表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/32

アンカー

『お早うございます斎藤様』

その声とともに覚醒し、頭を書こうとするが無いのを思い出し枕で頭を掻く。

少し気持ち悪い動きをしながらうねうねとしていると椅子に座ったベルタナがこちらを見ていた。

「...」

「....」

「何見つめ合っているのですか? 犯罪ですよ?」

「何も変なこと考えてねえよ...喉乾いた、水取ってくれ」

そう言うとベルタナが冷蔵庫から水を取り出し持って来てベッドに置いた。

「....」

「.....」


アリスの方を見るが目を先に逸らされていたのでベルタナを見るとまだこちらを見ていた。

「飲ましてくれ」

「....」

ペットボトルの蓋の開け方が分からないようでペットボトルをガン見していた。

「アリス....開けてくれ」

そう言うと渋々と言った形でこっちに来て蓋を開けてベルタナに渡す。


ベルタナが俺の口元に水を持って来て飲ましてもらっているとベルガが来た。


「すみません、遅れました」

「いえ、大丈夫ですよ」

「お母さん大丈夫?」

もう水は良いです、

「ええ、大丈夫よ」

「どうしますか?こちらで朝食を取るなら連絡しますが」

「どうしましょう...」

「私は此処が良い」

「そうですねならお願いしても良いですか?」

少しペットボトルの角度が急になり....

「ゲファッ!」

呼吸を使用と鼻から息を吸おうとした時に角度が上がったせいでダイレクトに気管に水が流れ込む。

勢い良く肺に水が入り込み俺は思い切り口と鼻から水を噴出した。

「うわっ!汚い!」

「すみません!うちの娘が!」

「最悪ですね、ベルタナは服を着替えてきたほうが....」

「ゲホッ!ゲホッ!」

むせながら下を向き器官に入った水を出そうとむせ続ける。


しばらくむせ続け、ベッドで蹲っているとベルガが背中を擦ってくれた。



「ああ、有難う....ゲホッ」

少し楽になる。

「お召し物が濡れてしまいましたね」

「服は、そこの棚に入っているので、着替えさせてあげて下さい」

「...え?良いよ、我慢するから」

「昨日からお風呂にも入ってないですよね?臭いますよ」

「まじか!?...そう言えば頭ギッてるな」

すると上の服を引っ張られ脱がされた。








「よし、キレイになりましたね」

「あ、ああ...そうだな」

着替えさせられ俺だけ気まずくなっていると扉がノックされ食事が運び込まれた。



朝食を食べさせてもらっていると、カミラが入ってくる。

「お?良い身分だな、勝谷あとで整備部に来てくれ」

俺は、驚いた顔で顔が固まり直ぐにカミラが出ていった。







食べ終わりタバコを咥え火を着けてもらったあと外に歩いて行く。


整備班の前まで行くと灰皿が置いてあったのでペッとタバコを吐き中に入る。

「カミラ様は奥に居ます」

そう言われ奥に入っていくとカミラが俺の腕らしき腕を整備していた。

「喜べ新品だ、しかも大佐になったプレゼント付きだ」

そう言って俺の腕を持ち上げ見せてきた。



「じゃあ付けるぞ?」

「あーい!」

コードブルーを言われ一瞬の痛みの後チェエクが行われる。

手を動かし快調なのを確かめた。

「お? 良さそうだな? 次からの腕はアンカーを撃てるようになってる、一発撃つと鋼鉄のワイヤーが飛び出して対象に刳り込み傘が開く、そして、動きを止めることが出来る」

「へえ!便利そうですね」

「難点は、ドラゴンに着けるとそのまま飛ばされたり、右手をドラゴン左手を岩とかにつけると体が裂ける」

「怖え!」

「一度伸ばしたワイヤーは巻き込むことが出来るが、充電しなきゃいけないとか色々あるが、まぁ試して見たらどうだ?」




そう言われ俺は射撃場に来た。

「飛距離は10mで、均質圧延鋼装甲で30mmなら通る、それ以上先は、急激に威力が落ちるから注意しろ、あと、人間に撃つと過貫通で後ろにいる人も巻き込まれるし、難点が死体がメチャクチャ汚くなる、肉だらけのワイヤーを腕の中に戻したくないだろ?」

そう言われ少しゾットする。

機械の腕だが、そう聞くと気色悪い。



「じゃ、じゃあ撃つぞ」

俺は金属で出来た的を狙う。

「ああ、アンカー起動って言わなきゃ動かないぞ」

「アンカー起動」

その声と共に掌がパカっと開く。

狙いを付ける。

「アンカーデプロイ!」

その声とともにバガンと音が鳴りアンカーが射出される。

ニードルの部分がまっすぐ飛びワイヤーがヒュルヒュルと回転しながら飛んで行くとアンカーがバチンと言う音共に突き刺さった。

「そのままアンカーを引き込むことも出来る」

弛んでいたワイヤーが巻き込まれテンションが掛かる。

「引く力は、1tで、最悪自分が引き込まれるから気をつけろよ?あと、それを使っての移動も出来るけど、撃つたびに一度戻して充電が必要になる、ワイヤーの長さは50m、それ以上の物を狙って飛ばすとつんのめって転けるから気をつけろよ」


そう言われ少し離れた所の奴を狙って撃つと外し、ひっくり返りそうになる。

「あと勢い良く引っ張るとメチャクチャに先端が動くからゆっくり戻せ」


少しだけ思い切り動かすとぶわんぶわんワイヤーが暴れこれは武器になるなと思ったが、知らない人も巻き込むし、下手したら自分も巻き込むから考えて使おうと思った。











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