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猪突猛進がーるの日常  作者: はるの
1/1

はじまりはじまり

恋の季節は突然やってくる______。




ーーージリリリリリリリリリ


「うるさいなぁ……ん!?!?8時!?急がなきゃ!!!」


まずい…寝坊した…とにかく準備を済ませて学校へ行かなきゃ


私ーー花岡真白は薄い茶色の下の方で二つに結んである髪で目も薄い茶色、実は自前である


髪をいつも通り二つに結び軽くメイクをして学校へ向かう



「はぁはぁ…ギリギリ間に合った…早く教室に入ろう」



ガラッ




そして自分の机に荷物を置き、仲の良いクラスメートーー松岡 都 の席へと向かう


「真白!遅いわよ!!!!ギリギリじゃない!!!」


ロングストレートの黒髪でクールビューティと言われている都だが私に対してはいつもこんな感じだ


「おはよー!!間に合ったしセーフセーフ」

と笑う日向の姿にため息を吐く都


「あんたって本当に…」



ーーふわっ


何か甘い香りがする…?

それに頭に何か当たってるような…?


「しろちゃん、頭に寝癖ついてるよー」


とゆったりとした声が後ろから聞こえる___


振り向くと同じクラスのーー月島想夜だった。耳にかかる茶髪に茶色の目、あまり装飾品は付けていないが喋り方がユルいからかチャラ男なんて呼ばれている……そして私が一年生の時からある理由で気になっている人だ。


「おはよう!月島くん!寝坊しちゃって…でも間に合ったよ!」


ニコッと笑う真白の姿に


「あはは、良かったねー、でも寝癖は直そうよー」


と話していると


ガラッ


「おーーい、席つけー」


先生が来たので一旦席へ




そして時間が過ぎ二時間目の体育、私の大好きな教科だ!!!


運動着のジャージに着替え、二つの組合同で体育館でやるみたいだ


準備運動を終えて、体育教師のマルちゃんが


「今日は男女分かれてバスケをするぞ!左のコートは男子で右のコートは女子でやれよ!」と


「やった!みやちゃんバスケだよ!!!」


と得意なバスケに喜ぶ真白に対して都は


「嫌いじゃないけど汗かくのは嫌ね…元気な真白が羨ましいわ」


「頑張ろうよ!!あっ!私達の班B班だって、最初の試合はB班ないよ〜早くやりたいのに」


と真白達がしばらく試合を見学していると後ろから___


「危ないっ!!!!!」


と誰かの声が


パコーンと真白の頭にボールが当たってしまったのだ、


「真白!大丈夫!?」


都の声が薄っすら聞こえる、フラッと倒れてしまい目の前が霞んできた真白の前に黒い影が見えた


茶髪の柔らかそうな髪だ、フワッと真剣な目で真白をお姫様抱っこで持ち上げるその姿に真白は''その眼''に恋に落ちてしまった____





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