある種に人達には既に半端なく恐れられているわけだけれど。

 お陰で私は優しいけれど甘くはないと従業員に認識されていることを思えば魔王でいるのも案外悪くないものだ。 

「失礼な。普通に仲間と協力して仕事をしてくれる人なら私は追い出さないよ。ライバル同士が競うのは良いことだと思うけど、足の引っ張り合いなんていい結果が出るわけないでしょ。

 仕事での不慮の事故なら働けるようになるまでは程度によって寮費の減額、免除措置も取ってる。寮は従業員のためのものであって、そうでない人には貸家だって用意してる。そりゃあ従業員と一緒ってわけにはいかないから多少割高にはなるけど」

 私も鬼ではない。

 義務を果たしてくれる人なら責任も持つ。

 それがハルウェルト商会の経営方針だ。

 私は胸を張ってそう言うと、ロイが微笑ってつけ加える。

「そうですね。仲間と馬が合わないというのであればハルウェルト商会では部署移動も勤務地移動もできますからね。技術さえあれば在宅勤務も可能ですし、対人恐怖症であれば人とあまり関わらずに済む仕事もあります」

「そうです。どんな仕事もやる気がない、けれど居座りたい、家賃も払わないが許されないだけですから特別無茶なことを要求しているわけではありません。

 ハルト様が追い出しているのは寄生している輩だけです」

 そうイシュカが主張する。

 実際、その通りではあるのだけれど。

 ウチは慈善団体ではないのだ。

 別に悪いことをしているわけではない。

「と、いうことだ。お前ら怯える必要はないぞ。

 コイツは多少口が悪いところもあるが、ただそれだけだ。

 無茶なことを押し付けるヤツじゃない」

 団長は私を指差してそう言った。

 言ってくれるじゃないの。

 まあその通りなのだけれど。

 私はお返しとばかりに団長を指差して言う。

「この人も迫力あって怖いのは見掛けだけ。優しい人だから心配ないよ」

 私の言葉に団長がグッと口を噤む。

 団長も懲りないね。

 言い返されるのくらい、解っていたでしょう?

「とにかく、そういうわけだからリステル達は責任持って私達が面倒見るし、仕事に見合った扱いもする。心配なら時々様子見に来るといいよ」

 言い掛かりをつけてきそうな方々に文句をつけられないように、ね?

 なんなら見学に来ても良いですよ。

 工芸品として既に商業登録はオーディランスで期限切れになっているので真似されても問題ない。単に職人の技術の問題で、商業ギルドで簡単なその製造工程も閲覧できるし、マルビスが滞在したことがあるというオーディランスの山奧まで行けば似たような職人がいる。

 勿論、見学の際にはしっかり、バッチリ警備員は付けさせて頂きますけれど。

 そんな話を付け加えると団長は大丈夫だと答えて続けた。

「その辺りは心配していない。会議でも今はウチの領土でもないし、放っておけば良いという意見もあったくらいでたいして揉めることもなかった。まあリステル達が工芸品の職人だと知れば欲の皮が突っ張ったヤツらが文句を言ってくるかもしれんが会議に出席した連中の言質は既に取ってある。問題ない」


 ふ〜ん、そう。

 まあ文句を言ってきたところでこういうのは早い者勝ち。それに私達ではなくソイツらが現場に居合わせたって、あの集落見捨ててケツ捲って逃げるだけでしょう? 

 どうせ人材(タカラ)は手に入らなかった。

 闘う気概のない輩はスッ込んでいて下さいましってヤツだ。

 それにベラスミ帝国は以前から攻め落とす価値無しって言われてたが故の仮初の平和、国土だけが広い弱小国家だったわけだしね。私の領地が鉱山も押さえている今では尚更侵略する価値も無い。箸にも棒にもかからない、魔獣の巣窟の渓谷が存在している面倒なだけの土地なんて欲しがる要素もない。

 ウチを攻め落とすにしてもベラスミ帝国の険しい山々を進軍してくるか、シルベスタ王国内を進軍して来るか、もしくは一番攻め込みやすいのは隣接しているオーディランス王国をまずは陥すかの三択。オーディランス方向から進軍してくるにしても高い山脈を越えるか、渓谷を抜ける一本道を攻めてくるしかないので発見もしやすく、余程の兵力がなければ厳しいだろう。

 もっとも進軍して来たのが判明した時点で私なら渓谷を塞いで橋を落とすけどね。

 そこに住む人さえ無事なら橋などまた掛ければ良い。


 要するにルストウェルの鉱山付近は他国が攻め落とすにはハードルがかなり高い。

 そうでなくてもあそこが要塞か砦のような作りになっていて防衛設備も半端ないというのは叛乱軍の一件で他国にも知れ渡っている。オマケにウチは運河の水脈も握っているとなれば戦を仕掛けるのは普通に考えれば良策ではない。その上、ウチを敵に回すということはハルウェルト商会も敵に回すということなのだ。

