表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/46

32つ、今日も行く。

さつき騒動、完

失意のさつき。

このショボーン感が可哀相。


「俺って、俺って・・・」


天パー系の髪は柔らかそうでいいよねー。

羨ましいかもです。

でもストレートが良い。

あっ。


「空から探せばよかったんだ」


そして、あの光を上から見物できたはずなのだ。

かなり悔しくなってきた。

今すぐにもう一度、祭りをしてください。


「あー、居た居た。

はろーはろー、メアリーちゃんでーす」


テンション高!!

なんか、うらやましい。


「その子は誰ですか?

猫獣人ですけど・・・・」


アズも居る。

かなり不安げだ。

なぜです?


「この子はさつき。

今さっきのお祭りでなったの」


「そうです。そうですよ。

俺は、僕はさつきです」


俺より僕のほうがかなり似合う。

可愛い。

金色系の眼の色。

茶色い天パー系の髪。

あぁ、夢がリアルだな。

ナデナデして見る。

柔らかい髪の毛。

茶色い猫耳。


うん、猫耳っていいかも。


「ベタベタ触らないで下さい!!」


良くある、シャーーって奴ね。

耳が引いてる。

軽く身構えている。

・・・・あたしは其処までにひどい扱いしました??


「いつもいつも座っている最中に抱っこしだすし、

こっちはハッキリ言って迷惑だ!!」


な、な、なんと!!

そりゃあ、抱っこしだすと心臓バクバクするし、

緊張しているだけか・・・とのんきに思っていたのか、あたし!!


「さつきは一人で生きれるの?」


ほら固まった。


「無理」


「それじゃあ、一緒に居るしかないわねぇ?」


依頼人が追い討ちをかける。

あう、あう、っと唸るさつきに冥福を。


「さつき、これからもヨロシク」


落ち込んださつきが居ました。



「言っておきますけど、

僕は戦闘には役に立ちませんよ!!」


魂の叫びと言えます。

可愛いよね。


「でも、魔物とかその辺はわかるじゃん」


外敵には気付くような弱虫な性格。

非常にいいです。


「うっ、そんなぁ」


「さつきー、猫の姿で抱っこさせて!!」


ああ、柔らかいのう。

温いのう。

現実、染みてるねー。


馬車に乗り込んで、今日もガタゴトガタゴト。

次はどうします?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