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第二十一話 入学試験は波乱の予感です?


 入学試験当日。


 私は出掛ける前に団長に結界を張ってもらってから四千クラスの空の魔石に魔力を充填し、学院に向かった。

 受付時間終了少し前に馬車で到着すると人混みが減るのを待ち、閉まる寸前で滑り込む。

 殆どの生徒達は既に会場である講義室に移動済み、人影もまばらだ。案内状と身分証明書、更には陛下の講師雇用の書状も添え、受付に提出すると終了寸前にやってきた生徒に対して向けられた剣呑とした目付きが一瞬にして見開かれ、係員がガタンッと立ち上がり、椅子が後ろに倒れた。

 何事かとやってきた二人に騒ぎ立てないように唇の前で人差し指を立てると三人は慌てて口を押さえた。


「申し訳ありません。最終受付お願いします」

 微笑んでそう告げるとあたふたと三人が手続準備を始め、石碑の前に案内される。

 軽く触れて魔力を流すと所有属性を示す魔石はいつものように全て光り、測定量は三千百辺りで止まった。

 うん、予定通り。

 担当員達はあんぐりと口を開け、目を剥いて驚いていたけれどそこは笑顔で威圧した。

「すみません、門は通して頂いて宜しいですか? もうすぐ筆記試験が始まりますよね」

「はっ、はいっ、どうぞお通りになって下さい。会場は三階の角部屋、一番後ろの席、受付番号は四百二十八番です」

 本来の半分以下の魔力量でこの驚かれ方か。

 全属性持ちって言うのもあるのだろうけど、シルベスタ王国広しと言えど現在の生存者で確認されているのは私だけという話だし、仕方ないのか。過去にも数えるほどもいないってことだしね。

 しかし私が最後ってことはだいたい生徒の数はそれくらいってことか、意外に生徒数が多い。

「お会いできて光栄ですっ、ハルスウェルト様」

「これから四年間、宜しくお願いします。じゃあ行ってくるね、ロイ、イシュカ」

 カチンコチンに固まった三人を前に苦笑いすると受付まで同行してくれた二人と別れて歩き出す。

「お気をつけて。終わる頃にまたお迎えにあがります」

「うん。お願いね、イシュカ」

「私は貴方の好きなシーフードドリアを作ってお待ちしてます」

「ありがとう、ロイ。楽しみにしてる」

 声を掛けてくれる二人に手を振ると校舎の方角から高い鐘の音が鳴った。

「あっ、これって開始の合図?」

「いえっ、予鈴です」

「じゃあ急いだ方が良いね。頑張ってくるよ」

 私は校舎に向かって走り出した。


 午前中二科目、ランチを挟んで午後三科目か。

 語学、算術、歴史学、魔法学、一般教養の全五科目。

 出席日数免除を狙うなら高得点を出さなきゃいけないわけで、大丈夫だろうかと心配していたものの特に難しくもなく、サラサラと解いて書き終え、一度見返し、答案を書き終えたら出て行っても良いというのでチェックをしてから退出し、中庭で時間を潰して開始時間ギリギリに戻るを繰り返すことで殆ど周囲に騒がれることもなく乗り切った。

 この世界では平民の識字率が低いだけあって学力その他知識はまだそんなに発展していない。

 前世でも小学生で習った算数以上の数学知識というものは実際の生活で役に立っていたかと聞かれると、一般的な普通の庶民の生活にはハッキリ言ってしまえば無駄な知識、普通に生活している限りは用のないもの。読み書きが出来て、計算が出来ればそんなに困ることがないというのが現実だ。

 別にそれが不要なものと言っているわけではない。

 頭というものは使わなければ退化する。

 余分な知識というものは実際の生活で役に立たなくても考えるための幅を持たせるということに役に立っているのではないかと思うのだ。知らないよりは知っている方が万が一それが必要になった時に困らない。例え忘れてしまっていたとしても一度は出来たものならば忌避感も起こりにくいだろうし、考える癖、頭を使う癖というものは簡単に身につくものではないと思うのだ。

 それに『勉強ができる』と『頭が良い』は別物。知識があってもそれを利用できないなら、それはただ『知っている』ということでしかない。だが多くのことを勉強することで利用できる知識を多く蓄えることも出来る。それは何も机の前に座って得られるものばかりではない。生活の中で身に付けた豆知識であったり、会話の中で見聞きした雑学や情報、記憶の片隅に残っていた目から得られる視覚情報、多岐に渡るものだ。それらは確かに日常生活には役に立たないかもしれない。だけどいずれ何かの役に立つかもしれないもの。知識という財産は持っていても荷物になることはない、ならば多く持っていることに越したことはない。

