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8-2




 結局、大した事無かったですね。

 日が沈む前には皆殺しが終わりました。

 雑魚狩りは面倒です。塒(ねぐら)ごと破壊すれば楽なのですが、それは却下されました。


 さて、これはどうするべきなのでしょうか。


 取り敢えずは外へ連れ出して待機させていますが、苗床になっていた人達の判断をして欲しいのです。


 現在龍悟さんは、残党の確認のためにもう一度塒の探索に向かっていて、ここには居ません。

 

 ……私も見つけたのですが、放置してきたのは不味かったでしょうか。

 ここに居るのは、龍悟さんが連れてきた人です。


 本当に、どうしたら良いのでしょうか。


 人間はすぐに弱りますし、連れ出したなら助けた方が良いですよね。精神的に死んでいる人も居ますが、廃人なら殺した方が楽なのではないかと思います。


 やりませんけど。

 私だってそれなりに学んで居るのです。ノエルさんに何か言われそうな事は、きっと人間として間違っているのです。

 だから、ここで殺すのは間違っていると考えます。


 あっ、子宮の中のゴブリンも殺した方が良いのでしょうか。

 それも聞かなくてはいけませんね。


 少なくとも、この人達が死んでしまわない様にしましょうか。この環境で人間が弱る原因として考えられるのは、体温と栄養状態が有力です。

 私の、着ていない服を着せましょうか。沢山あるのです、この人達に消費してもらいます。そこまで寒くはないと思いますが、冷えはするばず。暖かくするのは正しいはずです。


 栄養不足は、すぐに良くなるものではありません。が、流石に何日も水やゴブリンの精液しか摂取していないのでは問題ですね。刺激の少ないスープやシチューを用意しましょう。


 全く覚えていませんが、空腹は辛かった気がします。


 先に、ふやかしたパンを与えておきましょうか。その間に調理を済ませましょう。


 ああ、丁度良い所に来ましたね。

 貴女、手伝って下さい。


 彼女達の多くが放心状態で使い物になりません。まともに動ける貴女は、貴重な労働力です。

 これを配って食べさせて下さい。



「……ぁ、ありがとうございます…」



 なんですか?

 私はまだ何もしていませんよ?


 まあ良いです。お礼を言われて不快になることはありません。ここは素直に返しておきましょう。


 私も、だいぶ人間に溶け込めていると思うのです。

 日頃から龍悟さん達を観察していましたので、かなりコミュニケーション能力は上がったハズなのです。


 さて、全く動けずに食べても吐き戻してしまう人が何人か居るのですが、どうしたものでしょうか。長い人では、15~20日ほど使われていた感じで、ゴブリンを3~4体ほど産んで居ますね。

 生きる体力も死ぬ気力も無い。と言った状態です。何をしたら良いのかサッパリ分かりません、龍悟さんに任せましょう。


 どうやら配り終わった様ですね。早い人だと、既に食べ終わっています。

 スープを用意しています、少々お待ち下さい。温めるだけなので、すぐに終ります。



「弥槻さーん。今戻ったぞ。……さっきも言ったけどさ、流石に放置は酷いと思うんだ。せめて鎖を外すとか、部屋から出すとかしてあげような。人間らしく」



 人間らしくですか。


 分かりました。今後はそうしましょう。


 お爺ちゃんと妖狐さんに言われたのですが、龍悟さんと居る間だけでも人間らしく振る舞う方が良いそうです。何故かは分かりませんが、誰に相談してもそれが良いそうなのでそうしています。


 人間らしさって何でしょうか?


 真っ先に思い付いたので、身体を可能な限り人間に近付けています。不便ですが、龍悟さん達も同じであるハズなので文句は言いません。

 近付けてはいますが、スペックは下げていないので能力の変動はありません。


 さてと、スープも温めたので配りましょう。一応、味を薄めて具材も細かく砕いておきました。飲みやすくなっていると思います。


 龍悟さんが連れてきた6人を加えて全部で14人になりました。人間に獣人、森人も混じって居ますね。人里では少ないらしいので、ここに居るのは珍しいですね。私も、師匠以外で見るのは初めてです。


 

「この人数だと移動も大変だよな。今日はここで一晩休もうか。俺は朝一番で応援を呼んでくるから、弥槻さんは彼女達を守ってやって欲しい。念のため言っとくけど、自殺とかしようとしても止めてくれな」



 分かりました。

 やれるだけやりましょう。


 龍悟さんに彼女達を任せたかったのですが、いくつか断られてしまいました。男性が女性の面倒を看るのがどうとか言っていましたが、気にするだけムダだと思いました。


 仕方ないので、断られた事は私が担当します。


 龍悟さんにタープを張ってもらっていたので、そこに目隠しで壁を作ります。出来れば小屋などを作りたかったのですが、日が沈むまであまり時間がありませんし、どうせ1日だけなので止めておきました。


 外で龍悟さんと、比較的元気のある人でお湯を沸かしています。中では身体を拭いたり、新しく持ってきた服に着替えてもらっています。先に着せた服の処分は本人達に任せます。あれはただの防寒着として渡してので、不要なら捨ててください。


 全員が終わったので、換気をして休ませます。


 周囲の警戒は私がしておくので、龍悟さんも休んだらどうですか?



