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ユキside
「何!?あの人すごい強い。」自分が戻ってくる頃には、一人腕を押さえて脱落していたのだ。
そして、マスクの人は鉄パイプを持っている男の懐まで入って、右ブローをぶちかました瞬間。
ユキは驚く光景を目にする。
鉄パイプの男が一気に吹き飛び…男3にあたりそのままコンクリートの壁にぶつかり伸びてしまったのだ。
それを見届けたマスクの人は、右肩を押さえ倒れ込む。
トウヤside
“ぐほぉー、やはり痛いこれは大いに改良が必要。”あまりの痛みに地面を転げ回る。
まぁ俺のあーパンチが凄いということさ
アハハハ、いでで(+_+)俺をよそに…‥‥‥‥
『トウヤが身に着けたグローブは、彼の(くだらない)発明品の一つ
超高&低反発グローブ略して《ツンデレちゃん一号》
普段は超低反発〈デレデレモード〉で殴っても全く痛くない。低反発マクラよりも、柔らかく、
だが、スイッチを押すと超高反発〈ツンツンモード〉にすると、 「べ、別にアンタのためじゃないんだからね、か、勘違いしないでよね。」
そんな感じで本当の気持ちを 伝えられないツンデレ少女と意外にハーレム状態の少年のようにお互い傷ついてしまう……話しがそれた。 物に触れた瞬間弾き返す。そして、自分も弾き返される。
つまりその状態で殴れば、自分の拳の数倍以上の力で相手を殴ることと同じになる。
反面 拳の数倍以上の力が肩にかかり、とにかく痛い。
脱臼しなかったのが不幸中の幸い。
次は、ヒロインと…