果ての地球
宇宙の果てには何があるのでしょう。
プラネタリウムのその先へ行く力を人は手にした。
ブラックホールを通り抜け、ホワイトホールを出た先に、カオスな別宇宙たち。
少年は一人宇宙を旅していました。何万光年と旅を続けますが少年は独りを寂しいと感じません。
少年は廃墟の工場で劣化した人工子宮が破れて少年の姿で生まれました。
工場から生まれる肉をいつも採りに来ていた老人に見つけて貰わなければ死んでいました。
老人は少年が幼い頃から人間の話をしました。いっぱいいたけどいっぱい居なくなった。ずっと人間はいないと死ぬまで話していた。
誰もいない世界を旅して老人の言った通りだとガッカリした。ならばと宇宙船に乗り探すことにしたのですが、別宇宙の地球に行っても誰もいない。
食糧も燃料も尽き、環境よい地球で余生を過ごしていた時
廃墟の肉工場で人工子宮の側に立つ少年を見つけた。老人は思った。
もう上手に生きられます。
なんかループ物になった。