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このままでは死んでしまう

此処は魔族が暮らす国の城、魔王城そして此処は魔王の部屋、魔王は今日も今日とて執務に公務にと忙しい日々を送っている。そして魔族が支配するその頂点に君臨するは魔王モルダーディレイは黒い髪に黒い鎧に吸い込まれそうな青色の瞳を鋭くして苛ついていた。「まだかまだ勇者は来ないのか」と魔王が自室で苛立ち覚えるに連れ周りの空気が薄くなる。「シアナは居るかシアナ」と魔王モルダーディレイは呼びつける。「此処におりまする」と魔王の自室入る女が一人。

白色の角に今にも溶けてしまいそうな白い肌にそして目は金色、獲物を狙うかのよう目をしている。着ている物は白い着物と呼ばれる衣服。


※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※


「シアナよ勇者はまだか俺は待つのに飽きたぞ!毎日執務に公務もう耐えられん。」「魔王様なりませぬ!魔王様には大事なお仕事がございましょう」

「だがな~シアナ俺もそうは毎日世継ぎを作るのに頑張っていては俺が死んでしまうぞ」「大事です特別に魔界医に作らせた元気になる元です」と取り出した物をニコニコしながら魔王に勧める。と魔王モルダーディレイの顔が引きつりながら。

椅子から立ち上がり引き下がる。

「要らない嫌めろ来るな!シアナ!ここ、八か月俺は毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日百人——相手させられた!!も~う限界だー!」と

魔王モルダーディレイの心の叫び声だった。


※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※


「仕方がありません今日は休ませてあげます。魔王様が死んでは困りますから」と仕

方が無いと言う顔で魔王の自室を去るシアナ。バッタン!とドアが閉まる。

は~と魔王の大きなため息が漏れる。このままでは搾り取られて殺されると思う魔王だった。「俺の妾達は俺を種馬としか見てないのか?」と魔王は腕を組み首を傾げるながら独り言を言う。奴に相談するかと魔王は自室を出る。そして今は地下えと向かっている。途中でクイーンサキュバスの一人に遭遇してしまった。

「どうしたのかな?ま、お、う、さ、ま」とクイーンサキュバスは聞いてきた

「今は急いでいる後にしろ」と魔王モルダーディレイ眠っていろスリープと唱えるとクイーンサキュバスは眠ってしまったのだった。



※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※


コンコンコンコンと地下に響くノック音、「居るかネクサス」と呼びかける

「いないのか?……」仕方ないと後ろを振り向くとそこにはネクサスがいた。

ギャ—————————————————―————と魔王モルダーディレイ

今度はきゃ—————————————————―————とネクサス

「な~んだ魔王様じゃないですか」と先に正気戻ったのはネクサスだった。

             じつは

「ふんふん成程」と頷きながら聞くネクサス「それで何処かに逃げたいと魔王様はおっしやる、このままでは殺されるとおっしやる」「そうだ、だからこうして頭を悩ませている。逃げたところで四天王や部下に見つかるのが落ちだ知恵を貸してくれ。ネクサス魔界随一の女魔導士よ。」「仕方ないですね」と眉を下げながら言う


※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※ ※※※



「じつは空間魔法と言うものがあるんですが私一人では魔力が足りないのですそこで二人分の魔力を魔王様は出してもらいます私は空間魔法で忙しいので」

手を前に出しスットプのポーズをする魔王モルダーディレイ。「まてお前も行くのか」「はい」「何故だネクサス?」と首を傾げる魔王「何故そんな事決まっているじゃないですか魔王様」とさも当然の事の事に言う異世界に行きたいからですよ。

その後魔王とネクサスは魔王城から消えた。








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