 とはいえ興味がなければ覚える努力も億劫になるのは事実。

 私も例に漏れず好き嫌いがハッキリしていたし、文系科目の勉強は後回しにしがちでそれが身についているかといえば甚だ疑問だ。そこそこに良かった暗記力も英単語を覚えるのには発揮されていなかったし。何故だろうといつも不思議だったのだが好奇心旺盛過ぎて雑学その他を詰め込み過ぎ、結局凡人の頭の記憶能力のキャパシティを超えていたのだろうと根拠のない理屈で自分を納得させていたけれど。

 なんにせよ、この世界には魔法というものが存在しているのもあって前世とは価値観が変わっているものも多いし、魔法があることによって発達しにくい技術もある。いくら前世と類似点が多くても私の持つ多くの雑学が通じるものばかりではないし、必要とされないものも多い。例えば火を何かを燃やすために前世では火を起こすための道具が生活をより良くするために開発、改良されていった。火打石、マッチ、ライターとより手間の掛からない方法で。だけどこの世界では火属性さえ持っていれば呪文一つで事足りる、道具さえ要らないのだ。だからこそそれらを開発する必要性が低いのだ。必要とする者が少なければその事態を解決しようとする人間も少なくなるし、そうなればそういった技術の発展も当然遅れる。

 だがその反面、魔法の技術がもたらすものも大きいわけで。

 洗濯機などの大きな家電がなくても水魔法で洗浄し、風魔法で乾燥させる。

 懐中電灯がなくっても光属性を持っていれば暗い夜道を照らすことも出来る。

 土属性があれば大きな重機を使うことなく自在に地面に穴も掘削出来る。

 だからこそ魔法の開発には多大なる資金や人材が割かれ、この学院でも必須科目、特に力が注がれている。ここは前世とはまるで違う発展を辿り、全く違う文明を築いていくのだろう。

 前世の私が空想していた魔法のあるこの世界はすごく便利である反面、非常に不便でもある。

 そんな世界(ところ)だ。



 ランチも食堂ではなくロイの作ってくれた御弁当をレインと目立たない茂みの影で取り、徹底的に人目を避けた。明日の実地試験ならともかく筆記は他の子の集中力を乱しては気の毒だ。そうして五科目の最後の試験問題を解き終えたところで答案用紙を伏せ、試験終了のベルが終わる頃には既に門の外に出ていた。迎えに来てくれていたイシュカと一緒に騎士団内の自宅に戻る。

「試験は如何でした? ハルト様なら問題なく満点を取れるような内容でしたでしょう?」

 ロイが早速お茶とオヤツを出し、隣に座り、五人で食卓を囲むとそう尋ねてきた。

 難しいかそうでないかの二択ならそうでないと答えるが、簡単だったかと聞かれると微妙なところだ。

「う〜ん、どうだろう? 一応全部答案は埋めたけど結構問題数は多いね。解答用紙が二枚あってね。一枚はすごく簡単だったんだけど、もう一枚はそれなりに解くのが面倒なのもあったよ。あれって特進科クラス選別のための問題かなあ。けっこう専門的な問題もあったかな」

 正直初等部ということもあって少しナメていたのだ。

 前世では一応ソコソコの理数系の大学をそれなりの成績で卒業し、一応教員免許も取得していた身の上だ。説明下手を自覚して諦めはしたものの中学以下レベルの問題に困ることはない。転生時点での唯一のチート能力の語学はいまだに健在で母国語、他国語、古代語に至るまで、全て理解解読可能なバイリンガルならぬマルチリンガル。歴史と一般教養も山ほどの書物から学んだ。魔法学は多大なる興味本位な趣味に任せて調べて試し、実験を繰り返して身に付けた。

 完全理数系の頭の作りだった私が前世で苦労したのは英語、現代語、古典などの語学関係。その語学能力のが産まれた時点で身についていたのは非常にありがたい。

 とはいえ、人に教えるのが苦手なのは変わらなかったけれど。

 それもここ一年余り、イシュカの授業を聴いていたので今は多少なりとも理解、改善してきた。自分がわかっていても他人に伝わらなければ意味がない。説明というものは省いて端折ってはダメなのだ。クドイと言われるほど丁寧に説明してもまだ足りないのだということを理解する。

 それは理解したのだが、一枚目と二枚目の問題のレベルがあまりにも違い過ぎて奇妙な感じがした。

 そう、例えるなら小学校一年レベルからいきなり中学生レベルまでポンッと上げられたような違和感。だから特進クラス分けの問題だと解釈していた。全て押し並べて同じ教育というものは公平なようでいて実は不公平でもあると思うのだ。その人の持っている稀有な才能を潰すことにもなり得る。五教科の内四教科が駄目でも残る一教科が突出していることだってある、人によって持っている才能は違うものなのだ。画一化された教育よりも個人的には早めにその才能を見つけ、伸ばすことは悪くないと考える。全てが並以上である人と、何か突出した才能がある人と、どちらが優秀かだなんて見方が変われば価値も変わってくるのだから。

