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新学期
ベスト、メイン、ケインは教員「セトム先生」の横に立っていた。
セトム「はーい、みんなー、今日は転校生が三人もいるぞ~」
教室内がざわつく
生徒「せんせー、そこに三人いるのでわかりますー」
生徒が先生をちゃかす。
セトム「左から、ベストくん、メインちゃん、ケインくんだ」
先生はそういうと、二人の男子生徒を指差した。
セトム「じゃあ、エイトとジュリム、案内を頼むぞー」
エイト「えー、なんで俺がー」
ジュリム「楽しそうじゃない、やりましょう」
ベスト「なあケイン、明らかに年齢が違う人たちがたくさんいるんだが...」
ケイン「知らないの? ここは年齢は気にせず、魔法とかを学ぶ学園なんだよ?」
ベスト「そ、そうなのか...。というかお前、急にため口だな...」
ケイン「だって敬語の方が変でしょ」
ベスト「い、いやまあ、別にいいんだけどさ...」
ケイン「なら言わないでよ。ほらメイン、早速案内してもらおう」
メイン「そうね、よろしくお願いします!」
セトム「うん、じゃあ二時間目くらいまで案内してきてくれ」
エイト「あーあ、せっかくの自習がー」