 大量の物を動かせば私達に気付かれる。

 物流を押さえられては物資を調達するのもままならない。

 気付くことが出来れば先手が取れる。

 私達に先手を取られたら大打撃間違いなしだ。

 そうなれば大量の犠牲が出る。

 その犠牲に見合った物が得られなければ争いを起こすウマミも無いというわけだ。

 私は私のやり方で、私の大事な人達を、領地を守る。


「それじゃあまあ遠慮なくやらせてもらうけど。よろしく」

 放っておけば良いというのならわざわざ関わるつもりはない。

 そう思ってどうしようかと私が考え始めるより早く、ロイが言った。

「ではこのままあの洞窟は封鎖しましょう」

「そうですね。では早速明日にでもランス達に手紙を出してお願いを」

 続けてそう口にしたイシュカに団長が焦る。

「待て待て待てっ、先を急ぎすぎるなっ」

 えっ? なんで?

 私もそれが良いかと思っていたのだけれど。

 もともと私達と関係ない人達。侵略や戦争に巻き込まれるくらいならあそこでひっそりと暮らしていたいという人達だ。関わるなということならそのまま放っておいて上げても問題ないでしょう?

 にこにこと揃って笑顔の私達に団長が疑問を投げかける。

「なんでそんな嬉しそうなんだ?

 お前達らしくもない。何かあったのか?」

 嬉しそう?

 まあ確かにロクでもない輩とは極力関わりたくない私達としては、その表現もあながち間違っていませんよ?

 フリード様はそんな私達に苦笑して団長に伝える。

「そこの集落の長らしき男が言い掛かりをつけて石を顔目掛けて投げたのだよ」

「投げたって、もしかしてハルトにか?」

 そうですよ?

 まともにそれを顔面キャッチするつもりはありませんでしたけれどもね?

 とはいえ避け切れず、顳顬あたりを掠ってしまったのだけれども。

 そう言えばイシュカに舐められたんだっけ。

 私はそれを思い出してそこに触れるとちょっとだけ赤くなって、許せないとばかりに眉を吊り上げているイシュカを仰ぎ見る。綺麗な人って怒っても綺麗だよなあなどと呑気なことを考えてその顔を見ていると団長が大きな溜め息を吐いた。 

「そりゃあまたソイツが知らなかったこととはいえ、なんて命知らずなことを」

 命知らず?

 いえいえ、私は平和主義。

 その言い草に腹が立っても手は上げませんでしたよ。

 勿論、黙ってやられるつもりはありませんので突っ掛かれたら反撃するつもりはあったけど、たかが擦り傷一つで命まで奪ったり致しません。あのままイシュカが駆けつけてくれなかったら回し蹴りの一発くらいは身体(ボディ)にかましていたかも知れないけれど、先に手を出してきたのは向こう。そのくらいは正当防衛で済まされるでしょ。あっちはモロに顔を狙ってきたんだから。


「ハルト様に感謝の言葉すら無かったんですよっ、あの男はっ」

「そうなのか?」

 拳を握り締めて叫んだイシュカに団長はリステル達を振り返り、尋ねた。

「はい。本当です。僕が助けて欲しいとお願いしたばかりに」

 事実確認したところで更に団長は溜め息を深くした。

「それはウチの団員どもは知ってるのか?」

 ポツリと漏らした問いに答えたのはガイだ。

「知ってんじゃねえ? ウチの専属達が怒り心頭に発する状態で文句を団員達に垂れ流していたからな」

 そうなんだ?

