表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/46

2つ、謎い女の人。

ついに出てきました~。

第一住民?。

ふー、方角通りに行っていますが、五月蝿いです。


「ニャーニャー。」


「餌は無いよー、さつき。」


寂しい電波なあたしと馬鹿猫です。

尻尾は膨らんで怯えているようにも思える。

よう解らん所の大草原を越えて森に突入しました。

なんでかな。

体力が増えました。

可笑しいぞ。

変だぞ。

とくに、背中、後ろが怖いの。


「さつき。」


ガシッと抱える。

こいつは5キロあるのに軽い。

・・・筋力アップッスか?。

さぁ、このままの勢いで後ろを向く。


「グルル。」


「こんにちわー。」


ダッシュ。

凄い勢いであたしたちを追ってくる。

乱暴にペンジュラムをポッケに突っ込んで走る。

あぁ、ココ何処ですか!!。


「人!。」


助かりますけど、おとりになってください。

怖いんです。

死にたくもないし。

あたしは悪くない。

悪くない。

ふと、何かが臭う。


「大丈夫。」


なにこの人。

剣を持っていて、赤い液体が滴っていて決まりだ。

ココはあたしの知っている世界じゃない。

どこぞの漫画や小説的な話じゃないの?。

まぁ、ここは異世界。

ようはトリップと言うものだ。


「怪我はないのね。」


まず、髪が赤い。

さらさらストレートヘアーロング。

眼が黄色。


対するあたしは茶色の眼。

ロングの薄茶。

さつきは真ん中割れの茶色と白の毛色。

眼は見ようでは金色にもマスコットな緑にも見える。


「その猫は、使い魔?。」


ファンタジー確定。

ヤバイ筋の人では無いと思う。

この直感はよく当たる。

お世話になっているショップの人には『直感が良い』と評価された。

ならば、頼ろう。


「いえ、飼っています。」


言うと、未だに抱え込んでいるさつきの眼を凝視し出す。

ジ~っとじっくり見る。

赤い髪だね~。


「10年物かな?。長生きさんね。」


その通りで。


「君は、何処から来たのかな?。」


「解らない、です。」


よく考えろ。

ヘタ打ったらとんでもない事になります。


「ふーん、生き残りかしらね。」


???。


「お姉ちゃんと一緒に来る?。」


「はい!!。」


やったー家にお泊りできるかな。

楽しくゴーです。


「よかったね。さつき。」


呼んでも鳴かないのが猫である。

あたしはカルガモのように女の人に着いて行くのです。

頑張っていきますよー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