28つ、馬車に揺れてガタゴト思い出す。何をでしょうか?
やっと出せた。
加奈ちゃん暴走??
メアリー・ヘル。
彼女の戦い方は主に薬品や自作の魔法武具で戦う。
中距離戦が大の得意です。
そして、交流関係には問題なしと言えるでしょう。
裏表が無く、楽しいことをして何が悪い!!。
開き直った性格が特徴的と言えます。
親しい精霊は居ないようです。
まったくです。
得意属性は地が一番得意です。
2番目が風です。
さらにプライベートな事を言うと
動物大好きっ子です。
『以上です。』
揺られてゴトゴト、馬車に乗って高額な依頼を受けています。
鉱石にも、植物にも精霊は宿っている。
現在のモード?はひそひそモード。
あたし以外に聞こえません。
「ニャ、ニャー。」
さつきがグロッキーな事になっている。
なんか、グデーーンって伸びてる。
アズはニコニコ楽しそうだ。
「アズ、楽しいの?。」
「ハイ!!、楽しいです!!。」
うう、曇りない笑顔だ。
真っ白笑顔だ。
「ミィ様のお傍に居れて、自分は幸せです!。」
なぜにだ。
あたしは、あたしは、うう。
「どうかしました?。
気分が優れないのですか?。」
純粋すぎて、眩しい。
なんて、白いんだ。
あたしには、眩いです。
「おお、見てて微笑ましいね。」
なんと言うチャチャ入れだ。
止め役は居ないのか?。
マジで、止め役を派遣して欲しいのに。
さつき、お前の体は柔らかいね。
猫様々だ。
可愛いねー。
可愛いなー。
で、イライラで腕を噛み噛みするなって。
心に傷つくぞ。
なに、耳を立てて!!。
カール耳のキャットといい勝負するぐらいにしないで!。
尻尾をバタバタしないでよ。
すごく、音を出してるよ。
「あんまり構うと嫌われちゃうわよ。」
それ言うのは無しだと思う。
それと、少しね、心に傷ついたぞ!!
「そういえば、ミィちゃんはどこの出身??
私は大国ユルシアの庶民でーす!」
え? 何を言っているの?
あたしの家は、・・・。
遠いところにあるんだった。
国も違う、世界も違う。
あれ、なんで、あたしはココに生きているのか?。
いやいや、コレは壮大な夢を見ているんだ。
そうじゃないと、可笑しいでしょうが!!
だって、だって、アレ、アレレ??
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
考えるな考えるな考えるな考えるな考えない考えない。
感じるな感じるな感じるな感じない感じない感じない。
忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れた忘れた忘れた。
ほら、元通り。
「覚えてないね。
どこの国か親から聞いた覚えすれないもん。」
「そう。大変だね。」
あたしは初めて馬車に乗りました。
白い御馬さんは立派です。
蒼い従者は真っ白、白、白、です。
黒髪の依頼人は楽しい人です。
今日はどんな愉快な出来事が起きるのでしょうか?。
加奈の序章は、流され考えずに感じずに生きていました。
ゆえにその描写が無しです。
異界に行ったら普通ならパニックになります。
もしくは、全てを受け入れます。
こっちは少ないでしょうね。
初めの頃の先入観や思い込み、描写されていない思いは
『これは夢だ!!』
と加奈は思っていたのです。
さて、加奈は現実だと軽く認知し出しました。
どうなるか、見守ってください。