表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
3章 トリの住む町 チャンヌ編
51/288

貧弱

同時刻ーギーシャ本部


ギーシャ幹部『ジモン』


したっぱC「ジモン様...。どうか目を覚ましてください!」


ギーシャ戦闘隊長『ミルガルド』


ミルガルド「安心しろ、ジモン様ならもうじき目を覚ます」


したっぱC「ミルガルド様、ですがジモン様の胸の時計が12:00を迎えようとしています。それはどういうことなんでしょうか」


ミルガルド「さあ。誰もわからない。ジモン様でも分からないだろう」


ジモン「ミルガルド、お前...」


ミルガルド「! ジモン様! お体の方はどうでしょうか!」


ジモン「恐らく、もうダメだ。お前にギーシャ幹部の位を譲ろう」


ミルガルド「...! とても光栄です! ですが、ジモン様はまだ死んでいい方ではございません!」


ミルガルド、ジモンの近くに一人の男が現れた。


ギーシャ大幹部『アイオロス』


ミルガルド「!! ア、アイオロス様!」


アイオロス「正直、時計が12時を指したらどうなるか、気になってたんだけどねー、まさか、寿命とか言うつまんない時計だったとはね~」


ミルガルド「アイオロス様! まだ寿命と決まったわけではありません!」


アイオロス「うるさいよ。実際大怪我してから針が急に進んだろ。てゆーか、義理の息子に負けるほど貧弱なやつだったとはね。完全に僕のミスだよ」


ジモン「アイオロス様...」


アイオロス「ミルガルド、お前はジモンに幹部を命じられたっぽいね」


ミルガルド「は、はい...。」


アイオロス「お前、ジモンより強いの?」


ミルガルド「い、いえ! ジモン様のほうがよっぽど強いです!」


アイオロス「へえ...。じゃあ要らないね」


ミルガルド「え...?」


アイオロスはそう言い、ミルガルドを消滅させた。

そのまま彼はジモンの方を向いた。


アイオロス「次はお前だよ。ジモン。残念だよ、期待してたのに...」


バシュッと音をたて、ジモンは消滅した。


アイオロス「はぁーあ。幹部と幹部候補が死んじゃった。残念だなぁ」


アイオロスはそういい、姿を消した。




したっぱC(俺はどうすれば...!)



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