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第六十二話 何はともあれ無事(?)に一件落着ということで。

 

 翌日、次の日の講義に備えて朝食を取った後、王都に戻るためにイシュカ達と出発した。


 そう言えば結局今回はガイの顔が見れなかった。

 なんかベラスミの方で色々と調べ物を最近しきりにしてるらしい。

 多分あの領主代行についてのことだろう。

 リディが何回かガイを訪ねて来ていたみたいだし、何か物騒なことになっていなきゃいいんだけど。

 一応は陛下からの指示や調査も入ってわけだから大丈夫だとは思うけど。

 ケイはベラスミの情報屋の中では顔が知られているのであちらで動くのは不向きだと、主にシルベスタの国内情勢の調査にあたっているようだ。獣馬を手に入れたおかげで行動範囲がかなり広くなっているようで、前にも増して精力的に動いているらしい。

 身体壊さなきゃいいけど、言ってもやめないんだろうなあ。

 ビスクにしてもウチとベラスミ、王都、三つの施設の経理を一手に引き受けているみたいだし、もしかしてマルビスやゲイル以上に働いてるかも。事情が事情だからある程度は仕方がないのだろうけどあの二人は特に要注意だ。今二人に倒れられるのは困るのだ。

 冬には雪のせいでウェルトランドの客足もかなり落ちるから、いっそ点検整備を理由に少し長めの臨時休業を入れて、ベラスミが無事オープンニングイベントを終えたら暫くは大きな予定もされていないし、交代で少しみんなが休暇を取れるように調整できないかマルビスと相談してみよう。


 ただあの帰宅直後のよそよそしい雰囲気だけは引っ掛かっているけれど。

 なんだったんだろう、あれは?

 


 そうして戻った王都で、早速仕事を終えて帰ってきた連隊長と団長にこの休日の出来事を説明する。

 ヘンリー様のことについては明日すぐに各部署に確認を入れてくれるという。

 とりあえずはそちらは連隊長達からの返答待ちということで、週明け、講義のために出勤した学院の食堂までイシュカと二人やってくると入口で募金箱を持って立っているミゲル達の前に立った。


「どう? 少しは募金、集まった?」

 私の顔を見て喜色満面に変えたはずの顔色は一気に暗くなって落ち込んだ。

「全然ではないが、とてもじゃないが足りない。

 ここに立つのも今日で四日目になるが、こんなにお金を集めるのが大変だとは私は考えたこともなかった」

 ミゲルにとってお金とは常に与えられるもの。

 もしくは誰かが代わりに支払ってくれるものだった。

 だが下位貴族や平民の子供と付き合うようになってそのお金の価値と重みを知り、感じたのだろう。

 真剣な面持ちには悲壮感すら漂っている。

「そうだね。お金を手に入れるというのは簡単なことじゃない」

 私も二年と少し前までは金貨どころか銅貨すら持っていなかった。

 それが死の危険と隣合わせだったとはいえ金貨を手に入れて、でもすぐにそれをワイバーンに罠を仕掛けるためにそれを使い果たし、それのお陰(?)で更に多くの金貨を手に入れて、そうかと思えば新たな施設創設に向けて山を確保するためにまた一気に放出して、運河建設が本格化したのでグラスフィート領の屋敷周辺の土地を港と倉庫建設のために大量に買付、運河掘削を請け負う代わりと言って放出した金貨が戻ってきたりなどと、金貨が大量に増えたかと思えば一気に減っての繰り返し。短期間で増減を繰り返す事態に、お金というものは本当に水物なのだと思ったが今は私室で雪崩を起こしているわけで。

