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2-3  人類最強(笑)


 過不足なくきっかり三分。

 全力で使用しても手を抜いて使用してもきっかり三分。

 それがコウのファクターと呼ばれる異能の力。その有効時間だ。

 血を媒介に力を発揮するコウのファクターは触れるものを喰らい、コウの栄養とする。

 ただし血液がコウの体を触れていなければファクターの力は失われる。

 血液はコウの体に触れている限り、簡易な形状に変形することが出来る。有効射程は五十センチ。血を刃に形状選択した場合は刃渡り五十センチの刃を形成することになる。

 ファクターは命名を告げなければ十全の効力を発揮しない。強力なファクターを所有する神であるルウラもその例にもれず、命名を告げない場合は半分程度の力しか出ないらしい。そしてコウは命名を告げなければファクターの起動すらできなかった。ゆえに戦闘でファクターを使う際にわざわざ相手に命名を告げなければならないというのは大きなディス・アドバンテージと言えた。

 自身のファクターに名前を付けることを勧められたが、コウは気乗りせず断った。

 使えれば何でもいい。名前なんかつけて愛着を抱く必要もない。

「おめでとう。暁コウ。とりあえずコウが今のところ人類最強だ」

 ルウラの拍手が第一訓練所に響く。あれから二日後、コウ、ハヅキ、ルウラの三人は学校の校庭と代わり映えしない大きな訓練所の壁沿いでコウのファクターについての評価をしていた。

「はぁ?」

「今のところファクター使用が出来るのは人間でコウだけだ。しかも極めて戦闘に向いた能力。これは上級天使のロウアーといい勝負が出来るわけだよ。教える方としてもいくらか気が楽だ」

 ルウラは向こうの世界でもかなりの経験を積んでいたらしく、コウの肩を叩いた。

 対するコウはハヅキに目くばせすると、ハヅキはほほ笑んでルウラの言葉を肯定した。

「検査結果からみても今のコウは常人の八倍くらいの身体能力を持っている。これは間違いなく人類最強と言っていい数値よ。ルウラの情報と統合すると一般的な天使は人間の五倍くらいの身体能力。頼もしいわね。惚れ直しちゃう」

 ハヅキの言葉を受けてもコウは実感が無い。だから人類最強という称号もぞんざいに受け取るしかなかった。

「どうだっていいよ。そんなもん。それより二週間後の命だ。さっさと訓練始めようぜ」

 コウが何の遮蔽物もない訓練場中央に移動しようとするのをルウラは足払いで転がした。

「いってぇ!なにすんだ!」

「話が終わっていないぞ。コウ、今から言う言葉をよく覚えておけ」

 ルウラが一呼吸置いて、言葉を発した。

「最強は最恐たれ」

 コウがまるで理解していない顔をすると、ルウラが補足を続ける。

「最も強いものは敵味方問わずに恐れられなければならない。まして私たちの様な十二神は最強と呼ばれる者達だ。十二もいるのに最強とはこれいかに、といったところではあるが突っ込みは受け付けんぞ。コウ、ダンクを目の前にした時の感情を思い出せ」

 コウはすぐさまあの場面を思い出すことができた。目の前にしただけであの威圧感。絶対なる死の空気。あれとまた対峙しなければならなのかと思うと……正直足が竦む。

「あれが、サイキョウだ」

「………………」

「コウ自身が人間サイキョウであるという自覚が無いと困るんだ。サイキョウはな。負けることは許されない。退くことは許されない。死ぬことは許されない。勝つことしか許されない。強さは義務だ。そう思い続けることが出来るからサイキョウなんだ。負けることを想像しろ。自身が負ければその後の自身を取り巻く世界がどうなるかも実感できない。自身の意思が届かないところで自分の世界を好き勝手されるのは業腹ものだろう?」

「こういうときってお前が死ねばお前の大事な人はどうなるっていうんじゃないのか?」

「私はそんな人間論に興味はない。土壇場になった時、他人のためなら力が出るというやつは結局のところ余力を残しているというものだ。そんな思考行為を行わずとも、サイキョウは常に十全以上の力が発揮できなくてはならない。リミッターくらい自分ではずせ。たとえ孤独になっても戦場に立ち続け、たった一人でも勝利を獲得する。それが十二神の強さだ」

 それは壮絶な思考だった。自身が単体として成り立っていなければ成立しない思考だ。群体であることが自然である人間に同じ思考ができるのか、と問われれば今まで普通の人間社会にいたコウは否定するしかなかった。

