表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/42

第1章 19話『帰りの方法…。』



そんなこんなで俺達は夕方までカフェで寛ぎ俺とシイナはまだ買い物があるからと、皆と別れて市場に来た。

市場には色々な食材が売ってあり、魚、肉、卵、野菜、フルーツ、香辛料、ジュースはもちろんのこと、珍味や佃煮や酒も売っていた。

そこで適当に買い物をして、とりあえず部屋に戻ることになった。

しかし、荷物が半端なく多くとても二人では持って帰れそうにない程の量を買ってしまっていた。

「どうしようか…。」

「本当よね、一度帰った方が良かったかしら。」

「まぁ仕方ないか…。」

とか話しながらもって帰る方法を考えていて普通では考え付かない方法を思いついた。

「あっ、そう言えば俺、風魔法で物を浮かせるんだった。」

「その手があったわね。じゃあツカサ頼むわね。」

「了解。」

俺は詠唱破棄して風魔法のフライを使った。

すると物が宙に浮いた。

俺達はそのまま物を浮かせたまま歩いて帰ることにした。

しかし、この物を浮かせたまま帰ると言う行為、かなり目立つ。

回りの人達は俺達を見ては驚いているみたいだった。

(??なぜだろう??皆に見られているのは??)

そこで、シイナに聞いてみることにした。

「シイナ、何で俺達見られてるんだ??」

「何でだろう…??もしかして、あの浮かせてる奴のせいじゃない??」

「えっ、でもフライは中級魔法だから、練習したら風魔法の属性持ってる奴なら誰でも使えるんじゃないのか??」

「それにしてもその魔法の維持とコントロールもしないといけないでしょ。それを普通にやってるツカサに驚いてるんじゃないの??」

「そうなのかなぁ??慣れれば簡単なんだけどなぁ…。」

とりあえずあまり見られるのもいい気がしないので、少し足を速めて帰ることにした。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