 私はこの先の伸び率の期待出来ない、才能頭打ちの凡人ではあるけれど、一応講師を勤めることだし出来が悪すぎては問題視されかねないからきっちり最後まで答案を埋めてきた。

 だがイシュカはそんな私の答えに納得出来ない様子で首を傾げる。

「いえ、そんなはずはありません。ごく簡単な基礎問題が殆どのはずですよ。確かに差をつけるために最後の二、三問は多少難しくなっていますが」

「あれっ、じゃあ私が思ってたより学院入学試験のレベル、高かったのかな」

 問題ないと言う家庭教師の言葉を鵜呑みにした私が悪かっただけでそれを責めるつもりはないが、一枚目と二枚目の問題の難易度の差は多少どころじゃなかった。 

「それに答案用紙が二枚というのもおかしいです。どんな問題でした?」

 イシュカに問われて私がそのだいたいの内容を伝えると考え込んでいたロイが眉を顰めて言う。

「ハルト様、それ、高等部卒業試験レベルですよ。そんな問題出したところで普通、初等部入学試験受験生に解けません」

 嘘など吐いていないのはロイも承知しているようで難しい顔をする。

 仮にロイの言うように高等部卒業試験レベルだと仮定してそんなことをしていったい誰得なのか。笑い者にしたいというなら随分と見当違いな手段だ。ロイの学院時代からまだ十年も経っていないことを思えばそこまでレベルが一気に上がるわけもない。

「でも確かにそんな感じの問題だったよ?」

「一番最後に受付を通るようにというのは陛下の御指示だったんですよね?」

 言われてハタと気が付いた。

 講義室に着いた時、問題用紙と解答用紙は既に机の上に配られ、伏せられていた。他人の解答用紙を覗き込めばそれはカンニング、出来るわけもない。配られているものが前にいる人と違うなどわかるはずもないのだ。

「ひょっとして私、また陛下に嵌められた?」

「かもしれません」

 何を考えているんだ? あの腹黒。

 つまり二枚あった解答用紙のもう一枚は高等部卒業試験レベル。

 そんなことをしていったいなんの意味がある?

「団長か連隊長あたりなら事情を知っているかもしれません。戻られたら食事の時にでも聞いてみましょう」


 もうすぐ夕食の時間。

 突発的な事件でも起こらない限りあの二人はそろそろ帰ってくるだろう。

 昨日も一昨日も、ここに私達が来て以来、ほぼ定時上がりで現れる。

 御飯目当てに敷地内に一軒家を建てるとはどこまで食い意地が張っているのかとツッコミたくなったが、間違いなくロイの御飯は美味しいので無理もない。

 既に私の作る料理はほぼ全て網羅しているしアレンジもこなすのだ。

 仕事が丁寧なロイに大雑把で適当な私が勝てるはずもない。


 私の存在意義が日に日に薄くなっているような気がするのは多分思い過ごしだと思いたい。



「ああ、それですか。はい、確かにそれなら知っています」

 仕事を終えて帰ってきた二人を加えて七人で食卓を囲みつつ、尋ねたイシュカに連隊長がアッサリと白状し(ゲロッ)た。

「イシュカの言うようにハルトが受けた試験は二つです。一枚は入学試験用、もう一枚は今年の高等部の卒業試験問題です」

 やはりか。ロイの見解に間違いはなかったらしい。

 どういうことだと言わんばかりの私のジト目に連隊長が肩を竦める。

「ミゲル殿下が陛下に言って見えたのですよ。貴方に学院での授業が必要とは思えないと。そこで貴方の机にだけ通常の入試問題用紙と卒業試験問題用紙を置いておいたんです」

 犯人はミゲルか。

 他意はなかったのだろうけど。

「げっ、そう言うことは最初に言ってよ」

「言うと貴方は手を抜くでしょう? 目立ちたくないからと」

 そんなことは・・・するけど。

 初等部問題に手を抜くとバレバレだけど高等部卒業試験(そんなもの)に高得点を出したあかつきにはまた面倒なことになりそうだと思っただろうことは間違いない。

「おめでとうございます。入学試験問題は満点、卒業試験問題は五科目合計で四百八十五点。今年の首席卒業生よりも上ですよ。学院の教師達が驚愕してました。しかも全教科終了時間前に退席していたらしいですね」

 連隊長の言葉に蒼白する。

 げっ、マズった。

 怪しいと気付いた時点でもっと疑ってかかるべきだった。 

「教師達の中にまだ八歳である貴方が講師を勤めることに不安視する者がいましてね。いくら戦術に優れていようと子供にそのようなものが務まるわけがないと。

 騎士団員達相手に既に立証されているというのに馬鹿らしい」

 いや、立証されていませんよ?

