第1章 18話『カフェ』
そんな会話をしながら目的地の、オープンカフェについた。
オープンカフェはそれぞれ食べ物と飲み物を注文して来るのを待ちながらこの学校の注意事項をシンディー先輩に聞いてみた。
「この学園で気をつけた方がいい事ってありますか??」
「えぇありますわ、まず先ほどの様な殿方とか、一部のガラの悪い人とか、後は、先生の中でも意地悪な方がいらっしゃると聞いた事がありますわ。後は…豪族や貴族の方は、この学園では特別に見られますわ。ですから私も特別に見られてますわ…。本当は普通に接して欲しいのですが…。」
そう言ったシンディー先輩の顔は悲しそうであった。
「じゃあ俺達も特別扱いされるわけか…。」
「そうなるわね…。」
「もう慣れましたわ、私は。」
「皆大変なんだな。俺は多分ノーマークだろうな。」
「でも、シイナと一緒に生活してるんだろ??絶対にねたまれるな。」
「えっ!?ツカサ様は、シイナさんと一緒の部屋なのですか??」
「あぁ、俺はシイナ執事と学友であり護衛でもあるからな。まぁ半ば無理やりだ。」
「そんなことないわよ、無理やりだなんて人聞きの悪い言い方しないで。」
「じゃあ半強制??」
「半ば無理やりと何にも変わらないじゃない。」
「じゃあ強引に??」
「もういいわよ…ツカサのバカ。」
そう言ってシイナは拗ねてしまった。
少し悪い事をしてしまったと思いながら先輩に話を振った。
「シンディー先輩は実戦とかした事ありますか??」
「えぇあるわよ、1年生になって半年位したらギルドの仕事を手伝うって意味で、クエストを請け負うの、まぁレベルはそれぞれに合わせるけど、まず1年生はせいぜいレベルの高い人でもCランク位まででしょうけれどね。ちなみに私はギルドランクはA-です。」
「えぇ~、シンディー先輩16歳でギルドランクA-なんですか…。凄すぎます。」
「俺達なんかまだランクCだぜ…。」
「そうね、私もCよ。」
「へぇ皆Cランクなんだ、でも私も入学したての時はCランクでしたよ。でもこれからの頑張り次第でランクは上がるわ、頑張ってね。」
『はい、頑張ります。』
「あら、ところでツカサ様は何ランクなのですか??」
「俺か??俺はランクA+だ。」
「えぇ~、明後日入学する奴がランクA+ってどうなんよ。」
「ツカサ君は凄い凄いと思ってはたけどランクA+だったんだね。」
「でもそれ程凄かったら、普通は周りが騒ぐはず…なのに何でツカサ君の事が知られていないの??」
「あぁ、それはギルドに行ったのが最近だからじゃないか??」
「えっ??どういう意味??」
「だからギルドで魔力とか属性を測ったのがつい最近になってからだからじゃないかと言ったんだが…何かおかしいな所があったか??」
「えっ、じゃあ初めてギルドランクを発行した時のランクは何ランクだったの??」
「だから、ランクA+だって…。」
『Aぇ~~~~!!!?』
どうやら俺は普通ではないらしい。
「どんだけやねん。はっ、思わず突っ込んでしもた。」
(カエイお前はどこの漫才師だ??でもナイスリアクション。)
とカエイを心の中で称えた俺だった。