第1章 23話『始業式で・・・』
俺達は始業式があると言う大講堂に来ていた。
そこには在校生やら、新入生やら、職員やらでひしめきあい凄まじい喧騒であった。
回りを見ていると、突然後ろから声をかけられた。
「あら、ツカサ君にシイナちゃんじゃない。」
「あっ、シンディー先輩丁度よかった。」
「どうかしたの??」
「実はこの場所に来たのはいいんですが今からどうしたらいいのかサッパリ分らないので困ってたのですょ。」
「あらあら、それじゃあ一緒について来て、新入生はこっちのハズだから…。」
「分りました、助かります。」
「ありがとうございます、先輩。」
こうして俺達がシンディー先輩に連れられて、講堂の一番前の席まで連れてこられた。
「じゃあこの席に座ってて、もうすぐ始まると思うから。」
「分りました。」
「先輩、サンキュ。」
「じゃあ頑張ってね…。」
そう言って先輩は去って行った。
俺とシイナは黙ってただ式が始まるのを待っていた。
すると突然回りが暗くなった。
『新入生の諸君、ここ、プレジデント学園に入学おめでとう。』
と言う声が頭に響いてきた。
多分初期魔法念話であろうと思う。
「さて諸君には今年度の入学を祝い今から式をしようと思うのだが、まずはこの学園の約束を伝えよう。それは、人を思いやる気持ちを忘れるな、である。これは近年魔物の凶暴化につれて、人間同士の喧嘩で死ぬ人が増えたからじゃ。それから、最近は魔王と手を組む様な人なども、現れおった。それにより我々人類は滅亡してしまうかもしれんと言われておる。なのでそう言う輩に対抗するために創られたのがこの学園じゃ。我々はこのプレジデント大陸の平和の為に在るべき存在なのじゃ。それを先ずは肝に据えてほしい。ワシからは以上じゃ。では入学式を始めるかのう。」
そう言うといきなり、目の前が明るくなった。
壇上には、一人の老人が立っていた。
「ではこれより入学式を行う。今年の入学生は501人だ。本来は500人だったのだが一人特例で入学生が現れたので1だけ増やしたためだ。では入学生を代表してマリー・J・シイナさんに、挨拶をしていただきます。では、シイナさんお願いします。」
「えっ、聞いてないょ…。」
「うわぁ~、シイナ頑張れよ。」
「うぅ、行って来る。」
そう言ってシイナはトボトボと歩いて行った。
壇上に立つとシイナは一生懸命、しかしどこか不安を交ぜ合せながらキチンとたどたどしく、入学生代表としての決意と入学に対しての感謝の気持ちを総代とそして成し遂げた。
戻ってくるととても緊張していた事が窺える程であった。
「よかったよ。頑張ったねシイナ。」
俺は労う様にそう称えた。
「ありがとう、でもとっても緊張したわ。」
「はっはっは、だろうな。」
「もう、人ごとみたいに言わないでよ。」
「だって人ごとだもん。」
「それでもよ。」
と言って少し睨まれた。
『では続きまして、今年の入学生で一番魔法の成績がいい人に、この学園の3年生で生徒会で書記をしている、ダンクイズ君と戦って模擬戦をしてもらいます。ちなみに彼はギルドランク+Aです。では、今年の入学生で一番強い神堂 司君とダンクイズ君は前に出てきてください。』
「おめでとう、人ごとじゃなくなったわね。」
「なぜ俺なんだ、まぁ仕方ないか。じゃあ行ってくるわ。」
「頑張って勝ちなさいよ。」
「まぁ程々にしておくわ。」
そう言って俺は壇上に向かって行った。
どうも、シオンです。
今回は悩みました。
名前について…。
でもまだ隠している名前がありますがね…www
そう、学園長の名前…。
まぁ、ギルドの副マスターの弟とだけ言っておきます。
だって、そこまでしか、考えてないし…。
名前つけるの大変ですわ…。
なかなかこれと言った名前が見つからないし…。
何かシックリくる名前と出会いたいものです。
ではでは、シオンでした。