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数字だけのサッカー大会'24  作者: 川里隼生
ファーストステージ
5/42

10月12日[グループA第1節]

グループA

(山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場 19:00)

山 梨4ー1佐 賀

 1 前 半 1

 3 後 半 0

山 梨:前12,後34,後45,後45+1

佐 賀:前19


グループA

山 梨/3/+3/4

大 阪/0/0/0

滋 賀/0/0/0

佐 賀0/-3/1




[チーム別注目ポイント]

北海道/16チーム制だった2017年大会以来、北海道はベスト8に進出できていない。今大会は予選を突破しての参加となるが、過去の成績をまぐれだと言わせないために、好記録を残したいところだ。


青森県/今年1月の全国高校サッカー選手権では地元の青森山田高校が2年ぶり4度目の優勝を果たした。若いエネルギーを受け、この大会でも青森旋風を巻き起こす。


岩手県/2022年大会ではサードステージまで勝ち残った実績を持つ。今大会では優勝をチームとしての目標に掲げた。大谷翔平を生んだ岩手県が目指すのは、野球とサッカーの二刀流。


宮城県/通算成績では東北勢トップの6位を誇る宮城県。昨年はプレーオフで敗れ、チーム最高記録更新とはならなかった。杜の都の戦士たちがリベンジに燃える。


秋田県/今大会の秋田県はファーストステージで宮崎、鹿児島、沖縄と同組になり、移動の負担が最も重いチームとされている。逆境を乗り越えて勝利の美酒を味わいたい。


山形県/昨年は地元Jリーグクラブのモンテディオ山形がJ2を5位で終え、J1昇格プレーオフに進出した。この大会でも粘り強く戦い、チームとして初めての勝利を飾れるか。


福島県/年々順位を上げ、昨年はチーム初の5位。サードステージで敗れた相手は優勝した山梨だった。着実に力をつけている福島県はチーム一丸となって初の栄冠を狙う。


茨城県/J1リーグ最多優勝を誇る鹿島アントラーズの地元、茨城県。この大会でも2022年大会6位、通算成績8位と結果を残している。記念すべき通算10勝目まではあと1勝を残すのみ。


栃木県/昨年はサードステージまで勝ち進み、7位という好成績を残した。今年1月に亡くなった栃木県出身の偉大なレフェリーに、今大会の勝利を捧げられるか。


群馬県/山形県と並んで未だ大会での勝利がなく、昨年から参入した海外チームを除けば通算成績が最下位の群馬県。予選を勝ち抜いての参加となる今大会、まずは1勝を目指して準備を進める。


埼玉県/大宮アルディージャのJ3降格に浦和レッズの天皇杯参加資格剥奪と、気が滅入るニュースの続く埼玉県。今大会で清く正しく勝利して、両クラブへエールを届けたい。


千葉県/2021年大会の4位をピークに成績が下降している千葉県。今大会はスタンドとピッチの距離感が近い日立柏サッカー場を本拠地に選び、サポーターと共に2年ぶりの勝利を掴む。


東京都/東京都のうち多摩地区と島嶼部のチーム。過去の最高成績は16チーム制だった2017年大会での予選リーグ敗退。5度目の参加となる今大会では意地を見せたい。


東京都区部/国内1都道府県につき1チームが原則の大会における例外チーム。古くから続く歴史と現代の最新技術が融合した花の都で、どのようなサッカーを見せてくれるか。


神奈川県/三笘薫や久保建英など日本代表選手を多数輩出し、Jリーグ6クラブが所在するが、この大会では良い成績を残せていない。今大会で強い神奈川を印象付けたいところだ。


新潟県/新潟県のスポーツの秋はまだ終わらない。Jリーグの秋春制シーズン移行は、この大会にも少なからず影響が出るだろう。雪国の厳しさを温い地域に見せつける。


富山県/昨年、地元Jリーグクラブのカターレ富山は得失点差により惜しくもJ2昇格を逃した。今年こそはと燃えるサポーターや県民の思いを今大会の成績にも結びつけたい。


石川県/正月に能登半島を地震が襲い、サッカーどころか生活を奪われた人々がいる。県民に力を届けるため、国民に石川の底力を見せるため、新たなスタジアムで勝利を掴む。


福井県/北陸新幹線延伸に沸いた福井県。ファーストステージでは、奇しくもその新幹線で繋がる長野県との試合がアウェイで予定されている。史上初の北陸新幹線ダービーは必見だ。


山梨県/前回大会の優勝チーム。今大会の成績にも山梨県内外から注目が集まっている。大会史上初の連覇を目指し、1年間の努力の成果を存分に発揮したい。


長野県/次の勝利が大会通算10勝目となる長野県。今大会はファーストステージ第1節の福井戦がホーム開催となるため、県民の目の前で節目を迎え、弾みをつける。


岐阜県/昨年はチーム最高の14位と飛躍を見せた岐阜県。今大会のファーストステージはホームで2戦行える。スタンドの声援を追い風に2年連続のファーストステージ突破なるか。


静岡県/過去4大会の通算成績1位のサッカー王国。昨年も惜しいところまで勝ち進んだだけに、静岡県民の期待も大きい。2017年の第1回大会以来となる優勝を目指す。


愛知県/第1回大会以来、徐々に成績が低迷しつつある愛知県。昨年の大会は1分2敗に終わり、最終成績も負け越しに転じた。予選から参加した今大会は巻き返しに期待したい。


