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第2章 11話『緊急事態発生…1』



俺はマリーと共に部屋に帰ろうとした。

しかしここでも一つ問題があった。

それは、シイナの存在である。

シイナはマリー家の一人娘であり、今は俺のルームメイトであり、俺の主みたいなものだ。

そんなシイナの許しも無く俺はマリーを使い魔として迎えてしまったのだ。

何か無いわけがなかった。



今から考えても仕方ないのでとりあえず部屋に帰る事にした。



部屋に帰るとシイナが心配した様な顔で見て来た。

「司御帰り…何かわかった??」

「いや、これと言っては分らなかった…。でも、使い魔が出来た。」

「使い魔…。どんな使い魔??」

「実はその事で少し話があってな…。マリー入ってきてくれ。」

「はい、我が主…。」

そう言ってマリーは部屋に入ってきた。


シイナの方を見ると少し予想外の展開に驚いた様な顔をしていた。

「シイナ、紹介しよう。これが俺の使い魔である、ホーリーエルフの王女、メヒエル・O・マリーンだ。エルフが人嫌いの事をシイナは知っているな??」

「えぇ、もちろん知っていますわ。私は別にどうも思ってませんけどね。」

「それならよかった。部屋は空いてる使ってもらってもいいよな??」

「えぇ、でもどうやってあの人嫌いなエルフを使い魔にしたの??」

「いや…なりゆきかな…??」

「何でそんなに曖昧なのよ。」

そう言った時の彼女の目は少し怖かった…。


訂正しよう、、、かなり怖いです…。


「ところで司様こちらの小娘は誰ですか??」

「こっ…小娘ですって~!!私の名前はマリー・J・シイナよ。私は司の御主人様なの。だから私と司の邪魔だけはしないで頂戴ね。」

そう言った時のシイナの目はレーザーが出るかと思う位ヤバかった。


「司様は私の主である者…だから24時間ずっと一緒に居て当然ですわ。そちらこそ私と司様の邪魔をしないで下さいね…。」

そう言った時のマリーの顔も正直ヤバかった。

目からビームが出そうな程に…。


知らない間に何故か女同士の争いが始まりそうな予感がした。



その日の夜、俺は親睦を深めるためにカエイとジュリアのフランク兄妹とシンディー先輩を呼びマリーの為に親睦会を開いた。


もちろん料理は全て俺の手作り、デザートまで用意した。


メインは何かの肉をステーキにし、付け合わせでキノコと人参の様な野菜とイモをボイルしキノコはバターで炒めて塩コショウを振っただけ、人参の様な野菜はその後バターと少量の水と砂糖で甘~く煮詰め、ジャガイモはつぶして牛乳を入れてその後小さな器に入れチーズを振ってからオーブンで焼いた。


オードブルは白身魚みたいなものを香りのいいオイルと塩で味をつけて、トマトみたいなものと、キャベツの様なもので彩りを良くした。


スープは何か動物の骨で出汁をとり、そこに玉ねぎみたいなものを入れて煮込み最後にパンをカリカリに焼くクルトンを乗せた。


デザートはフルーツを潰し汁を氷魔法で凍らせたシャーベットにグレープフルーツの様なものを一片乗せた。



準備は整ったので最後に着る服が無い事に気付いたので服をどうしようか迷っていた。


「シイナ、今日のパーティーで着る服が無いのだが、一緒に買いにいかないか??」

「えぇいいわよ。」

「じゃあマリーを呼んで来るからチョット待っててくれ。」

そう言って俺はマリーを呼び3人で出かける事になった。




どうも、シオンです。

最近新しい小説の構想練っててなかなかこっちの作品が浮かばなくなってきている作者です・・・www

とりあえず、頑張ってますがね…。

明日は更新出来るか分らないけれど頑張って更新出来ればいいな…www

ではでは、愛すべき読者の皆さま。

さらばじゃww

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