「これは私たちの思考だからコウに強要するつもりはない。だがコウはサイキョウを倒し、自らのサイキョウを体得しなければならない」

「俺自身のサイキョウ……」

 自分の手を見つめる。たった三分しか起動しないファクターでサイキョウを目指す。

 途方もないことに思えた。

「そう気負うな。人類最強。天界最強が今から手取り足とり教えて、戦場では埃程度くらいにしか価値が無いサイキョウ(笑)を銀の弾丸に変えてやるぞ」

 そう言うとルウラは楽しそうに笑った。

「楽しみだなぁ。私は訓練で教える側に立つのは初めてなんだ!初体験なんだ!しっかり教えてやるからな!大船に乗ったつもりでいてくれ!」

 そう言ってルウラは薄い胸を張った。

(金髪が巨乳だっていうのは嘘だな、こりゃあ)

 コウは失礼な考えを抱きながら、訓練所中央に向かって歩き始めた。

 その途端、コウ周辺の空間が爆ぜ、痛みが体中を襲い、コウは宙を舞った。全身が悲鳴を上げながら地面に激突し、それでもコウはなんとか自身の意識を繋ぎとめた。

(……これはっ粘着野郎の…………ッ!)

「っとまぁ、あいつの戦場に立つならばこういうことがいつでも起こると考えた方がいい。今の衝撃をよく覚えておけ。原理は違うが私も似たようなことができる。攻撃方法も私とダンクは結構似通っているんだ。腹立たしいことに。このタイミングであいつが出てきたのは人類的にも私的にも最悪だが訓練的にはありがたいな。私が仮想敵を務めることが出来る。…………どうした?なんだかえらく驚いた顔をしているが、戦場で一々そんな顔をしていたら吹き飛ばされるぞ」

「え、いや……バチが当たったのかと…………」

「バチ?」

「いや、なんでもない!」

「ん?そうか。思ったより元気で良かった。こういうのは不意打ちでないと意味が無いからな。それではファクターの使用ができて間もないコウの常時発動についてさらっと説明しておこうか。体を動かしたいのは山々だろうがもう少しこらえてくれ」

「常時発動?」

 コウは膝が軋むのを我慢しながらなんとか立ち上がる。痛みを顔に出さないくらいにはもう回復していた。

「うむ、ファクター使用者はそのファクターによっては発動してなくてもその恩恵にあやかることができる場合があるんだ。コウの人間離れした身体能力なんかいい例だな。もしかすると他に目覚めるかもしれないから自分の体の変化に一々戸惑うことはないぞ。基本的には便利なものばかりだ」

「へえ。そいつは楽しみだ」

「自身の体の変化に戸惑わないのは頼もしい限りだ。私など大変だったというのに」

「神様でもこういうことは動揺するのか?」

「ああ、私の体に初めて変化が現れたのは十三歳?多分、そのくらいだ。あの時は本当に肝が冷むぐぐぐぐぐッ!」

 ルウラの言葉をハヅキが後ろから口を塞いで強引に中断させた。

「コウ、ここからは私の話」

 にっこりと笑うルウラから形容しがたい雰囲気を察したのかもがいていたルウラが急速におとなしくしていった。それ位の迫力があったのだが、コウにとってはいつものことなのでさらりと受け止める。

「アグニートを使ってわかったと思うけど、あれはコウが使うには脆すぎるの」

「だろうな」

 ロウアーとの攻防であっという間に砕け散ったあの剣は人外の怪力を振るう者たちの間では完全に使い捨ての武器でしかない。

「だから、私はこういう扱いを提案しようと思います」

 ハヅキが壁に掛けてあった布を一気に取り払う。そこにあったのは六振りのアグニートだった。そして、その六振りのアグニートは三本一対左右に分けられ、その間は金属製のパーツでつなげられ、その間はちょうどコウの体がすっぽり入る空間だった。

「おおっ!」

 コウが目を輝かせる。かっこいい。三本がまとめられ、一つのユニットの様に見えるそれはハヅキの見た目と実用性を取りそろえるセンスが光った意匠だ。

「これはアグニートを完全に使い捨てにすること前提にした装備よ。とりあえず付けてみて」

 コウがハヅキの指示につきあいさっそく身につけてみると意味もなく自身が強くなった気がした。

「とりあえず身につけた感触は実感してもらっている通りよ」

「いい感じだぜ。ハヅキが作ってくれた武器が身を守ってくれるってのは心強い」

「ごめんね。ダンクに通じる遠距離武装があればそれに越したことはないんだけど…………」

 ビジターに遠距離武装はまともなダメージを与えられない。対物ライフルすら耐えきった例も確認されている。そこで推奨された戦闘方法はアグニートによる接近戦だった。点で攻撃するよりも線で攻撃する斬撃は確実に相手の体組織にダメージを与えた。勿論、遠距離兵器も開発中だが、もろもろの事情で実現には未だ程遠い。