 だがいつものパターンであれば安心はできない。

 何事かが起こればまた一気に空になる可能性だってある。

 それでも人というたくさんの大きな力がついていてくれる限り、なんとかなるだろうとは思っている。

 金は天下の周りものというではないか。

 循環してこそ経済はまわるのだ。

 金貨一枚どころか銅貨一枚の重みがわかっている今のミゲルならきっとウチの大きな戦力になってくれる。

 だけど世の中はそんなに甘くない。

 それをこの募金活動が教えてくれたのだろう。

 ちょっと意地悪かなとは思うけど、そんなミゲルに私はテストを仕掛けることにした。


「今日はそんなミゲル達に給料を持って来たんだよ」


 マルビスから預かってきた、今のミゲルにとって貴重な自分の自由になるお金。

 これを今、この状況で渡したらミゲルはどう行動するだろう。

 私は懐から金貨の袋を取り出して机の上に置く。

「これはマルビスから預かってきたミゲル達の給金。

 ここ三か月分の商会事務局に貢献してくれた御礼だよ。

 但し、これからはちゃんと商会の仕事と学院の仕事も分けるし、時間給管理もする。特別手当もなくなるからこれよりもっと下がるから期待しないようにって。

 受領のサイン、よろしくね」

 そう言って一列に並ばせてミゲルを含めた友人達に金貨四枚ずつ、手渡してサインをさせていく。

 初めて自分の力で手に入れた金貨を握り締め、ミゲルが私に問う。

「こんなにもらっていいのか?」

「勿論。でもボーナス込みの値段だよ。使いすぎないようにね。管理が心配なら商会の事務所で預かって置いてもらうといいよ」

 この位置は食堂にいる生徒達にもよく見える。

 三か月、一生懸命働けばこれだけの給料がちゃんと支払われるのだという証明にもなる。いわば撒き餌、今後アルバイト要員を確保するための宣伝効果も狙ったものだ。

 ボーナスを引いても月に金貨一枚が学生生活を送りながら稼ぐことができる。

 それは日々の暮らしを節約しながら生活している生徒達には画期的なはず。

 ミゲル達は突然手にした金貨四枚という大金を握り締め、狂喜乱舞している。

「ミゲル様っ、これでミゲル様が欲しがってたナイフが買えますよっ」

 友人の一人がそう言ってミゲルに声を掛けると一度大きく頷いたが、その視線の先に自分達の持っていた募金箱を見つけ、ミゲルの表情が止まる。

「ミゲル様?」

 問いかける友人達にミゲルは唇を噛んだ。


 さあミゲル。

 初めて手にした自分の稼ぎを(ミゲル)は何に使うのかな?

 学祭の成功の鍵はその手に握った金貨(もの)に掛かってる。

 躊躇ったのはほんの一瞬。

 だけど迷わずミゲルは強い意志を宿した瞳でそれを実行した。


「ミゲル様っ」

 驚いたのは友人達。

 陛下には危ないからと与えてもらえなかった自分用のナイフをミゲルが欲しがっていたことをよく知っている。

 でもミゲルは手に持っていた金貨全てを募金箱に入れたのだ。

 固唾を飲んで見守っていた野次馬達の耳にチャリンッという金属音が響いた。

 止めようとした友人達にミゲルは募金箱を見つめて言った。


「良いのだ。ナイフは慌てなくても今必要なものではない。

 私がハルトのところで働き始めてからでも手に入れられる。今は少しでも学祭の運営資金が欲しい」


 そう、それが正解。

 自分が何の犠牲も払わず他人ばかりに求めたところで協力は得られない。

 まずは自分がその手本とならなければ。

「皆は私の真似して入れなくても良い。余裕があるなら止めはせぬが私と違ってそれが入り用な家族がいる。これは恵まれた環境にいる私の務め。

 そうだろう? ハルト」

 誰に強要されるでもなく示した自分の意志。

 それはきっと多くの子供の心を動かすはずだ。

 ミゲルの友達は顔を見合わせて頷くと手に持った金貨の内、自分の出せる範囲、一枚から二枚の金貨を各々入れた。

 よくできました。合格だよ、ミゲル。

 私は何も言わずに微笑んで頷いた。

 人に協力してもらおうとするならば、まずは率先して自分が身銭を切らなければ誰がその募金箱に大切な生活費(おかね)を入れようと思うだろう。それができないのならこの金貨は持って帰り、ミゲルが頼んできたら商会の分の寄付金のみをタイラ経由で渡すつもりだった。