三重県/昨年、初めて1勝もできずに敗退した三重県。今大会はこれまでの三重県営鈴鹿スポーツガーデンサッカー・ラグビー場から四日市市中央陸上競技場に戦いの舞台を移す。


滋賀県/最高成績は2022年大会の9位と、ベスト8まであと一歩のところで足踏みしてしまっている滋賀県。せめて昨年のファーストステージ敗退という成績は上回りたい。


京都府/この大会は全国で試合を行うため、勝てば勝つほど各地からの観光客誘致という副次的効果を見込める。果たしてサッカーは財政難に苦しむ京都を救えるだろうか。


大阪府/2025年の万博開催に向けて準備が進む大阪府。日々進歩する技術と仲間との調和を武器に、サッカーを愛する府民の夢を叶えるため、ピッチで11のいのちが輝く。


兵庫県/ヴィッセル神戸のJ1リーグ優勝、阪神タイガースの日本シリーズ優勝と、スポーツに湧いた2023年の兵庫県。今大会で目指すのはチーム初の「アレ」だ。


奈良県/2023年から奈良クラブがJリーグに加盟し、県民のサッカー熱は高まりつつある。今大会ではチーム初のファーストステージ突破を目指していたが、予選ステージ敗退に終わった。


和歌山県/直近2大会はいずれもセカンドステージで敗退し、24位に終わっている。今大会こそはセカンドステージの先にある新たな景色を見るために、和歌山県民は挑戦を続ける。


鳥取県/2022年大会優勝チーム。当時は10試合中7試合で完封勝ちを記録する堅い守備が評判を呼んだ。昨年はセカンドステージで大会を去った鳥取県だが、今大会でV字回復なるか。


島根県/決勝に進出した経験のないチームで唯一通算10勝を記録するなど、実力は充分な島根県。昨年もサードステージに進出しているだけに、今大会の成績にも期待大だ。


岡山県/昨年、嬉しい大会初勝利を記録した。今大会では3戦中2勝でのファーストステージ突破を目指し、更にアップデートされた岡山サッカーを見せる。


広島県/厳しい予選を勝ち抜いた今大会こそは、新スタジアムに相応しい成績を残したい。Bリーグ優勝を果たしたドラゴンフライズに続こうとする選手たちの情熱が広島を燃やす。


山口県/ニューヨーク・タイムズから2024年に行くべき旅行先に選ばれた山口市をはじめ、この地には萩や下関など観光地が多い。この秋はサッカーでも世界を魅了する。


徳島県/四国勢で唯一、予選からの参加となった。四国勢で唯一J1昇格経験のある徳島ヴォルティスの地元であるだけに、これ以上他3県に後れをとるわけにはいかない。


香川県/隣県の愛媛と決勝を戦った2021年以降、通算勝ち点ではちょうど2倍の差をつけられてしまった。高みで待つライバルに再び肩を並べるため、香川県の挑戦が始まる。


愛媛県/全試合ノックアウトトーナメントで行われた2021年大会の優勝チーム。「メイク・エヒメ・グレート・アゲイン」の合言葉のもと、2度目の栄光を目指して戦う。


高知県/昨年は広島とのプラスワンを制し、セカンドステージまで勝ち上がった。特捜戦隊デカレンジャーのロケが行われるなどして話題になった高知県が、今度はサッカーで日本を沸かせる。


福岡県/地元Jリーグクラブのアビスパ福岡は昨年、悲願の初タイトル獲得を成し遂げた。勢いを借りてチーム史上初のベスト4、そしてその先の優勝を目指す。


佐賀県/国民体育大会改め国民スポーツ大会の開催地である佐賀県。ファーストステージでは国スポ主会場のひとつとなったSAGAサンライズパーク陸上競技場での試合が予定されている。


長崎県/今大会と同時期に開業する新スタジアムでの戦い。再開発による変革を迎えながらも異国情緒と平和への願いを残す長崎の街と一丸になって対戦相手をもてなし、勝利を掴む。


熊本県/地元で山梨の優勝を見届けて1年。熊本県民は悔しさを忘れることなくそれぞれのチームで研鑽を重ね、いま再びピッチに立つ。狙うは1年越しの優勝のみ。


大分県/2022年はベスト8まで勝ち残ったかと思えば、2023年は1勝もできずに敗退した大分県。ジェットコースターのように予測不能なチームが今年も始動する。


宮崎県/昨年の大会でチーム史上最高の4位を記録した。未だ九州勢から優勝チームが生まれていないことから、九州初の栄冠をぜひ宮崎へという想いは強い。


鹿児島県/ファーストステージで宮崎、沖縄と同組になった鹿児島県。3戦中2戦が隣県ダービーということになり、盛り上がりが予想されている。あとは結果が伴えば言うことなしだろう。


沖縄県/FC琉球の新エンブレム発表は、現代のサッカークラブとサポーターとの関係性に一石を投じた。雨を経験した沖縄は、より強い絆で繋がって勝利と成長を追い求める。


海外/海外で活躍するサッカー好きの愉快な仲間たち。今大会では町田市立陸上競技場を本拠地とし、「Keep fun!(たのしく) Keep fine!(げんきに)」をスローガンに掲げた。


東アジア/海外チームから東アジアサッカー連盟加盟国・地域に住民登録されている選手たちが分離独立した新チーム。今大会こそ予選ステージで敗退してしまったが、次回大会以降は存在感を示せるか。

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