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第2章 1話『初めての授業…。』

ここから、新章突入です…。

まぁ、今までのは長い長い前置きみたいなモノと考えて下さい。

ここからは、1学期編みたいになる予定…。

まぁ予定は未定ですがね…。



入学してから次の日、今日から初めて、授業が始まる訳だが俺は凄く緊張していた…。

そりゃ初めての魔法の授業だもん、当たり前である。

そんなこんなで俺は今、シイナとフランク兄妹と一緒に学園に向かっているのだが凄く気になる…。

回りの視線が…。

女子も男子も俺を見る…。

やはり入学式の印象が目茶苦茶強かったらしく、物凄く見られていた…。


「はぁ、今日の授業は何をするのかなぁ…。」

「まぁ、最初の授業は魔法についての知識の授業と、属性についてと、魔法の構築式について、後は魔方陣の書き方とか、召喚について位かな…。」

「へぇ~、って大体分かるけど召喚って何…??」

「召喚は召喚だよ。使い魔召喚…。これは、1年生になってある程度魔法が使えるようになってから使い魔を召喚する事が出来るようになるんだ。」

「へぇ…。でもどうして、ある程度魔法を覚えてからでないと駄目なんだ??」

「それは、たまぁ~に戦闘を好む者がいて、戦って勝てたら使い魔になってやるって言う使い魔もいるらしいからだよ。」

「へぇ…。ところで、使い魔は一人何体まで使役出来るんだ??」

「その人の魔力によるわね…。1体の人もいれば、最高で3体使役している人も居るって聞いた事あるけど、ツカサは多分5体は余裕じゃないかな??」

「5体も使役出来るのかよ…。ツカサはやっぱり凄いんだなぁ…。」

「そうねぇ…。ツカサ君はやっぱり凄いんだねぇ…。」


そんな風に話ししながら俺達は教室に向かった…。



そして、初めての授業が始まった。

最初の授業はこの大陸にまつわるお話だった。

「えぇ、では知ってる奴もいると思うが今から10000年前位の話をしようと思う。これはいわゆる伝説の話だ。今から10000年前に、シェンドゥ一家と言うがいたらしい。この一家は代々と言っても5代までしかいないのだが、その全員が全属性魔法と紅眼だった。そしてそんな中でも当時最強と言われていたのがシェンドゥ・ユーだった。そんな彼には妻と子供がいたのだが、妻の名前はマイ、子供の名前は、チュカシャだった。そんなシェンドゥ夫婦は中睦まじく平和に暮らしていたのだが、しかしある時、シェンドゥ家の二男であった、シェンドゥ・ケィが悪魔に魂を売り悪魔の大魔王になってしまったのだ。そこでシェンドゥ一家はそんな弟を助けるために戦ったのだが悪魔に魂を売ってしまったので悪魔に魂を食べられてどうする事も出来ず、また、シェンドゥ・ユーとマイの二人一緒に戦っても勝つ見込みはほぼなかった。そこで、息子であるチュカシャを時空の狭間に落とし記憶を一緒に封印して、異次元に送ったらしい。そして、二人は息子に全てを託し、最後の力を使い、大魔王を封印する事に成功したのだ…。しかし、それとひきかに、一人息子を未来に送り、自分達は最後の力を使い切り死んでしまった。と言う御話だ。」

「あぁ、聞いた事あるよ。何でも古い言い伝えらしい。」

「じゃあまたその大魔王は蘇るかもしれないの??」

「そうらしいよ、何でもその5年前には異次元に送った息子がこの世界に来るらしい。」

「ぶぅ…。」

「どうした、ツカサ、顔色悪いぞ、大丈夫か??」

「あっ、あぁ、大丈夫だ…。」

「すみません、先生ツカサ君気分悪いそうなので保健室に連れて行ってきます。」

「そうか、じゃあシイナ頼んだぞ。」

「はい、わかりました。」

そう言って俺は、シイナと一緒に教室を出て、保健室へと向かって行った。


「ツカサ、さっきの話…ひょっとして…。」

「あぁ、思い出したよ…。多分あってる…。」

「そう…。私が…ツカサを…守るからね…。」

「ありがとうシイナ…。」


こうして、俺は30分程保健室で少し休んだ…。

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