 幸運というものはそう簡単に転がり込んではこない。

 何もせずに待っているだけで物事が上手くいく可能性など余程の強運を持っていない限り皆無に等しい。

 私は自分から行動を起こしたミゲルににっこりと笑ってみせる。


「そんな頑張ってるミゲルの代わりに私が休日を利用してグラスフィートで寄付金を集めて来てあげたよ」

 私は更に懐から三つの袋を出す。

「まずは商会事務局学院内支部設立に当たってのハルウェルト商会からの寄付金」

 そう言いながら袋から取り出した金貨四十枚をミゲルに持たせた募金箱に入れる。

「それからこれは商会に勤めている学院卒業生からの心づけ」

 更に金貨三十枚を追加でそこに投入、そして、

「最後にこれは頑張ってるミゲル達に、私から友人として応援の意を込めて」

 残った一つの袋から金貨五十枚を最後に入れた。

 私の手元をジッと見つめたままのミゲルの募金箱を持った手を応援の意味を込めて軽く叩くとミゲルが顔を上げて私を見た。

「それらには及びませんが、私からも」

 そう言ってイシュカが金貨十枚を募金箱に入れた。

 これでミゲルの入れた分を入れて百四十枚超えの金貨、運営はかなり楽になるはずだ。


「私はミゲルが手に持った金貨を箱に入れなかったら寄付するつもりはなかった。

 だからこれはミゲルの功績だよ。

 ウェルトランド内の何ヶ所かにも募金箱を設置してきた。集まるかどうかはわからないけど寄付が集まったら商会の定期便でミゲル宛に送ってくれる。

 きっと今のミゲルにならできる。頑張って成功させてね、応援してるよ」

 金貨で重みの増した募金箱をギュッと抱えたミゲルにそう言葉を掛けると私の用は済んだので踵を返し、イシュカの腕を取る。

「じゃあね。行こう、イシュカ」

「はい」

 ミゲルの瞳に浮かび上がった涙がこぼれ落ちる前に食堂を出て行こうとした私達にミゲル達からの声が届いた。


「御協力ありがとうございましたっ」

 

 どういたしまして。

 私達は友達でしょう?

 友達が困っていたら協力するのは当然だ。

 ミゲルが欲しがってたナイフは今度のミゲルの誕生日に私がウェルムに頼んで贈ってあげるとしよう。

 きっと喜んでくれるはずだ。


「ミゲル王子、本当に変わりましたね」

 ポツリとイシュカが呟くように言った。

 そうだね、とても二年前の傍若無人なバカ王子と同一人物とは思えない。

「人間、本当にやりたいことを見つけたら誰でも変われるって証明だね。

 ミゲルには王様よりきっとこっちの方が天職だよ」

「かもしれません」

 

 さあ私達も御飯を食べたら午後の授業の準備をしなければ。

 これでミゲル達の募金活動も少しは上手くいくようになるだろう。

 頑張れ、ミゲル。

 きっとその努力は報われる。

 世の中は世知辛いものだ。だけどそんなに捨てたものでもないはずだ。

 ミゲルの見せた心意気はきっと何人かの学院生の心を動かす。

 そして彼らがまた更に何人かの協力を得て、そうして人の輪というものは広がっていくのだから。


 

 その後、私が講義の第二弾を終える頃には更に寄付金は集まったらしい。

 総額、なんと金貨四百三十六枚分。

 学院生からの少しの寄付とグラスフィートから届いたウェルトランドその他の募金箱で集められた寄付金。入っていたのは殆ど銅貨だったらしいのだが、何百人と毎日やってくる来客が銅貨一枚ずつでも入れてくれれば結構な金額になるわけで、その他イシュカと張り合った騎士達や騎士団支部に置かせてもらった募金箱にも結構な額が入っていたらしい。

 半分を学院祭の資金に、残りを今後の活動の運営資金に回して生徒会とは別の学生会がミゲル達によって設立された。

 今はその学院祭の準備と企画を頑張っている。

 タイラ達にも補佐を頼んであるし、今後、何かの行事の折には生徒会と協力できるところは協力し、少しずつ歩み寄っていき、いずれは併合を目指すそうだ。すぐに全ては変えられないだろうけど、子供の頃から貴族と平民が少しでも仲良くできるようになれたなら、彼らが大人になった時、この世界の常識と価値観は少しずつ変化していくだろう。

 それでも身分差というものはなくなりはしないだろうけれど貴族(じぶん)が見下す平民の中に学院時代の友人がいれば考え方も少しは変わるはず。そうした人達が増えていけば貴族と平民の間にある垣根もきっと少しずつ低くなる。


 学生時代の友達は貴重で代え難いものなのだから。

 


 学院改革の方はミゲル達に任せるとして、私には私の仕事がある。

 連隊長が魔法研究所に問い合わせてくれたところ、やはりヘンリー様の話に間違いはなかったようで、今までどうせ十日かそこら放っておけば戻ってくると放ったらかしにされていた退職届は王宮内でかなりの騒動になったそうだ。呼び出された朝会会議でしっかりこの件については恭順の意を示し、下される指示を待つことにした。

 その後の会議では相当議論が荒れたらしい。

 扱いに困っていた問題児を厄介払いできるという賛成派と、優秀な研究者を国の重要機関から手放し、益々ウチに力をつけられては困るという反対派。それも無理らしからぬことで当然決定には相応の時間が掛かった。

 だが結局のところ当人が辞めると言っている以上縛り付けるわけにもいかないのが実情で、妥協案としてお目付け役がつけられ、随時研究結果は国に報告されることとなり、新たな魔術利用による技術開発された場合にはまずはギルドに提出する前に国を通すことが義務付けられ、向こう十年間ヘンリー様が関わって開発された商品の利益の一割を国に税金として追加で支払うこととなった。

 当然だがサキアス叔父さんが現在研究している案件もあるわけで、今までの案件とそちらについては詳細な報告と一割の利益負担は求められないが、区別をつけるために推し進めている研究は詳細を省いた簡単なレポートの提出を申しつかり、即日研究員を伴った一団がグラスフィートへと出発した。

