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[エルク]ユグドラシル攻略

ユグドラシル王都。

その上空に、非日常が広がる。

エルクの顔が映し出された。


「ユグドラシルの民よ。既に布告した通り、聖神はこの世を滅ぼそうとしている。我々、この世界の民は、これを伐ち倒す必要がある。信じよ、とは言わない。ただ、邪魔はするな。我々の前に立ち塞がるのなら、これは容赦なく排除する。これは警告ではなく、宣言である」


「聖神の卑怯な策略により、其方等が騙されているのは、承知している。もし一片の疑惑がその胸に生じているなら、我らの前に道を空けよ。ゆっくりと考えるがいい。其方等への同情はしている。聖神の卑怯な策略は、我々も戦く所だ」


「だが、繰り返すが、我々の道を塞ぐ者、破壊行為等で我々の邪魔をする者・・・そう言った者は、速やかに死を持って遇させて貰う。これは、世界を救う為の戦いであり、停滞は許されない。それに対する妨害は、この世界の存続を侵す物と考えよ」


「以前告知した通り、繰り返し宣告する。城を離れよ。我々の邪魔をするな。奪還後も、未来永劫、破壊活動等の妨害はするな」


「また、後日配布する法は遵守せよ。それは、人として遵守すべき倫理に等しい。違反した者には死を与える。不満を持つ者は、人里離れた地や、街から離れた同じ考えを持つ者同士を集めた村で暮らせ。無論、他者が絡んだ違反の種類、程度によっては、救出や討伐の対象とする」


エルクの顔が空から消える。


「さて、行こうか」


エルクが、傍らに控えるセリアに呼びかける。


「はい、ご主人様」


セリアが、真面目な顔で頷く。


城への潜入。

正門から入る。

人の壁や、聖騎士、影から狙う狙撃手や暗殺者が立ち塞がるが・・・セリアの放った剣が悉く奪う。


そして、聖柱の間・・・その前に立ち塞がる・・・魔獣。


「前王か」


エルクが言う。

倒さず、柱の守りとして再利用したのだろう。

純粋に、倒す労力を惜しんだ可能性もあるが。


トッ


セリアの放った剣が前王を貫き、前王はあっさりその命を消す。


セリアが聖柱に近づき、


「反転せよ、反転せよ、反転せよ、反転せよ」


セリアが、言霊(ことば)を送ると、聖柱は急速に曇っていく・・・そして・・・10分と経たず、魔柱へと変わった。


ユグドラシルは墜ちた。

勿論、抵抗勢力の排除、はまだまだ必要ではあるが・・・


「さて・・・」


エルクは、再び上空に顔を映し、聖柱は魔柱となった旨を告げる。


後は、魔柱の守護勢力が来るまでここに待機、守護勢力に場所を明け渡し、抵抗勢力の排除に加勢する形となる。


「とりあえずは後2つ、か」


エルクは苦々しく呟いた。

こてん、と、セリアがエルクに頭を預けた。

久しぶりの投稿です。

間が空いて申し訳ありません。

今日は恐らく、後何回か投稿できると思います。


累計13,348アクセス、本当に有り難うございます。

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