次なる舞台
ハーグラの宿にて
ベスト「なあ、お前ら、王様をどうする?」
黒虎「ここの王って、確かギーシャと繋がってんだっけ?」
ココミ「ええ...でも王様を倒しちゃったりしたらハーグラが大変だよね...」
カジナ「確かにな...泳がしておくか?」
ゼロ「僕はカジナの意見に賛成だよ。王は簡単に殺せないからね」
メイン「え! 王様って悪者だったの?」
ベスト「そうか、メインは王様を信じてたんだもんな...。町民の人達には悪いが、黙っておいてくれ...」
メイン「で、でも...近所の人に言うくらいなら...」
ケイン「メイン、よせ」
メイン「....」
ベスト「まあ、王様のことは泳がせておくことにしようか。それでこれからなんだが....」
サンク「ベスト、俺はポセイドンを復活させたい」
カジナ「確かにな。ハーグラに行ったら手がかりがあるとか言っていたがなんもないしな」
ゼロ「それ、アルマテイアのことじゃないか?」
サンク「アルマテイア?」
ゼロ「ああ。アルマテイアっていう神様に僕たちは会ってきたんだ。その神はアルマテイア学園に行けって言ってたんだけど、それも手がかりなんじゃないか...?」
サンク「確かにな...でも学校に通うってことか?」
ゼロ「そうなるね...」
黒虎「いや、サンクは学校には通えないだろう」
したっぱA「どうしてですか?」
黒虎「俺たちはギーシャのメンバーだったんだぞ、顔が知られてる可能性もなくはないだろ」
ベスト「俺が行くってのはどうだ?」
カジナ「ベストが? 一人で行くのか?」
ベスト「いや...行けそうなのは...メインとケイン、お前らはどうだ?」
ケイン「僕たち? い、行って良いのか?」
メイン「行きたい! 学校に通えてなかったの私たち!」
ベスト「そういってくれてありがたい。だが金が問題だ...」
黒虎「いや、それは問題ない」
黒虎はそういいたくさんの金を机の上に出した。
カジナ「うおっ、どこから出したんだ? マジックか?」
ココミ「わー、すごい! そんなお金どこから?」
黒虎「ふっ、元幹部だぞ? なめんな」
サンク「まあ施設から盗んできただけなんだけどな...」
黒虎「言うな、サンク。それで学校はどこにあるんだ?」
ゼロ「ハーグラの隣町「ベラルーズ」にある。ここから歩いて20分くらいだな」
ベスト「結構近いな。おれらは一年間、学校に通うからその間どうするんだ?」
ココミ「い、一年間も通うの!? そんな通う必要ないんじゃない?」
ベスト「いや、ゼロから聞いたんだが、どうやら成績優秀者には特別授業ってのが進級時にあるらしい。それはとんでもない情報なんだそうだ...」
ゼロ「まあ僕は受けれなかったんだけどね...」
黒虎「ま、まあ、お前らは学校に通うとして、おれらはどうするんだ?」
ベスト「黒虎としたっぱ達はチャンヌに戻ってくれないか?」
黒虎「ん、なんでだ?」
ベスト「いや、町長のベルさんに聞きたいことがあるんだが...まあ、後で詳しく伝えるよ。チャンヌに行ってくれるか?」
黒虎「まあ、いいだろう」
ベスト「ありがとう。そんで、サンク、カジナ、ココミ、ゼロはベラルーズに一緒に来てくれ」
サンク「了解だ。なにか手がかりがあるかもしれないからな」




