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銀の弾丸銀の刃物

「これだけ武器があっても宝の持ち腐れだよな?」

そう言いながら、木製の梱包を取っていく。

「口を動かす前に手を動かして下さい」

アリスは、オイルまみれのライフルを拭き取っていっていた。




SCAR-Lから、TAC-50や、AT火器まで色々置いてあり、他には、ハンヴィーから、MRAP、果ては、エイブラムスが4両に、アパッチが置いてあった。




「開けても開けても終わんねぇ!」

「整備班を直ぐにどうにかする必要が有りますね」

汗を拭き、開けられたゴミを見る。

「それでも地下にある基地って凄いですよね、ロマンの塊だ」

「そんな口を開く暇が有るなら、先に手を動かして下さい」

「急いで開けていってんだ!」

俺はバキバキと箱を壊し半ギレになりながら箱の山を解体していった。












「一通り終わったか?」

「そうですね、なかなかの量が有りましたね」

朝から始めた作業がもう夜遅く、エレベーターへと歩く。

「とりあえず、王子から連絡が有るまで俺達は待機って話だけど結構やること多くねえか?」

「何時呼ばれるか分からないので、使える武器はもう用意してますけどね」

あくびをしながらエレベーターを待っていると、エレベーターから王子が出てきた。

「上に居なかったから此処かと思い降りてきたが、タイミングが良かったな、俺の警備員として付いてきてくれ、装備は、エコー?で良い」


「了解」

「了解」




俺が決めた、装備のクラスを作った。

エコーが、拳銃のみ、デルタが、拳銃と防弾チョッキを着て威圧する格好、チャーリーが、短機関銃と防弾ベスト、を着ての警備、ブラボーが、戦闘服を着てライフルを持ち警戒、アルファが、ガッチガチの武装を整え、敵の重量生物や、兵器に対しての戦闘を考慮した物になる。



スーツを用意し、ホリゾンタルホルスターを着込む。

持っていく拳銃は、GLOCK18だ。

「手錠持った、ティッシュ持った、ハンカチ持」

「用意できたか?そろそろ行くぞ?」

「はーい!はい!待って下さい!今行きます!」

俺達はエレベータに乗り込んだ。







「俺は今から、7番目の兄に会いに行く、多分無いが、俺は消されるかもしれない」

「アルファ装備に変えてきて良いですか?」

「駄目だ、戦闘はするかもしれないだけだ、明らかに剣を携えた奴とお前は話すのか?」

「いや、状況によりけり...」

「明らかに見える武器になりそうな物を持った奴が、行ったらそれこそ殺し合いすることになるぞ」

「わかりました...」






そして、俺達は馬車に乗り込み暫く走った。

「今から行く所は、知っている人はいますか?」

アリスが首をかしげ聞いてくる。

「いや、知らないはずだ...誰かついてきているのか?」

NVに切り替えるが全く分からない。

「誰も来ていないぞ?」

「来てます!斎藤様!外に出て下さい!」

アリスが慌てて拳銃を抜くのを見て、馬車から飛び出した。

「アリスは王子を守れ!」

馬車が止まらずそのまま走っていく。


すると、周りに違和感を感じる。

熱源感知に切り替えろ!

『了解サーモに切り替えます』

すると、周りの色が全て真っ白に変わる。


『熱源解除!ヤベえ逃げるぞ!』

そう言って、馬車に向かって走る。


すると後ろからヒュンと言う音が聞こえ跳躍する。

「あぶねえ!おい!矢を使うな!」

『鎮静剤投与』

『アルファ装備で着たら良かった!どうすんだこれ!タンク呼んでこい!』

『こちらも攻撃を受けてます!早く着て下さい!』

急いで馬車に追いつこうと走る。


馬車は拉げ、横に倒れ、偉いことになっていた。

「やべえ、『アリス!聞こえるか?』」

『...』

『アリス!おい!返事をしろ!アリス!』

『現在アリスさんは、範囲外に居るみたいです、このまま繋いでおきますか?』

誰にも言ってねえって言っていたな!今から7番目の兄貴の家に向かうぞ!」



そして、走ろうとすると、また何かが来る。

『判明、レイスです』

幽霊が体温持ってんじゃねえよ!

拳銃効くか?

『効きません、銀の弾丸なら効くという話と、銀の剣が必要です』

逃げるしかねえのかよ!行くぞ!

しかし、悲しく体に矢が当たる。


突き刺さった矢は、胸に当たり、つんのめコケる。


「うそだ...ろぉ....」

そのまま意識を手放した。





目が覚めると、両手両足が外され、石の上に寝かされていた。


「起きましたか?」

「アリスか?...俺の体は?」

「....手足は、来たときには取られていました」

「そうか....王子は?生きているのは確認してますが、今は何処にいるのか」

「はぁ...マーシャに殺されるぞこれ」

「マーシャに殺される前に私達が殺されてしまうかもしれませんけどね」








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