「この人数を見守るなら人手はあった方が良いだろ。聖剣(これ)出してりゃ、二三日の徹夜くらいなんて事ないしな」



 なら良いのですが、無理をしてはいけませんよ。

 私だって、親しい人の心配くらいするのですから。


 

「疲れてるだろうに、君達も休んだらどうだ」



 陰から出てきたのは、3人の女性です。居るのは気付いていましたよ。気配は消していた様ですが、魔力や体温までは消していなかったので。


 どうも私達を警戒しているみたいです。



「貴方達は何者なの? あれだけの数を短時間で、しかもたった二人で壊滅させるなんて……ギルドの派遣にしても速すぎるわ」



 龍悟さんに任せておきましょう。静かに黙っててくれって言われたので、言うとおりにしています。



「何者って言われたなら、通りすがりの新婚夫婦だな。この先にある村に用事があるんだ。たまたまゴブリンの巣を見付けて、その村に被害が出る可能性があったから潰した。明日ギルドに人を呼びに行ってくるから、それまでは面倒をみるよ」


「分かりました。助けて頂いた事には感謝していますし、貴方の言い分も信じましょう。それでは何故隣の彼女から、魔物の気配がするのですか?」


「魔物じゃなくて魔族だ。俺の嫁だ」



 龍悟さん、多分その答えは間違っていると思うのですが。彼女は、魔族がここに居る理由を聞きたいのだと考えられます。


 まあ、黙っていろと言われているので黙っています。

 言われたことは守りますよ、破る理由がありませんし。



「……っは! まさか花精霊みたいなタイプか!? 俺の嫁は渡さんぞ!」


「いえ、そうではなくてですね」


「くぅ~弥槻さんの魅力は性別関係なしか~。いいさ皆まで言うな、思いを告げる権利は平等だ、弥槻さんに想いをぶつけると良い。安心して欲しい、その辺について俺は寛容だ」




 なんだか適当な事を言っていますが、全く違う事を考えているようです。多分、お腹が空いたのでしょう。準備しておきますね。


 彼女達の分も用意しますね。

 材料なら大量にありますし、そこまで手間の掛かる事はしませんから。多少増えても誤差の範囲です。


 

「だから。そうではなくて…私は貴方達が何者なのかを……」


「分かるぞ。まるで女神の様な美しさだと言いたいんだろう。物憂げな表情は絵画みたいだもんな。だがそれに臆してはいけない、まずは話しかける所からだ。大丈夫だ、それで弥槻さんを捕まえた男が言うんだ間違いない」


「あの、私の話を聞いて……」


「ああ、声を聞くのも尊いってか。あんまり話すタイプじゃないもんな。声を掛けにくいのはよく分かる。けどあえてそこを踏み込むんだ、耳が幸せになる声が聴けるぞ。注意するのは、返事が必要な話をすることだな。大抵の事は、頷くだけとか目線だけで返されるんだよ」



 私って、そんなに喋ってないですか?

 確かに話すことは少なかったと思いますが、最近はよく喋っている筈なのです。意識して声を出すようにしていますからね。


 それに、話していると龍悟さんが嬉しそうなので。その感情が流れて来ると、つられて私も少し嬉しくなるのです。



「…はぁ……ヤヅキさん、ですよね。貴女達は何者なのですか?」



 えっと、話すなと言われているのですが。


 あぁ宜しいのですか? 分かりました。


 何者、何者なのでしょうか。

 と言うか、私はなんなのでしょう。本当に木精霊で合っているのでしょうか、受肉した木精霊なんて聞いたことがありません。

 はっきりしているのは、龍悟さんの伴侶だと言うことですね。


 この場に居るのは、本当に偶然です。


 ここまで大きなゴブリンのコロニーはそうそう出会うものではありませんし、1人では間違いなく来ませんからね。面倒ですから。

 貴女達を助けたのも、龍悟さんが居たからです。



「弥槻さん。せめて話そう。俺を指差して頷くだけじゃ分かんないよ? あっ、ちなみに通訳すると、俺の言ったことで合ってるって事だと思う。あと、弥槻さんは人間じゃなくて木精霊の特異種って奴らしい」



 だって、龍悟さんの言ったことが全てですから。

 同じ事を繰り返す意味はないと思います。


 