「メイ・ダンクは空間を自在に操る神だ。コウが接近しようとして弾き飛ばされたのもあいつがまわりに常駐させている空間爆弾に引っ掛かったからだ。奴があの場でその気になれば地図を書きなおさなければならないくらいの被害が出ていた。空間を何の支えもなく進む弾丸なんてなんの意味も持たない」

 ルウラの補足は真実なのだろう。対峙したからこそ、コウはその言葉がなんの修飾も帯びていないということがわかる。現にあの神は何の苦もなく竜巻を起して見せ、校庭を爆撃後のようにしてみせたのだ。

「むしろこちらが遠距離武装を使っていれば要らぬ思考になる。今回はあきらめろ」

「かまわねえさ」

 コウがアグニートの柄を強く握りしめる。

「命を奪うんだ。切り殺した時の実感を伴った方がいい。そういう体験を大事にできないと、足を踏み外しちまう」

「コウ?」

 ルウラが不安げな目をコウに向けるがコウはまるで気付いていなかった。

「まだビジターも出てんだろ?俺には経験値が絶対的に足りてない。現場には回してくれ。給料は出るんだろう?」

 コウはダンクが現れた次の日には全ての日常を放り投げていた。

 大学の進学もあきらめたし、エリコの葬式も顔を出したが誰にも見つからないように隠れたままの出席となった。

 コウはすでにわかっていたのだ。

 命を奪えば自身の日常などあっさりとぶっ壊れるのだ、と。

 幼少時に味わった崩壊と今回の崩壊は何も変わらない。

 新しい日常にすぐさま慣れることができないのであれば、その日常は地獄だ。だからこそコウは今の日常を積極的に自身の基礎とするために、ほんの数日前にあった日常をばっさりと捨てる努力をしていた。

 実際、コウの申し出はハヅキにとってありがたかった。コウは恋人だ。それでも今、この対ビジター施設において最大の戦力だ。

 被害は少ない方がいい。

「コウ。気負いすぎじゃない?」

 それでもハヅキはコウを気遣わずにはいられなかった。でなければ一体、どんな人間がこの今にも壊れてしまいそうな男を気遣ってやれるのだろうか?

 コウはその言葉に首を横に振ることで答えた。

 仕方ないだろう、と。

「さ、次はなんだ?」

「とりあえずその武器を装備したまま私たちが帰ってくるまで全力疾走だ」

 ルウラはそう言って足を振り上げると地面にそのまま振り下ろした。

 変化は一瞬で起こった。

 コウが見ている前で平らにならされていた訓練場はあっという間に起伏に富んだアスレチック・コースと化していた。ファクターによる地形変化。地盤沈下などを思い起こしてもらえばいい。地面は『移動する』。

「な、なんだこりゃあ……」

 そう言うのがやっとのコウに得意げにルウラは鼻を鳴らす。

「ふふん、神だからな。これくらいは朝飯前だ。では私たちは一旦ここを外す」

「ちょっと待ってくれ」

「なんだ?」

「そういや何であの粘着神は二週間なんて期間を設けたんだ?やろうと思えば俺の殺すことなんてあの場でできたはずだろう?」

「一応、ここは人間の世界だからな。世界が融合しきっていない今、異物である私達はある程度の期間を置いてこの世界に体を慣らさないと体が重いんだ。なんというか……水中で体を動かしている感じといえば近いかな。そんな状態で私と本気でやり合えばどうなるか。結果は明らかだろう」

 ルウラが戦わなかったのは自分が足手まといだったからだとわかり、コウは唇をかむ。

「そんな顔をするな。それにあいつは趣味が悪い。あいつにとって私と戦うことは喜びなんだ。きっと、もうひとつの目的があったんだよ」

「もう一つの目的?」

「……コウが人間としてあり続けられるか。私が人間に寄り添えるのか。そういったものを思い知らせたかったのだろう。あの神は心に空間を創ることにも慣れている」

 人間としてあり続けられるか?

 コウにとってその問いは重いものだった。

 こんな力を身に付けた自分は人間と呼んでいい存在なのか?

