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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
2章 ブタの町 レオパル編
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協力

「なあ、手伝ってくれるのは嬉しいんだが、なんで俺らの言葉がわかるんだ?」

俺はレイに問いかけた。

「さあね。君たちが元々人間だったからじゃない?君たちの声は、耳で聞こえるってよりも脳内に直接聞こえる感じだけど。」

「耳に直接か...。テレパシーってやつかな?」

「うん。ちょっと信じがたいけどそうかもね」


耳に直接...。どういう気分なのだろう。

頭がグラグラするのだろうか。

俺がそんなことを考えていると、カジナが話しかけてきた。


「おいベスト。テレパシーが不思議なのはわかるが、今大事なのはそっちじゃない」

「うん。そうだな。計画を練ろう」


「ねえ、君たち。この町の西のはじっこにブタの研究施設があるんだけど、そこにいかない?」


レイが提案してきた。


「ブタの研究施設?そんなのがあるのか?」

「うん、この町は豚好きが多いからね。主に豚の病気などを治したりする施設だけど、稀に新種らしき個体が見つけられるとそこに行く」

「でもそこに行ってなにがわかるのよ」

ココミが会話に入ってきた。


「なにがわかるかわからない。でも手がかりは得られるかも知れないよ。」

「このままずっとここにいるわけにもいかない。とりあえず行こう」

「そうだなカジナ。そこに行こう」


そうして俺ら三匹+一人は、研究施設に行った。


レイの自転車のカゴに乗っていると、〈クライアントβ〉と看板に書かれた施設が見えてきた。


「あそこか...。」

「うん、見えてきたね。あれが豚の研究施設だ」


「よし、入ろう」

レイはそういい、施設内に入っていく。

三匹も後を追い、付いていった。


三匹は施設内に入り、周りを見渡していると、目の前に人間にしては背が低い老人が立っていることに気がついた。


「なるほど...。ラージホワイト二匹にデュロック一匹か。しかしかのデュロック、目に怪我しているのぉ......。」

その老人はそう言い、レイに話し掛けた。

「レイ。今日はなんの用だ?」

「あの、前カツラ博士に教えてもらった都市伝説、詳しく教えてくれませんか?」

その老人はカツラというらしい。

「なんだ、そんなことのために来たんかい。まあいい、話したげる♥️」

(このジジイキャラ掴みにくいな...)






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