「悪いな、弥槻さんは黙り込むと長いんだよ。今は多分、人間とは何かってのを考えてるな。返事は気長に待っててくれ。別に無視してる訳でもないから、困って頼っても問題ないぞ。ただし、言葉に出して伝えないと伝わらないからな。そこんとこ気を付けてくれ。見回り行ってくる」



 狼の群れですね。一部魔獣に変化してるので、気を付けて下さい。まあ油断しなければ、目を瞑っていても殲滅できる相手です。

 この辺り一帯は混沌の侵食が完了しましたので、何かあれば合図をお願いします。



「おう。行ってくる」



 速いですね。

 移動速度だけなら、私と並んでいます。


 龍悟さん、今でも訓練を続けていますし、そろそろ混沌を使わなければいけません。

 ステップを踏んで残像を残しての一斉攻撃って、多分人間技ではないと思います。


 あと聖剣って、別に剣じゃなくても良いそうです。使用者の意思に沿った形状を取るらしく、最近は火器として使用しています。

 …あぁ…えっと、名前を忘れましたが、拳銃が多いですね。時々狙撃銃です。1人の時は散弾銃らしいです。謎なのですが、弾を装填している姿を見たことがないんですよね、どうなっているのでしょうか。


 あと私が見る限り、命中率は高くありません。落ち着いて射てば6割、戦闘中なら4割以下です。まだまだこれからです。


 楽しそうだったので、いつか私もやってみたいですね。


 やりたくはないですが、師匠に頼んでみるのも考えられます。確かあの人、普通に聖剣も使えた筈です。

 元々勇者ですし、他にもありそうですね。


 多少性質は違いますが、同じ混沌ですし、私も使えると思うんです。挑戦はしてみましょう。



「━━━…弥槻さーん…愛してるよー!」



 たまに師匠みたいなことしますよね、龍悟さん。

 魔法で拡声してまで叫ぶ事でもないかと思います。



「……貴女達、なんかスゴいわね……」



 何がですか?

 比較対象がわからないのでなんとも言えません。


 凄いと言えばお爺ちゃんですね、最近はノエルさん達の家に入り浸っているらしいです。何でも、ガレオさんに仙人の資質があるとかで、弟子にしようとしています。

 お爺ちゃんが弟子に欲しがるなんて、余程才能があるのでしょう。今まで、弟子になりたい希望者をとことん追い返して来ていますから。


 私も弟子を断られましたし。


 そうでした、私はお爺ちゃんに仙術を教わっていませんでした。弟子入りの記憶が、全部桃の味に変わっています。美味しいですからね、あの桃。


 違います。


 仙術です。私はお爺ちゃんから教わっていないのです。別に使えない訳ではありませんが、術の完成度を高めるには、やはり専門家の意見が欲しいのです。

 書物や伝聞、見とり稽古、これらだけなのでそろそろ限界が近いのです。時間を掛ければ良いのですが、師匠を相手に時間は掛けられません。あの人を倒すには、あの人以上の速度で能力を上げなければいけないのですから。



「私達も休みましょ。何かもう力抜けちゃったわ」



 彼女達は、何をしに来たのでしょうね。


 私は、龍悟さんから見張りを頼まれているので眠りませんが、貴女達は休んだ方が良いですよ。気付いていないだけで、疲労は溜まっているのですから。


 そろそろ龍悟さんの掃除も終わりそうですね。

 銃声が無くなりました。


 戻ってくるまで、聖剣を取り出す練習でもしていましょう。まずは、私の混沌から、聖気を分離させる所からですね。聖気は身近に保有している人が居るので、すぐに見付けられました。分離も、魔力や呪力等と同じやり方で出来ました。


 聖剣の呼び出しなのてすが、これが難しいのです。

 聖剣はその特性から、持ち主を選びます。そもそも、聖剣に合う波長を持っている者に、聖気が宿るのです。


 聖気を持つから聖剣が使えるのではなく、聖剣に適合する人に対して、聖剣から聖気を与えられる訳です。


 師匠は元々聖剣に適合していたらしいので苦労は無かったそうですが、私はそうではありません。


 ですが、聖剣を使えない訳ではないのです。

 私は、本来聖剣から与えられる筈の聖気を持っています。この聖気を、聖剣に適合させられれば取得は可能になると考えています。


 手間なのは、聖剣がただの武器ではない事です。呼び出すと言う動作から分かるのですが、普段は別の層の世界に存在しています。

 今私の居る世界と重なった世界で、聖気はその世界の壁を貫通して干渉します。


 聖剣を構成する物質しか存在しない世界で、それ以外は存在出来ません。昔、興味本意で腕を捩じ込んだら、肩から先が消し飛びました。分体の身体で助かりました。


 龍悟さん、聖剣の世界に腕を通して取り出していたのですが、何故無事なのでしょうか?

