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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
5章 アルマテイア学園編
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案内中(2) 生徒指導室にて

エイト「グッド先生の部屋とかだるみしかない」


ジュリム「いいから、早く行きましょう」


ジュリムはエイトを引っ張りながら歩いている。

そうしているうちに、そのグッドとかいう先生の部屋に着いた。


ジュリム「ここが生徒指導室。生徒指導と言ってもグッド先生あんまり怖くないから、ただの相談とかで来る人もいるんだよ」


ベスト「そ、そうなのか...。は、入っても良いのか?」


ジュリム「もちろん! さあ入って!」


部屋に入ると、髪型はゆるふわパーマで、かわいげなスリッパをはいた若い男性が出てきた。


グッド「やあ、今は自習の時間のはずなんだけど、なにかあったの?」


ジュリム「いえ、この三人編入生で、グッド先生にいろんなこと教えてもらえないかなーって思って」


グッド「そうかい。じゃあちょっと来て」


ベスト「し、失礼します」


グッド「君たちはこの学校のことどのくらい知っているんだい?」


ベスト「ぼ、僕は編入手続きの時ある程度教えてもらったんですが、この二人はほとんど...」


グッド「そうか、じゃあ基本から教えた方がいいの?」


ケイン「お、お願いします」


グッド「わかった。じゃあ話すよ。まず進級のシステムについてだ。この学校は入学してから2年間、魔法などの勉強をするんだよ。でも君たちは途中から来たからあと6ヶ月ほどしかないんだけど...」


ベスト「は、6ヶ月! てっきり一年はいると思ってた...」


メイン「たった半年しかいられないのね...」


グッド「そして、生徒一人一人に階級が与えられる。入学したばっかりの時は【アーク】、そしてそれから【ヴァーチュ】【ドミニオ】【スローン】【セラフィム】と上がっていくよ」


ケイン「なんか難しいな...」


グッド「まあそのうち覚えるよ、ちなみに人数はアークが30人、ヴァーチュが95人、スローンが65人、セラフィムは10人くらいかな?」


ジュリム「ちなみに私はスローン。エイトはアークね」


ベスト「最底辺じゃねえか」


グッド「ま、まあ落ち着いて。そしてもうひとつ、《クラブ》についてだ。」


メイン「クラブ?」


グッド「ああ。この学園には複数のクラブが存在する。クラブは放課後、数時間活動するんだ」


ベスト「いくつぐらいあるんですか?」


グッド「うーん、あ!そうだ! 今度の文化祭見てみなよ。色んなクラブが勧誘しているから!」



ベスト「ぶ、文化祭!」



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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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