 ルウラにとっても同様だ。

 この二カ月、友好的に接してきた人間などコウとハヅキのみである。

 服従因子は抑えているはずなのに自分を知った人間は誰もが恐れの顔で自分をみる。

 相互の意思がなければ分かりあうことなどできない。

「心配するな。私が付いているんだ。コウは勝つよ」

 そう言い残して訓練所にコウを一人残してルウラとハヅキは一度ハヅキの部屋に戻ることにした。

「心配するな。私は神だぞ。流れを司る神だ。お前たちは、何も失わない」

 廊下の途中、ルウラが無言だったハヅキを勇気づけようと声をかけた時、目の前に無精ひげを生やした長身の男、コウの父であるタダトが片手をあげて二人を呼びとめた。

「おじさま」

「よぅ。ハヅキちゃん。相変わらずかわいいね。ルウラさんも相変わらずお美しい」

「誰だ?お前は」

 ルウラが露骨に警戒を宿した視線を注ぐと、タダトは苦笑して顎を撫でる。

「あらら、うちの息子から話は聞いていませんか。コウの父、暁タダトです。はじめまして」

 そう言ってタダトは頭を下げた。コウの父であるということが分かってもルウラは超然とした態度を崩さず、面を上げるよう促した。

「なるほど、コウの御父上であったか。これは失礼した。いずれ会いたいと思っていたのだ」

 ルウラは不敵に笑い、タダトはそんなルウラに手をさしのばした。ルウラはその手を不思議そうに見つめ、ややあってから握り返した。握手が済んだ後もルウラはまじまじと自分の手を見つめ続けた。そんなルウラの様子にハヅキはほほ笑む。

「息子はどうです?」

 タダトも相手が神にもかかわらずリラックスした雰囲気であった。他の職員はルウラを恐れているというのに。

「うむ、そなたの息子は飛びきり優秀だ。二週間後には生まれ変わったような姿をお見せできるだろう。……ところで御父上よ。一つ聞いておきたいことがあったのだ」

「コウについて、ですかな?」

「うむ、私がコウを鍛える上で絶対にわかっておきたいことだ」

 ルウラの真剣な声をタダトは押されることなく受け止めた。

「何故コウは未だに戦える?」

 ルウラはコウに感じていた正体不明の不安がここにあると考えていた。あの戦わなければならないという強迫観念にとりつかれたような渇望は一体どこから来るのか。

「本来ならば挫折してもおかしくない。それぐらいのトラウマがコウに植え付けられたはずだ。それどころか本来回避したい行為すら取り込もうとする。近しかった人間を殺してしまったということは私には想像程度にしか認識できないが、天使にしたってあそこまで戦おうとは思えない。復讐を考えるにしたって相手は人間の軍隊など一薙ぎで蹴散らす力を持った神だぞ。普通なら逃げることを考える。今にして思えば、死にかけたというのにそれでもコウはダンクに気持ちが屈していなかった。……異常だよ」

 ルウラの言葉に、タダトはしばらく目を閉じ、長い逡巡を得て重い口を開く。

「あれは母を失っています。そして母を奪った仇をその手に掛けました。だからでしょう」

 タダトは表向きにはコウの母親が死の間際に強盗に最後の反撃をしたと処理されている事件を簡潔に伝える。

「戦わなければ生き残れないというトラウマをあれはすでに抱えています。逃げるように、戦う。戦わなければ砕け散ってしまうんですよ。ハヅキちゃんのおかげで随分と持ち直してはいましたが、根底では何も変わっていません」

「なるほど、自分の弱さを見たくないから戦う、か」

 ルウラは頭を抱える思いだった。なんて刹那的な男だ。放っておけば自分が敵と定めた相手を見境なしに突っ込み続ける自殺志願者の様な真似をしでかしかねない。ダンクに歯向かい続けることができたのも恐怖を更なる恐怖で覆っていた、という真実は不安材料でしかない。

「コウは、強いですよ」

 それでもハヅキはハッキリと二人が持っているであろう評価を切り捨てた。

「コウは学校の人たちを守りました」

「ハヅキちゃん。それは結果論だ」

「結果は結果です。そして結果は今までの自身を写す鏡です。コウは今まで私のことを幸せにしてくれた。アイのことだって良く面倒見てくれたし、ルウラにも良き友人として察することができる。そういう人間なんですよ。コウは」

「ハヅキ……それは正直、それがどうしたという話になる」

「ルウラ。あなたは神でしょう?もっと超然としていなさいな。コウの周りには誰がいると思っているの?」

 ハヅキはルウラとタダトを一笑に伏した。何を深刻ぶっているのだ、と。

「コウの周りには神であるルウラがいる。武器を創る私がいる。もしコウが死ぬとしたら、私たちが敗北するのと同義だわ。私たちが付いているコウを、貴方は弱いと評価するのかしら?」

「…………それは、確かにそう評価できないな」

 ハヅキの言葉にルウラは己を恥じた。どうやら神といえど自分もまだまだらしい。

「心配しないでくださいおじさま。コウのことは私たちが助けます」

 ハヅキの言葉にタダトは無言で頭を下げた。


みんな一緒に苦労しようよ

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