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第2章 5話「モンスター退治に向けて…。」



俺は校長室を出ると、とりあえずモンスターについて調べる事にした。

やはり、戦う前に敵の能力やら、力などは知っておかなければいくらなんでも無茶だろうし…。

「俺はそこまで無謀じゃないからな。」

などと独り言を口走りながら図書館に向かった。

この前来た時は先輩がいたから楽に目的の本を見つける事が出来たが今回は一人なので目的の本を見つけるの大変かもしれない、とか思っていると前方から見知った顔が歩いてきた。


「あれは確か…。メアリーさんじゃなかったかな??お~い、メアリーさん。」

大声で呼んでみた。

すると、メアリーさんはこっちに向かってきた。


「あらツカサ君、授業はどうしたのかな??」

「許可とって休みました。調べたい事と学園長からの依頼もあるので…。」

「そうなんだ。で、どうしたの私に聞きたい事があるの??お姉さん何でも教えちゃうわよ。」

「あっ、助かります。実は今から図書館に行って本を借りに行こうかと思ったのですが、目的の本を探すのにあそこは俺一人じゃ手が足らないので一緒に探してもらえたらと思ったのです。」

「あら、いいわよ。私は大抵暇だから図書室よく利用するのよ。で、ツカサ君はどんな本をご所望なのかしら??」

「モンスター大全集です。」

「あぁ、あれか…。またマニアックな物を読むのね。」

「へっ??何処がですか??」

「だってモンスター大全集とかって…。キャッ!!」

とか、顔を赤くして一人で妄想をしていた。

「別に変な意味はないですよ。ただ単に、学園長にモンスター退治を依頼されたので、モンスターの弱点とか特性を調べたかっただけですから。」

「あら、そうだったの。私てっきり…##」


メアリーは妄想からなかなか帰って来れないのだった…。



その後なんとか、メアリーさんを元の??世界に戻す事に成功した俺は、一緒に図書室へと向かって行った。

その途中で話をしていたのだがどうもメアリーさん自身も暇なので図書室に本を借りに行こうと思っていた所だったらしい。

俺の回りには本が好きな人が結構いる事に気付き、助かったとこの時ばかりは思ったのだった。


そうこうしている内に図書室についた俺は早速メアリーさんに頼みその本の場所を教えてもらい早速借りる事にした。


「でも、お目当ての本があってよかったわね。」

「えぇ、本当にメアリーさんには感謝してますよ。」

「じゃあ今から一緒に読書の時間と行きましょう。」

「何処でですか??」

「じゃあ…あそこなんかはどうかしら??」

そう言って彼女が指したのはこの前、皆で行ったオープンカフェだった。

「いいですょ。丁度お腹も空いていたので。」

「あら、ランチは??」

「実は、まだなんですよ。」

「それなら早く言ってくれればよかったのに。」

「すみません…。」


そんなこんなで俺達は、カフェに入り、本と睨めっこしながら、サンドイッチを食べていた。

と、そこで少し気になる事が出来たので、メアリーさんに聞いてみる事にした。


「あの、すみません…。」

「どうかした??」

「実は、この辺りの森で暴れてるって言うモンスターはどんなモンスターなのか分らなくて…。知りませんか??」

「あぁ、それなら…このモンスターよ。」

と言って指したのは『オリエント』だった。

何々…『このモンスターは、飛行能力はなく素早さもない…、しかし奴にはとんでもないパワーと、地属性の魔法まで使えて中々に賢い奴だ。油断すると、奴の餌食になるかもしれない。力は、普通のオリエントなら簡単に樹をへし折る事が出来る。奴は飛べないので空からの魔法攻撃には弱い。簡単に倒したいのならば、炎と風と地の複合系上級魔法のビックバーンで一発で終わらせる事も出来る。しかしこいつは本来穏やかな奴なので話し合いで解決する時もある。』

と書いてあった。


「へぇ~。とても助かりました。ありがとうございます。」

「いえいえ、ツカサ君の役に立ってよかったわ。で、もう行くの??」

「はい、別にこの刀とさえあれば何にも要らないので、ただ場所が分りにくいってのが難点ですが…。」

「じゃあ地図でも書いてあげましょう。」

「ありがとうございます。」


そう言って、メアリーさんは俺に地図を渡してくれた。


こうして俺はオリエントを倒す??べく、森に向かって行ったのだった。



どうもシオンです。

今回は次回予告篇ですwww

次回は、オリエントとの対決??と思いますがところがドッコイ、そうではないのです…。

じゃあどうなるかって??

それは明日のお楽しみwww

まぁ強いて言えば…。

いや、やっぱりやめておこう。

続きは明日…。

ではでは。

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