 やはり、聖剣の適合者だからなのでしょうか。


 戻ってきたら、裂け目を覗かせてもらいましょう。向こう側が見れれば、何か分かるかも知れません。それに、あの時は無理やり捩じ込んだせいで何も見えませんでしたから、興味があるのです。


 取り敢えず、龍悟さんの聖気の波長に合わせてみましょう。多分、上手くいくと思います。


 混沌の操作は師匠よりも上手いと自負しています。ちなみに、師匠の混沌は強度が強すぎて今の私では太刀打ち出来ません。



 ━━ダメですっ!



 ……ふぅ…間に合いました。

 久し振りに焦りましたよ。


 休んでいる人達のうち、元気のある人には護身用に私が持ってきていた小盾とナイフを渡してました。


 廃人になりかけていた人が、ナイフを奪って自殺しようとしたのです。突然の行動でしたし、動きに迷いが無かったために後手に回ってしまったのです。


 今は蔓で身動きを封じています。

 面倒ですが、現場に向かいましょう。軽くパニックになりかけています。私的には放置しても良いのですが、帰ってくる龍悟さんに怒られそうなので止めときます。


 騒がしいのは、取り敢えず黙らせます。

 締め落としても良いのですが、弱っているのでそのまま死なれてしまいそうです。なので、即効性の毒を投与します。せいぜい、全身が痺れて力が入らなくなる程度の物です。殺さない時に役に立ちますね、これ。


 さてと、これはどうするべきなのでしょう。

 彼女を隔離させた方が良いのでしょうか?


 仕方ありません。

 私が側に居るとしましょう。


 目を離すとまた問題が起きそうです。


 さっき私の所に来ていた貴女、どう接すれば良いのか分からないので、私と一緒居てください。



「……して…もう殺して……」



 思ったほど毒の効果時間は長くないみたいです。まぁ量も少なかったですし、小型動物用でしたからね。こんなものでしょう。

 痺れも取れてきた様で、立ち上がれないにしても起き上がり話すことは可能です。


 ……殺して殺してと、その望みを叶えたいのは山々ですが、龍悟さんから死なせるなと言われていますので、却下です。


 死にたいのなら、私達と別れた後にして下さい。怒られるのは私なのですから。私は、怒られたくないのです。



「ああほら、落ち着いて。大丈夫だから、貴女はもう助かったの。もう安全だから、安心していいの。今は休みましょう」


「…なんで……私だけなの!? 皆死んで、何で私だけ……何でもっと速く来てくれなかったの! …どうして…どうして私だけなのよ……」


「……そう、仲間がいたのね。私にも居たのよ? あの部屋で、もう死んでしまったけれど…」



 なんとかなりそうですね。

 任せましょう。


 あ、龍悟さんが戻ってきました。

 


「弥槻さん弥槻さん。さっき俺の聖剣に一瞬違和感があったんだけど何か知ってる?」



 いえ、分かりません。


 それよりも、彼女達の説得等をお願いしたいのですが。



「それなら、多分大丈夫だ。本人達で解決に向かってると思う。あと提案なんだけど、今からギルドに向かっても良いかな? その方が速く迎えが来ると思うんだよね」



 龍悟さんがそうしたいのならば、そうしてください。どうせ眠らずに見張りをするつもりでしたので、私の負担は変わりませんし、この程度で弱る身体ではありません。


 ただ、何かあったときの対処法を聞いておきたいです。


 …もう、誰が何を考えているのか、検討もつかないのです。訳の分からない理由で騒ぎ立てられると、何をしていいのか分からなくなります。


 全員、首から下を地面に埋めてやりましょうかね?

 そしたら、動かないですし、話す内容も予想しやすいのですが……駄目ですよね…

 


「保護した人達の中の、リーダー的な人には俺から伝えとくよ。弥槻さんはそれを見守る感じで頼む」



 分かりました。

 それなら出来そうです。


 既に動ける人はそれぞれで動いていますし、グループも出来つつあります。私はそれらを監視していれば良いのですね。

 幸い、グループから外れた人は居ない様です。


 何かの拍子に龍悟さんが、二人一組の悪夢とか言っていましたが、それは起こらなかったみたいです。


 二人一組の悪夢って何なのでしょう。 相当相性が悪かったのでしょうか?

 グループを作るときに起こる現象である、までは話の流れから推測出来たのですが、詳しくは聞いていません。




 まぁ、考えていても無駄ですし、聖気の訓練でもしていましょうか。


 獣避けの植物を配置して、火の側で座っていましょう。

 まだ少し冷えるので、気付けば暖かい場所に引き寄せられています。


 龍悟さんが戻るまでは、大人しく待っているとしましょう。私が変に手を出すと、余計に拗れてしまいますから。


 

 

 



 



 ストック消滅。


 この先より、投稿ペースが不定期になります。


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