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9つ、色々と聞いて、教えてくれます。

一応は重要なんで。

なんでか不貞腐れるエルさん。

隠しスキルはどう見るのかが気になります。

ですが、まず、見習いを付けたのか気になって仕方が無いので、聞きます。


「なぜに、見習いで登録したのですか?。」


何か特典が付いているからなのだろうか。

だとしたら、なんの特典なんだ。


「飛び登録するためにランクAの身元証明人が居るから、かしら。」


ふーっと、さつきを抱きかかえて、膝の上に乗せる。

嫌がらずに従うさつき。

・・・、怒るぞ。

あたしの膝の上には乗らないくせに。


「見習いだから師匠の許可なくして、弟子でも無いでしょう?。」


だとすると、見習い=弟子と言う事。

二つ名持ちと言う事を考えるとかなりの注目があたしに来る。

目立ちたくないのが、本音だけど仕方が無い。


「普通の登録は、2ヶ月の下積みと試験を受けないと駄目なのよ。」


面倒臭いから、見習いの飛び登録なのよ。

なんて言われてる気がする。

エルさんって面倒臭いの嫌いと言うのはよく解った。


「後は、魔法を覚えましょ。」


ニッコリと笑うエルさんに恐怖を覚えます。


「慣れましょうね。」


怖い。

恐怖とはこんな所にも、趣味の延長と考えれば簡単覚えるはず。

覚えるより慣れるというじゃないですか!。

なんと言うのでしょうか??。

思い出せないです。


「まずはLⅴ0の火、トーチからっと言いたいけど、感じてくれないと駄目なのよね。」


さつきを降ろして、あたしに迫り来るエルさん。

迫力があります。


「魔力を出すから、気合で真似しなさい。」


気合って無茶振り来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああなのですか?。

なんか、熱いのを感じます。

よくあるオーラ的なものですね。

じっと、右手で集中したら感じれます。

エルさんって結構なオーラ持ってますね。

むむ、起爆剤のような感じに放ってくれいるのでしょうか。

皆、あたしに力を貸してください。

と言っても身に着けていますし、ポッケの中に居ますから大丈夫だけどね。


「お、徐々に出て来たわ。」


途中で出すのを止めてあたしの観察にかかる。

さつきもあたしを観察している。


「わたしにあなたの本気、見せなさい!!。」


こうなれば、頑張りますよ!?。

無茶振りが好きですね!!。

眼を瞑る。

暗くて、外が見えない心。

あたしは殻に篭っている馬鹿です。

少しの隙間が見える気がしましたので、そこに叫ぶように思ってみる。

こういうのって楽しいのよ!、趣味に生きたいの!!。

あたしは、ここに居るっと思う。

くら~っと来るものがあり、眼を開けてみる。


「よく頑張りました~。」


むむ、そうですか。


「無茶振りにもほどがあります。」


正当な文句のはずです。

何か言え。

こっちはちょっとお酒を飲んだなと言う感じのヨロヨロ感に襲われている。

ある意味、調子が悪くてよろけています的な感じと言いましょうか。


「そう、なら、寝て頂戴。」


なんで、そう・・・な、る。






「俺の飼い主に何をする?。」


怖い、怖い、それでも、俺の食い扶持に何かあったら困る。

腹が減っているが一応はの姿勢を出さないといけない。


「ただ寝かせただけよ。」


なら、いい。

腹から音が鳴る。


「ご飯、いる?。」


「勿論でございます。」


ご飯をくれるなら従いますとも。






さつき紹介文




さつき 14歳 雄


雑種



その辺から拾って飼い猫になった。

拾っていなければ、死んでいた。

名前の由来は、泣き声の「メ~」からだそうだ。

そこから、捻ってさつきになる。


化け猫でもある。

かなりの臆病者で駄目猫と言われそうな勢い。

ご飯をくれる人に忠実。

ご飯をくれる人がそれなりのピンチになると助けようともする。

命が危険になるとご主人を置いて逃げたり、二足でご主人を背負って逃げる。

逃げるの一本。

危険を察知できるとも言う。



筋力 E(C) 耐久 C(B) 


精神 A    魔力 C(A) 


体力 B(A) 速さ C(A+)  


器用 C(B) 幸運 B



色々と歳の不調を訴えている。

()は化け猫、ケット・シー姿の能力。

ケット・シーでも、筋力はどうしようもないらしい。

さつきの解説、ステータスを載せたかったのでこんな感じになりました。

妖怪とか、こういうファンタジーは合った方が良いと思う。


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