 問題のこのお目付け役に白羽の矢が立ったのは予想はついていたのだが、あのフリード様だ。

 ヘンリー様以外にも優秀な人材をウチに派遣するのは如何なものかという反対意見も多く上がったのだが、そこで敷地内に建っているグラスフィートにある騎士団支部の支部長補佐として派遣、着任することとなり、現在その任を任されているイシュカが押し出され、当面支部の軍事顧問兼戦術講師に就くこととなった。

 イシュカとしてはこの機会に緑の騎士団を正式に退団するつもりだったらしいけど講師としても優秀なイシュカを国も手放したがらなかったようで、私が学院に在籍している間は留めおかれることが決定された。


「フリード様って移動しても大丈夫なの?」

 ふと沸いた疑問に私は連隊長に尋ねる。

 前任の近衛騎士連隊長で、現在の学院生徒の指導者。

 王都から出ていかれるのは困るのではないかと思われるような人物だ。

「彼の方の御子息達は既に独立してますし、長男に家督も譲っておられますからね。学院勤めということもあって貴族内のどの派閥にも属されていませんし、それにヘンリー様を上手く扱える方というとかなり限られてしまうので致し方ないことかと」

 一応貴族としての御役目は返上済みということか。

 御隠居というにはまだ早いが国の情勢を動かす立場からは外れているという認識なのか。

 あれだけの人格者なのに勿体無い。

 だがもと近衛連隊長というからには有事の際には私より間違いなく王族側であろうという点も考慮されているのかもしれない。要するに私の監視役がもう一人増えたということだろう。別にそれならそれで構わない、国に離叛するつもりもないし、国や王家に楯突こうなどという気はさらさらない。そんなことをして平和(とは言い難いかもしれないが)な日常を失うのはゴメンだ。

 だがあの年齢で御子息もいるってことは、

「奥方様や御両親もいるんじゃないの?」

 既に家督を長男に譲っていると実家にいる必要はないだろうけど、職場が移動するとなると長期となれば単身赴任というわけにもいくまい。御健在なら合わせて引っ越ししてくるかもしれないがグラスフィートは田舎だ。王都から離れるのは嫌がらないだろうか。

 私の疑問にはイシュカが答えてくれた。

「ええ、奥方様はお一人様だけみえますよ。以前一度お会いしたことがあります。剣や弓などは手にすることはありませんがタイプ的にはダイアナ様に近い、なかなか肝の据わったハルト様好みの御方ではないかと思います。その御両親までは存じませんが」

「御父上は既に他界されているが奥方に似た男勝りの御夫人だぞ。確か馬が好きで趣味は乗馬だと聞いたことがある。グラスフィート(あそこ)はあの御婦人にとってかなり魅力的な場所だと思うぞ?」

 それに団長が付け加えてくれた。

 成程、それは楽しみだ。

 乗馬が趣味というからにはウチの領地は最適だ、是非とも一度一緒に遠乗りに出掛けてみたいものだ。

「ってことは反対されなかったの?」

「みたいですね。というよりもともと地方出身の御方らしくお二人とも田舎暮らしの方が性に合うと仰っていたようですよ。問題はないそうです。転勤先がグラスフィートだと聞いてむしろ御喜びになっていらしたようですね。 フリード様と奥方様達のお住みになる屋敷を一軒建ててほしいとの御要望ですが構いませんか?」

 連隊長から聞いたフリード様の希望ももっともだ。

 私は大きく頷いて答える。

「勿論それは構わないよ。可能な限り要望は聞いて差し上げて。完成まではウチの迎賓館をお使い頂いても構わないし」

「そうですね。当面迎賓館の使用予定もありませんし、よろしいのでは?

 ではマルビスの方にはそう連絡を入れておきます。

 シルヴィスティアのオープニングイベントも終わってウチのメイド達もそろそろ通常業務の屋敷の管理に戻っている頃ですし、タイミング的には丁度良かったですね」

 期間限定店のエリアも無事閉じて、専属護衛部隊もライオネルとハンス、ランスとシーファを残して全員戻ったんだった。

 部屋が空いたので私も一人部屋に戻った。

 何はともあれ多少の制約はついたが無事(?)に一件落着ということで。


 余談だが、ヘンリー様のもと上司、ジャバリックさんはこの数日間で心労によりすっかり残った髪も抜け落ちてしまったとのことだ。

 お気の毒様という他ないが、その元凶がいなくなったのだ。

 また生えてくる可能性もあるだろうか?


 まだ彼の毛根が死滅していないことを祈りつつ、これからウチに訪れるであろう面倒事に私は大きな溜め息を吐いた。



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