マナメタルへの挑戦
前作の続きとして、新しく物語を始めます!
どしどし、感想をお願い致します!
志布見 渉。
女神タレイアの遣わした魂の転生者にして、最強の力”錬成スキル”を持つ彼の使命は地上界における種族間同士の争いを無くし、平和へ導くことであった。
渉は、女神の使徒として、地上界へ転送されると、様々な体験、経験を通し遂に世界平和を実現する事に成功したのであった。
彼の用いた錬成スキルにより創造された永久不滅のダンジョン”挑戦の宿”は名前からは想定できない程、挑戦者にとっての楽園と化していた。
ダンジョン内の特殊な仕様は、挑戦者の精神状態などを随時感知し、適切な環境へと創り変えてしまう特性から、挑戦する者達の感情は適度な満足感を得られるに至った。
世界の各地にそのダンジョンは設置されており、いずれも渉の手により創造された最高峰のアーティファクトとして、世界各国に正式に認められ、渉の立場は最上級扱いになっていた。
しかし、平和になった世界において女神の願いを成功させた渉は、元の世界に帰れると思いしや、予測もしていなかった事を女神より告げられる。
『世界を維持するためのマナが無くなりそうです』
どうやら、世界に散らばせたダンジョンが吸い上げるマナ量は、自動生成されるマナの量を凌駕しているらしく、その対策が思いつかないということであったのだ。
そして、元の世界に帰る為にもマナの量を増やす必要があるらしく、女神タレイアに泣き顔で懇願された渉は仕方ないと協力する事になる。
その後、世界のマナを供給する為にはマナメタルが必要である事が分かった渉は、自分の創り出したダンジョンで入手可能である事を確信すると、渉自身でダンジョンに挑む事を決意するのであった・・・。
また次回もお楽しみに!!