潜入作戦
ふぅーっ、と息を吐き出す。
12:09
潜入作戦開始
施設の中はわりと広い。
真ん中に指令をしている二人が幹部の「ヴァルキリー」と「したっぱS」だ
【ヴァルキリー】
赤色の髪を持つ、少し天然パーマの女。
右手には太刀を持っている。重そうだ。
太刀を振り回して戦うが、動きは遅い。
【したっぱS】
したっぱを言い渡されたショックで覚醒し、そのまま幹部へ上り詰めた男。
これからの未来を担うしたっぱ達に希望を持たせるため、名前は変えていない。
大柄だが、サポートを主にする。
ベストらは物陰に隠れ、黒虎の指示を待つ。
二人の幹部のもとに、黒虎が近寄っている。
黒虎「よう、今日から世話になるな」
したっぱS「ああ...黒虎...?だっけ?」
黒虎「名前ぐらい覚えとけよ、黒虎だよ!」
ヴァルキリー「でも三人も司令はいらないし...。あんた、なにしにきたのよ」
黒虎「こいつの保護、および監視だ」
黒虎の後ろからサンクがにょっと出てくる。
したっぱS「後ろにいたのか...。なんでそいつを保護するんだ?」
黒虎「こいつは神人だ」
したっぱS「神人? 嘘抜かせ、そんなわけねーだろ」
黒虎「まあ信じなくても別にいいけどな」
ヴァルキリー「まぁとりあえずウルボロス様に言われた通り、打ち合わせするか」
黒虎「まあなんの打ち合わせするんだって話なんだけどな」
したっぱS「まあいい、ちょっとこい」




