序章 「謎のおやじ現る」
「ここは、何処だ・・・暗く切なくするこの闇に覆われた場所は・・・。」
目が覚めて分ったのは俺が目にしているのは今までに見た事のない光景だった。
一面が闇に覆われていて、誰かの声が聞こえてきた。
『ツカサ・・・この・・・世界を・・・頼みましたよ・・・。』
!!?誰だ??でもどこか懐かしい声の様な・・・。
「!?かぁさん?」
俺は、そう感じた。
『・・・ツカサ、頼みましたよ。』
その声を最後に俺は意識を無くしてしまった。
俺の名前は神堂 司15歳、今年から私立菅原高校に通っている高校1年生だ。
見た目は至って普通で、髪は黒、眼は茶色の普通の何処にでも居そうな高校生なのだが、かれこれ5時間前に俺は変な男にあった。
そいつはいきなり、上から降って来て、顔からおもいっきり地面に突っ込んだ挙句俺に鼻血を出しながら近づいてきた。
「神堂司君だね、君を我が校に引き取りに来たよ、ついて来て。」
「はぁ??おっさん誰??つか勝手に引張るな。っておい人の話を聞けって。」
とか抵抗してみたものの、おっさんは俺を話すどころか強引に引っ張って何処かに連れて行こうとする。
「話はあとだよ、今は時間がない、急がなければならないんだ。」
「・・・わかった、話は行ってから聞いてやろう。」
そう言うや否やおっさんは俺を引っ張って何処かの路地裏に連れてきた。
「少しここで止まって。」
おっさんは、何かの棒を取り出し呪文??みたいなものを唱え出した。
??何語ですか??
でも、何か聞いた事がある様な気がする、なんだか懐かしい言葉。
『ΆΤΕΖΆΦΪΨΘΛΜάήλΫξύίίΟΏΌΪκωΣΓγρβεα・・・』
そんな風に思っていたら、目の前に光で出来た魔方陣??らしき物が現れた。
(はぁ??何かのゲームか??それとも夢か??)
とても正気では居られない事が目の前で起きていた。
俺は錯乱して取り乱した、がおっさんは冷静に俺の延髄に手刀を綺麗に打ち込み俺は気絶させられた。
そして気付けばこの闇の中にいた。
つか、おっさんどこ行ったんや。人の延髄に手刀当てやがって、今度会ったら延髄にハイキック喰らわせたる。
まぁあんなおっさんどうでもいいがここは何処なんだ??
つか俺が今居る場所に地面はあるのか??
なんだか変な浮遊感がするのだが・・・。
それにさっきの声、あの声は一体・・・。
!!?
何だ??光が見えてきた。
もう少しで出れるのか??
そう思っていると俺は光に飲み込まれて行った。
はじめまして、シオンです。
いや、とうとう小説に手を出しちゃいましたよ。
まぁ最初は小手調べで、王道中の王道、とでもいいましょうか、『学園恋愛トリップファンタジー系』ってどうなんですかね??
もう、勢いだけで書きますよ。
たぶん最初は説明ばかりで疲れるとは思いますが・・・。
結構長めの作品にしようと考えてはいるのですが、ハッピーエンドかノーマルエンドか迷っています。
まぁハーレムもありかなとか思ったりもしていますが・・・。
今のところ、予定は未定なので・・・www
乞うご期待と言う事で・・・
縁があったらまた会おう。