お前とH!?~おいコラ田中ケツを出せ~
俺は【出化杉・ティン・小息杉】
父親が外国人だったおかげでこんなにも素敵な名前を貰えた。俺はハーフだ。皆からするとハーフといえば、イケメンだとか、美人だとか考えるのかもしれない。だが俺はそんな大層なグループには属していない。
「おはよっ!小息杉君!」
朝から頭に響く声だ。
彼女の名前は【佐志原 利奈】
学校のマドンナである。
「あぁ、おはよう」
僕は気だるそうに答える。
その刹那。脳が理解した。明確な【死】。
バキィッ!
頭に重い衝撃が走り、脳が震える。
「あ!気が付いた?大丈夫?君、名前は?」
1人の女性が心配そうに俺の顔を覗きこむ。
なんて美しいんだ。その顔は学校のマドンナである
【佐志原 利奈】にも負けないほどだった。今の俺は67日間の禁欲の末に女性に性的欲求を持たなくなりつつあった。しかしどうだ。こんなに美しい女性がその距離わずか10cmの眼前にいるのだ。俺の息子の現在のステータスは長い目覚めからさめ、臨界状態といわんばかりに血管を波打たせていた。さらには禁欲での思想が最も薄い状態での眼前の美女。+に+を重ねた俺の息子はもう覚醒していた。
ガバッ
俺は衝動的に美女を押し倒した。
「きゃっ!」
俺は【カラミティドラゴン】を究極限界突破させ、
【ジーンズ・フォール】を突き破り【エクストラ・ブリーフ】を脱ぎ捨てた。
「そ、それはっ!私まだ、したこと…」
彼女の言葉など耳に入らなかった。
俺のターミネーターは【マーンコンデンサー城】
に突撃した。
ヌププっ!
生々しい音とともに目を開くとそこには唯一の友人
【田中】がいた。俺のジェットファルコンは田中の
ア・ナフォールにブッ刺さっていた。
俺は田中に生で注いだ。
田中は男だ。しかし、子供ができた。奴の口から卵で出てきた。卵の中には赤子が入っていた。俺達はこれから三人で幸せに生きていく。