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スキル危機感知能力のランクがSSSなので周囲に羨ましがられますが、実際の話はー…

掲載日:2026/05/09

少しの時間で読めます。

12歳の頃したスキル鑑定。

ごくごく普通の男爵家に生まれた私、レイナのスキル鑑定は、そんなに期待されていなかった。

ハズレスキルさえ当たらなえればなーくらいの雰囲気。

私の緊張感もほぼなかった。



…しかし、スキル鑑定士の叫び声でその雰囲気は一変。


「レイナ様のスキルは…はあぁぁ!!?」


ざわっ


「レイナ様のスキルは…スキルは…危機感知能力。そのスキルランクは…SSSです!!!」

「SSSだと!?スキルランクはSSが上限だと言うのに!?」

「レイナ様!これは快挙ですよ!!」


危機感知能力。

そのスキルの効果は、危機が迫るとピ―――と耳鳴りが鳴る。スキルランクが上がる程、どんな危機でも察知できるようになるらしい。


周りから私を見る目が変わった。

私自身も、ジャンプするくらいには喜んだ。



…それから、家に帰った時。


 ピ―――――――――――――――


「なっ、何!?なんの危機が私に!?」


早速スキルの効果が出た。


「ひゃあっ!申し訳ございません、レイナ様!花瓶を割ってしまいましたわ!今すぐ片付けます!」

「なんだ…そんなこと。」


レイナは安直する。


 ピ―――――――――――――――


「今度は何!?」


周りをよく見てみると、数歩先の床には、画鋲が落ちていた。


「…まさか、()()()危機でも察知できるって…どんな些細なことでも大きなことでも耳鳴りが…?」


これじゃあどれが本当の危機なのかわからない。

本当に危ない危機がいつ来るのかもわからない。


そう思うと、レイナは急に怖くなってきた。


「いやっ…待って…怖い…。」


寒気もしてくる気がして、レイナは震える。


 ピ―――――――――――――――


「うるさい!うるさい!うるさい!」


まるで全身の細胞一つ一つが耳鳴りに反応して、自分に逃げてと言っているようだ。

それが恐ろしくて、レイナは半泣きで走り始める。


 ピ―――――――――――――――



 だれか 私を たすけて

感想と評価お待ちしてます(=^・ω・^=)

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