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15つ、えーと、どうかしました。

またのエルさん。

戦利品をエルさんや看板娘さんの前にお披露目。

なぜか、驚かれた。


「あんた、これ、何を基準にして選んだの。」


え、あたしは気を感じるかどうかを基準にしています。

眼に見えないものを説明しても何を言われるか。

言うまい。


「感です。」


大体は感で通じるでしょう。

女の感は凄いとも、言う。


「これって、魔鋼ですね。」


何処で買ったのです。


と聞かれた気がする。

・・・。だから感です。

感!。


「ミノ市で売っていましたけど。」


はい?と言う、ハモった声が響いた。



「あんた、何も知らないのね。」


呆れられ、そんなもんと言う感じに処理される。

あたしってどう仕様の無い馬鹿です。

解っていますよ。


「後、ミィちゃん。スペルの話をするわよ。」


またのエルさん講座。


「スペルって言うのは基本的に師匠が弟子に教える術技なの。」


基本的にはってどういう意味。

どう言う事です。


「自分で作ると消費量が多いのよねー。」


ようは、自分で作ると燃費が多く、無駄がありすぎる。

と言う事でしか。


「自身の術をこの世から無くさないように人に教えたり、本に書いたりするの。」


へぇー。

なぜに、この世で自分が生きていた、創った魔法を残そうとしているかが、意味解らん。

どうでも良いことなのに、なぜにそう思うのかが解らないです。


「人の役に立つようにって、残すのよ、凄いでしょう?。」


消費が眼に見えるものではなく、感覚で感じるものらしい。

威力が欲しければ自分でコントロールできる制御できる魔力を

上限まで発現ギリギリまでに練らないといけないらしい。


ますます、絶望的だ。

いや、希望は無くは無い。

込める力を調整すれば良いのであって。

あぁ、面倒。

計算できるのは、強みだと思う。


「まぁ、大体はこんなもんね。」


上記はあたしが訳したものだ。

にしても、酷い説明だ。

訳さないと意味解らねだぜ。


「もう、エルちゃんって意味解んない説明よ。」


「いえ、理解したんで良いです。」


やっぱり、反訳魔法でも効いてんのかね。

地味に便利。


「凄い!、優秀っていいわね。」


褒められている気がしない。

もっと、調べて自分の立ち位置を確認しないと。

エルさんのあの狂喜ぶりが怖い。


どちらの眼も、何かが映っているよう。

あたしをなんと、見ているのかが知りたい。


「ふふん、当然よ。」


誇らしげで笑う。

分け解んない。


「後、コレがその他常識本よ。法律とかも書いてあるから。」


え?。


「皆伝よ。あとは、自分で頑張んなさい。」


ははは、やった。

マジで。


「本とか、あぁ、はい、コレ。」


何、渡し忘れ?。

世界地図、に七ヶ国の詳しい地図。

八枚を貰った。

うん、ありがたし、貰えるだけ貰お。


「明日から、頑張ってねぇ~。」


この人は、面倒臭がり屋なんだ。

あぁ、嫌になる。




白亜の国、シュリヒリデ。

王都を中心に発達している。

言うなら、端っこほど貧乏で、。

いろんな国の長所というか、混合国家。

白の国とも呼ばれている。


黒飼の国、リーララーム。

なんと、荒地。

酪農などが収入源。

鉱石などの鉱脈が走っている。

傭兵産業一位。

黒の国と呼ばれている。


燈牙の国、アルクライム。

加工、物や工芸や細工で有名。

ブランド乱立してそうです。

燈の国と呼ばれている。

こういうとこで働きたい。


赤地の国、クレモスカ。

鍛冶が有名。

いいなぁ。

きっと、剣と槍とかのお国柄なんだ。

ギルド本部が置かれているのもこの国だ。


黄関の国、イエナクロ。

農業が有名。

凄いと言っても良いぐらいに食料や野生動物が豊富。

魔物が少ない。

居ても弱い。

老後や福祉が充実している。


大国ユルシア。

ユルシア宗教やエクセル宗教などの中心。

勇者と言う役職を発行している、意味解らない。

お金の発行魔具を作っている所。

魔法大国で魔法主義国。

騎士団と言う十字軍的な組織が存在する。


地図には存在してはいけない国。

犯罪国家、ディアクロム。

・・・なぜにこれの地図を渡した。

地図の裏には暗殺や違法実験の塊。

奴隷などの輸出を中心にしているから、気をつけてね!。



「・・・・。」


色々問題がある。


「さつき、よろしくね。」


あぁ、泣きたい。

一応は身分カード、冒険者カード持っているから大丈夫よね。

まずは下積みから経験を高めよう。

色んな事が集まる中心国家のシュリヒリデだから、いいね。

ガンバロ。


「ミャー。」

さぁ、説明序章が終わり、本編開始。

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