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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
5章 アルマテイア学園編
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姫君臨!?(2)

アリア「まあ。よろしくですわ」


彼女はそう言い、席に着いた。


ベスト(よろしくですわ...?)

言葉に少しの違和感はあったが、あまり気にしなかった。


ホームルームが終わると、ジュリムが話しかけてきた。


ジュリム「ね、ねえベスト。 少し話があるんだけど...」


ベスト「? なんだ?」


ジュリム「あの女、不思議な気を纏ってるわ...」


ベスト「不思議な気? どういうことだ?」


ジュリム「神通力は持っていないっぽいけど、なんか変な感じがするの...」


ベスト「でも神人ではないんだろ? じゃあなんなんだ?」


ジュリム「分からない。 ただ、只者ではないわ...」


ベスト「そ、そうか...」


ベストとジュリムが話していると、エイトが来た


エイト「なあベスト! さっききたお嬢様についてどう思う?」


ベスト「どう思うって...。まあ、金持ちなんだなーって」


エイト「でもさ、あいさつがちょっと変じゃなかった? よろしくですわって言うのか?」


ベスト「あー、それか。それはちょっと思ったけど、言うんじゃないか? そんな気にすることじゃないだろ」


エイト「そうだけどさー、なんか、気になるんだよなー」


ジュリムが小声で話しかけてくる。


ジュリム「ほら! エイトも言ってるわ!」


ベスト「いやエイトはただの勘だろ」


ジュリム「でもエイトの勘は妙に当たるのよ...。神の敵とかだったらどうしましょう...」


ベスト「うーん、考えにくいな。様子見ってところにしとけ」


アリア「なんの話をしているのかしら?」


いつの間にか後ろにアリアが立っていた。


ベスト「うおっ、い、いやっなんでも!」


アリア「私の話をしていたのは分かっているのよ!あんたたち、ちょっと来なさい」


エイト「へ、へえ!」


アリア「あんたは良いわよ! 帰れ!」


エイト(ええーー!)


そしてアリア、ベスト、ジュリムの3人は廊下に出た。


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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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