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悪者(?)
ギーシャ本拠地にて
ウルボロス「なんだ、今日ヴァルキリー達日報書いてねぇじゃねえか...。怒られんのは俺なのによ...」
したっぱD「わ、私がお伝えしておきましょうか?」
ウルボロス「おぉ、しくよろ。」
したっぱD「....おかしいですね。固定電話が繋がりません」
ウルボロス「...なんだと?」
したっぱD「固定電話にかけるときは緊急なのに...何かあったんでしょうか?」
その時、ドアが勢いよく開いた。
したっぱE「ウルボロス様!! あ、あの、エス様が!!」
ウルボロス「なんだ、なんだ?」
したっぱの後ろから大柄の男が顔を出す
したっぱS「ウルボロス様、やられました」
したっぱSは血だらけで右腕の肘から先が見えない。
ウルボロス「な、どうした!? 世界政府からの襲撃か?」
したっぱS「いえ...おそらく違うでしょう。やつらはただの一般人...でした。...ただ、《ヤツ》を覗いて」
ウルボロス「...ヤツ?」
したっぱS「黒虎が、裏切りました...!」