「止めなかったのか?」

「別に止める必要もねえだろ。既に国交断絶している国に住む、ウチの領地に受け入れる予定の無い奴らのことだ。ガス抜きも必要だろ?」

 ガイの言い草に団長は責められなくなったらしく、更にもう一つ、深い溜め息を吐いた。

 あ〜あ、さっきから溜め息連発だ。

 団長の胃袋に穴が空かなきゃ良いけど。

 大胆不敵なようで意外に神経細いとこあるから。

「会議では保護するならアレキサンドリア領で、という話も出ていたんだが」

 そう愚痴をこぼすかのように漏れた言葉にその場が険悪ムードに包まれる。


「それ、本気で言ってます?」

「冗談じゃありません」

「そうですよっ、不敬にも程がありますっ」

「寝言は寝てからお願いします」

「御主人様に石投げた時点でウチじゃ無理だって。

 ウチは御主人様を教祖とするハルスウェルト教信者の総本山だぞ?」

「外見と特徴を言って下さればその男、俺がこっそり始末つけて来ますよ。どこの国にも属さない、戸籍がない人間なら消えても問題ないでしょう。

 大丈夫です。証拠を残すようなヘマはしません」


 イシュカ、ロイ、キール、ライオネル、更にはガイの聞き捨てならないセリフとケイの物騒な言葉が飛び出し、団長は頭を抱えた。

「・・・まあ、その男の自業自得だが、とにかく解った。

 とりあえず今は事を荒立てるな。

 調査に行くとしても、ウチのヤツらは連れて行かない方が良さそうだと陛下に進言しておこう」

「ってことは調査は入るの?」

「一応な。多分お前の十二歳の誕生日会出席の後、そのまま向かうことになるだろう。その方が二度手間にならなくて済む。

 そういうわけで、宿泊場所と船の手配を頼む」

 ってことは、それなりの御一行様がお見えになるわけか。

 遠征費の節約ってことだろう。

 フィアは来るって言ってたし、ミーシャ様はアル兄様の婚約者として同行することになるだろう。そうなるとその親である王族のどなたかも同行される可能性がある。

 団長の言葉にロイが頷いて答える

「承りました。が、人数、滞在日数など決まり次第早めに御連絡下さい。今回はパーティの規模が大きくなる予定ですので既に埋まっている宿もありますから遅くなると場所を選べなくなります」

「泊まれなくなるではないのか? 一応野営の準備もしてくるつもりでいたのだが」

 まあ普通の領地ならそうなるよね。

 だがウチは普通の領地とは違う。

 大手観光娯楽産業事業者にして、ここは一大観光リゾート施設。たかが数百人程度、事前に連絡さえ下さった上で贅沢を言わないでくれるなら当然御用意出来ますとも。

 万が一に備えて父様のところにも頼んである。

「マルビスが運航前の客船を予備で港に待機させておくと言っていましたから船室で宜しければ一個中隊、二百人程度くらいでしたら問題なく御用意出来ると思いますよ? 

 お返事を頂くのが遅くなれば厳しいかもしれませんが、どちらにしても人数によっては把握しておかないと食材などの手配も御座いますので」

 そう答えたロイに団長が唖然とする。

「相変わらずお前ら、スケールが違うだろ?」

 スケール?

 それは違うだろう。

「王宮ほどではありませんよ。ウチはそれが商売であるだけですから」

 私はそう答えた。

 結局のところ、敷地がどんなに広くとも、ここでの私が普段の生活や仕事に使っている生活スペースは六年前とほとんど変わっていない。屋敷の三、四階部分だけ。私にとっては充分広すぎる空間だけど。むしろ金庫や貴重素材の保管場所が増えて狭まっている気がしないでもない。

 別に立派な屋敷や高価な調度品、宝石なんて欲しいと思っていないので特に問題もないけれど。

「ついでというなら必要な物資もこっちで準備するなら早めに連絡して下さい。マルビスにお願いして揃えてもらうようにするんで。勿論、請求書は回しますけどね。

 調査団ならルストウェルに何泊か滞在して行くんでしょう?」

 タダ働きはゴメン被りますよ?

 ウチも商売ですからね。 

「ああ、わかった。多分その時の案内と通訳を頼むことになりそうなのだが」

「行くだけなら叔父さん達が作ってくれた地図もあるし、案内もケイやウチの専属にお願い出来るけど、通訳って言うとウチではキールか私になるんだよね。マルビスと叔父さんはカタコトしか話せないから。キールは仕事が忙しいし、私もどうかなあ。周年祭の忙しい時期だから。それにウチが関わっているとなると言い掛かりつけて来そうな方々がいるんじゃないの?」

「それは否定できんな」

「だったらいっそ商業ギルドで手配をお願いしたら? 

 私達も忙しいからってギルドにお願いしてリステル達のヴィンラント語の家庭教師お願いしたんだし、その方が中立的立場だから文句も出難いんじゃない?」

 こちらの都合の良いように解釈して通訳してると思われても面倒だ。

 ならば関係のない第三者に頼んだ方が間違いない。

 私の提案に団長が頷く。

「成程。その方が対外的にも良さそうだな、解った」

 それを聞いてライオネルが口を開いた。

「じゃあ俺がケイと何人か専属連れて行きますよ。

 例の漆の根? でしたっけ。それを採取して来る必要がありますし。案内だけなら別に必要がなければ集落の中まで入る必要もないでしょう。調査団が集落にいる間、それを探していてもいいですから。どれがその木か俺達じゃわからないんでビルマを連れて」

 そうか、それもあったっけ。

 まあ近いところ探せばないこともないとは思うけど、予定通り洞窟を塞ぐとしたらその前に手に入れておきたいところではある。

「僕も付いて行きます。ビルマだけじゃ心配だから」

 ビルマはリステル達の中でも一番年下で引っ込み思案。五人の中で一番年上のお兄ちゃんであるリステルがそう申し出た。

 勿論、一人で心細いというのなら反対する理由はないので了承する。


「大丈夫だ。心配しなくても俺達が絶対何があっても守ってやる。

 遠慮するなよ? 仲間を守る、それが俺の仕事だ。

 お前達も、もう俺らの仲間だからな」


 不安そうな顔の二人にライオネルがそう告げ、ケイが頷くとリステル達は泣き出しそうな顔で嬉しそうに笑った。

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