 講義をしているのはイシュカであって私ではない。

 私は単なる御意見番。

「そこで陛下が仰ったのですよ。ならば試してみれば良かろうと。

 同盟の要である貴方を教室から排除するのは問題がある、点数が低ければ全ての講義でイシュカに教鞭を取らせてその横で椅子に座らせて置けば良いと」

 やっぱり首謀者は陛下か。

 しかしここでも反感は大きそうだ。

 まあそれも仕方がないことだ。苦労して就職したであろうに、それを脅かすような存在(わたし)が御登場ともなれば面白くもないに違いない。イベント的な一日講師みたいなものであれば微笑ましく見ていられるだろうけど肝入り状態の生意気そうな子供(ガキ)にウロチョロされるのはプライドの高い教師陣達ならさぞかし目障りなことだろう。

「そんな方達も貴方の点数を見て文句も言えない様子でしたよ。特に魔法学についてはその考察が素晴らしいと教授の一人が興奮していました」

 ・・・サキアス叔父さんみたいな面倒そうな方もいるようだ。

 反感を持たれないのはありがたいが別の問題も出てきそうだ。

 全く余計なことをしてくれたものだ。

「明日は実技試験ですね。午前と午後にそれぞれ一科目づつ四科目から選択出来ますが今回は武術、魔術の試験会場は高等部の闘技場、貴方の出番はどちらともその最後です。どうぞ存分に暴れて下さい。貴方の武術試験官は引退したもと近衛連隊長、私の前任者です。今は表舞台には年に一度の武闘祭くらいにしか出てこられませんが国内ランクでも上位におられる方、魔術の方は現在の王室魔術士筆頭の補佐官です。

 遠慮はいりません。なんなら叩き伏せて頂いて構いませんよ」

 笑顔でとんでもないことを言いますね、連隊長。

 私にそんな猛者相手に善戦できると思っているあたりがおかしいでしょう。

「俺達も陛下の護衛で明日は見学に行く。今年は他国留学生受け入れ開始の初年度だからな。明日は父兄も三人まで入場可能だ。各国の王子殿下及び上位貴族の留学生とその王室関係者の方々の前でその実力を見せつけてやれ」

 陛下が来場する理由は納得できないこともないけど、どうにも野次馬根性が透けて見える。

 口をへの字に曲げた私に団長が笑う。

「嫌そうな顔だな。だが悪いことばかりじゃないぞ。高等部卒業試験を首席より高得点が出せるヤツに初等部教育の必要性はないということで既に初等部学科の座学は全て免除、ヤツらに一泡吹かせてやれればそっち関係の授業も全て免除だ。後はマナー、ダンス、社交、教養なども合格点が取れれば実質お前の拘束時間は講義の時間のみ、悪くない話だろ?」

 確かにそれだけ聞けば悪い話ではないようにも聞こえる。

 でもそれって多分その条件(エサ)で私を釣ろうとしてるだけだよね?

 しかも父兄見学可というあたりが狙ってる。

 私が苦虫を噛み潰したような顔をするとニヤニヤと面白そうに笑っている。

「明日はイシュカとテスラと三人で応援に行きますね。頑張って下さい」

 嬉しそうに言うロイに私がグッと息を飲むと益々団長は笑いを爆発させた。

 しかもイシュカ達にカッコ悪いところを見せたくない私の心理も見抜かれてる。

 やはり陛下は腹黒で間違いない。

「明日は早起きして今日よりも豪華なお弁当を作りましょう。レイン様も一緒なら侯爵閣下の分も必要ですね。口にされるかどうかわかりませんが多めに作っておきますね」

 最早ピクニック気分のロイに私が何も言えなくなる。

 こうなってくると私に手を抜いて適当にという言葉は存在しない。

 大事な人達には不様な姿は見せたくない。

 カッコイイところを見せたいと思うのが人間の心理だ。

 相手は二人とも屈指の実力者。

 勝てないまでも良いとこ無しで終わることは出来ない。

 やはり陛下の掌の上で踊らされている感は否めないがこうなったらやってやろうじゃない。勝てるかどうかはわからないけどこの半年余り、イシュカの目をかいくぐり(結局途中でバレたけど)伊達にガイと魔獣討伐に出掛けていたわけではないことをとっくと見せつけて差し上げようじゃないの。


 翌日、あの陛下がそんなに甘くないことを嫌というほど知らされることになるとも知らずに、私はお気楽に考えていた。


  

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