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第2章 2話『体術の授業で…。』



俺は少し考えていた。

(さっきの話では親父とお袋は大魔王を封印したと言っていた。そして、俺は別の世界に飛ばされたとも…。そして俺がこっちに来て5年後には大魔王は復活すると言う事。そして何故この年で飛ばされたのか??それとどうして5年後に復活すると言う事が分っているのか。そして最後に、どうして大魔王の封印が解かれようとしているのか…。ここが一番重要なんだよな…。)


本来あの封印は、誰かが手を加えない限り、解けない代物…。


なのにその封印が解かれようとしている…。


しかも、大魔王の封印の場所は普通の人間では行けないような場所…。


何より、大魔王の封印の場所すら分らないのに何故解かれようとしているのか…。


謎は謎を呼びそして最後に行き着いた場所は、『封印が完全ではなかった』と言う結論だった。


よくよく考えれば当然である。


司の両親は必至で司を守り、時空転移で別の場所に飛ばした。


そんな二人に、奴を完全に封印する力が残っていたのであろうか…。


答えは否だ。


そうだよな…、俺を守るために、俺に期待を込めて親父達は封印したんだな…。


じゃぁやる事は一つしかない。


それは強くなるために、皆を守れる様な力を手に入れるだけだ。


そう思うと俺は教室に向かって行った…。



教室に戻ると皆心配して『大丈夫か』とか、声を掛けてくれた。


それが少し、暖かくて気持ちが落ち着いた。



そうこうしていると、ニーナ先生が入ってきた。

『よし、お前ら全員居るな。今から訓練場まで案内してやるから獲物を持ってついてこい。』


そう言うと皆武器を持ち訓練場に向かって行った。



「よし、今から体術の授業に入る。この場所は、どんな攻撃を受けたとしても、魔法を使ったとしても確実に治る魔法が掛かっている。だから、どんなに死んでも死ねないから安心しろ。」


そう言うと皆少し不安そうな、安心した様な顔で先生を見返していた。


「では練習に入る前に、少し模擬戦闘を見せたいと思う。じゃあ、ツカサこい。」


そう言われて俺は渋々先生のもとに行った。


じゃあ、今から模擬戦闘をするが、場所はとりあえず、あそこでいいか、と指差したのは目の前のSランクよう、戦闘訓練室だった。

(おいおい、何する気だよ。)

と思いながら先生と一緒に訓練室に入って行った。


「じゃあお前らはそこの結界の窓から私達の、戦闘を見て勉強しておくように。」


そう言って先生も中に入った。



「じゃあ始めるか。」

そう言うやいなや先生は消えた。

「ちょ、反則だろ。」

と言いながら俺は抜刀しながら横になぎ払い先生の攻撃をかわした。

「ほぉ~、今のをかわしたか。」

「危ないじゃないですか。」

「ところで、お前の持っているのは剣なのか??」

「ええそうですよ。こいつは『紅桜』って言って、刀と言う種類の剣だ。」

そう言った瞬間『紅桜』が光って覚醒した。

「あっ、すいません。これが本来の紅桜です。」

「ほぉ~、いい剣だな。ところで、そいつは何か特殊能力があるのだろう。」

「はい、多分ですが、どんな魔法も利かない、いわゆる魔法解除能力があると思います。」

「なっ、お前そんな剣で私に攻撃してきたのか。普通ここでも死人が出る様な剣じゃないか…。バカかお前は。」

「へっ、やっぱり、ここでも治らないですか??」

「当たり前だ、仕方ない、今からは、素手でするか。」

「そうですね…。」


「じゃあ行きますよ。」

そう言うと俺は雷と風の属性付加を使い、移動した…。

どうも、シオンです。

今回は体術の授業だったのですが、紅桜の特性をすっかり忘れていた作者はそのまま、先生とバトルさせようとしてしまい、まぁいいかみたいな感じでこんな風になってしまいましたwww

次回は素手の喧嘩辺ww

乞うご期待。

ではではシオンでした。

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